2017年11月

「本山柴講」で上山

さる11月25日(土)第11組山間部の対象寺院のうち6ヶ寺の寺族とご門徒24人が「本山柴講」で御正忌報恩講に参拝しました。その様子を紹介します。【本山柴講について】

赤本くん・蓮ちゃん・鸞音くんとともに記念撮影(御影堂前にて)

早朝より貸切バスにて出発し、午前9時30分に本廟に到着しました。

白洲には大阪教区の参拝受付ブースが設置され、大阪教務所・森次長をはじめ所員・難波別院職員の方々が対応くださり、トートバックなどの記念品を頂きました。

大阪教区の受付専用テントが設置されていました(白洲)

10時から御影堂においての「中日中」のお勤めに参拝し、正午から表小書院での「採納式」に揃って出席しました。

「採納式」では、八島昭雄財務長(参務)から柴講参拝に対して謝意の言葉をいただき、代表して当番寺・圓福寺、藤川泰彦住職に記念品の紋菓が手渡されました。

八島参務から紋菓を授与されました(表小書院にて)

引き続き、大寝殿に場を移し、全国から参拝されたご門徒とともにお斎をいただきました。

保信会の方々が中心となってお斎を配膳くださいました(大寝殿にて)

その後、渉成園(枳殻庭)を散策するなど、それぞれ自由行動し午後3時帰路に向かいました。

70代後半のご門徒が、「柴講としての参拝は、今回が最期かもしれない(各寺院2名ほどが順番に参拝なので)と思って参加しました。父母も本廟に収骨されていることを思いつつ、ゆっくりとお参りしました。」と語られたことが印象に残りました。

 

 

 

 

 

 

稱念寺がライブイベント「寺フェス」を開催しました

2017年11月3日(文化の日)午前11時から午後4時まで、大阪市天王寺区の稱念寺(岸野龍之住職)が、ライブイベント「寺フェス」を開催しました。

ライブ

ライブ

岸野住職の挨拶

案内チラシ1

案内チラシ2

山門

展示コーナー

 

 

 

 

 

 

本堂内で、若いミュージシャンやパフォーマー5組(6名)のライブが繰り広げられたほか、

珈琲研究会が提供するコーヒー、ライブスペース尼崎toraによる飲食物の販売、

第2組即応寺「アトリエテンプル」によるチョークアート体験、

染め物体験、ゆるイラスト・似顔絵コーナー、雑貨小物の物販コーナー

などが設けられ、門徒さんや出演者のファンなど、約60名が稱念寺を訪れてイベントを楽しみました。

 

【岸野住職のコメント】

「お寺を気楽に訪れることのできる場所にしたい」、その気持ちから、尼崎のライブハウスの若い力を借りて、お寺でライブを開催することを企画しました。

若い演者さん、作家さん、ボランティアの皆さんが協力してくださったお陰で、当日は沢山のお客さんが訪れ、楽しんでくれました。普段はお寺と縁がない人々も遊びに来てくれて、私の《阿弥陀さんは常に僕らの傍にいてくれる》という話を喜んで聞いてくれたのが、一番の収穫です。

反省点は沢山ありますが、皆さんの暖かい賛同により、イベントは大成功に終わったと感じています。

住職を継職したこの一年、色々な人に支えられました。これからお寺を引き継いで行かねばならないと思っている人たちにも、勇気をお返し出来る、そんなイベントになったのなら幸いです。

 

 

「手作り念珠講座」

11月20日(月)、21組では「手作り念珠講座」を行ないました。場所は堺支院。

21組では、寺族と門徒が一緒に何かを作る・作業することにより、共に学び共感できる場を作ることを目的とした「手作り学習会」という新しい会が出来ました。

今回、第一回目はお念珠を作りました。

ヤクの骨の髑髏(どくろ)ビーズを使ってお念珠を作っていきます。玉にヒモがなかなか通らなかったり、ヒモが上手に組み上げられなかったり、皆さん苦労されていましたが、仕上げのヒモをそろえて切る所までいきお念珠を完成されました。

最後に出来上がったお念珠を手に、恩徳讃を唱和しました。参加者・スタッフが一緒にお念珠を作る事によって、一体感が生まれたように感じます。

2時間休憩なしで細かい作業をされたので、参加者の皆さんは本当にお疲れになられたと思います。ありがとうございました。

次回は正信偈の書写を予定しています。

推進員養成講座の開催スケジュール等を検討 第2回教化委員会

推進員養成講座開催に向けて話し合う第2回教化委員会が、11月7日に大宮法泉寺で開かれました。今回は門徒会と組推協の役員の出席も得て、前回からさらに進めて、具体的な講座の日程を中心に議論が行われました。

前回の懸案となっていた、門徒会・組推協の合同聞法会と養成講座を関連づけるか否かについては、合同聞法会は従来通り行い、それとは別に推進員養成講座を所定の回数をもって開催する方向でまとまりました。さらに、講座の開催日時、会場のほか、門徒への告知の時期や本山での後期教習の開催日程について、様々に意見を交わしました。

次回は選定した講師にも加わっていただき、講座のテーマや内容について話を詰めていく予定です。

 

 

各寺院の報恩講に組門徒会員が参拝

第6組では門徒会員に、全寺院の報恩講の日程をお知らせし、参拝を奨励しています。

11月4日の願光寺報恩講には、組門徒会長と副会長の参拝がありました。門徒の皆様には、お手次の寺院以外のお寺にも積極的にお参りいただき、是非ご聴聞の縁を広くもたれることを願っています。

推進員養成講座に向けての議論が始動 第1回教化委員会開催

9月15日、大宮法泉寺において教化委員会が開催されました。近く予定している推進員養成講座について、初めて討議を行いました。

当日は王来王家駐在教導にも同席してもらい、推進員養成講座の手順についての説明や、他の組での実施状況について、随時助言をいただきました。また、教区教化委員会から、藤井真隆組教化推進部委員にもご出席いただきました。

第6組では過去に2回、推進員養成講座を開催していますが、それからずいぶんと時を経て、組の事情や門徒と寺院との関係も変わって来ています。組の現状に即した講座のあり方を巡って、積極的に意見が交わされました。

今回特に問題となったのは、講座の日程を考える際に、既に定着している門徒会・組推協合同聞法会との関係をどうするかという点でした。過密日程の回避と、スタッフや参加者の負担の軽減を考慮して、既存の聞法会を養成講座として活かす案等が協議されました。講座の具体的な内容については、次回の教化委員会で引き続き話し合うことになりました。

所長巡回が行われました。

9月13日にリバーサイドホテルにおいて、午後6時からの組会に続き、所長巡回が行われました。

宗派経常費の連続完納寺院への表彰の後、宮浦教務所長から本年度の主な宗務の課題と業務報告、里雄主計から財務報告が行われました。その他教区教化テーマの紹介と新教化体制についての説明、難波別院からは御堂会館建て替え工事の進捗状況についての報告等がありました。最後に質疑応答が行われ、現実化する寺院護持の危機や教区テーマについての意見等が出されました。

その後の懇親会では、和やかな雰囲気の中で、各寺院と教務所員との間で親しく交流を深めることができました。

門徒会勉強会で初めての座談会

9月13日午後2時より第6組門徒会の勉強会が、天満別院を会場として行われました。組内門徒会員を対象に年に1回行われているもので、今回は約30名が参加しました。

当日は正信偈同朋奉讃のお勤めの後、天満別院の長谷山法雄輪番から正信偈についてのお話がありました。その後、今回は初めての試みとして、座談会がもたれました。お互いに意見を述べ合う座談会は、不慣れなこともあって、参加者には戸惑いも見られましたが、これから回数を重ねて経験を積めば、次第に盛り上がるのではないかと期待しています。

 

摂護会研修旅行で、瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪ねる。

因島水軍城

8月30、31日の1泊2日の日程で、恒例の摂護会(6組住職の会)研修旅行が行われました。摂護会の研修旅行は、毎年8月の30、31日の両日を基本として行われているもので、今回は瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪れました。12名の参加(内2名は現地で合流)がありました。

今回の研修旅行は、朝バスで大阪を発ってしまなみ街道を辿る形で、最初に因島に向かいました。まず訪れたのは、瀬戸内海の交易を広く担い、石山合戦にも関わった村上海賊の因島水軍城でした。汗を掻きながら登った小高い丘の上に、城を再現した資料館があり、村上海賊にまつわる歴史資料を見学しました。

光明坊

次に生口島に渡って光明坊を訪れました。四国に流罪になった法然上人が立ち寄られたと伝えられ、承元の法難の松虫・鈴虫が晩年を送ったとされる寺院で、本堂で住職のお話を聞いた後、宝物の阿弥陀如来坐像等を拝観しました。

その日は湯坂温泉のホテル賀茂川荘に宿泊し,旅の疲れを癒やしながら、参加者の間で親睦を図りました。

翌31日は、石山合戦の際に安芸門徒ゆかりの本願寺派寺院・長善寺を訪れました。本堂で前住職から、寺史や当地の安芸門徒の信仰についてお話を伺いました。「10年も続いた石山合戦は、合戦ではなく、『石山戦争』と呼ぶべきである」という言葉が印象に残りました。

続いて庫裏に案内してもらい、数々の寺宝を見せていただきました。「進まば往生極楽 退かば無間地獄」と記された軍旗からは、石山合戦に参戦した当時の安芸門徒の仏法領の庇護に止まらない、一方ならぬ信心への覚悟が窺えました。

その後、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原の風情溢れる町並みを散策し、名物のお好み焼きを食してから、無事帰路に着きました。

長善寺

「進まば往生極楽 退かば無間地獄」の軍旗

 

門徒会・組推協の総会・合同聞法会を開催

去る6月17日、第6組門徒会並びに同朋の会推進員連絡協議会(組推協)の総会及び合同聞法会が、難波別院同朋会館で行われました。当日は約百名の参加がありました。

午後2時よりまず門徒会の総会、引き続いて組推協の総会が行われ、各々平成28年度の事業活動報告、会計及び監査報告の後、平成29年度の事業活動計画案、予算案がすべて承認されました。また組推協総会の最後には、大阪教区推進員連絡協議会設立についての説明が、王来王家駐在教導からありました。

休憩の後、3時からの合同聞法会では、山田重信組推協会長の調声の下、正信偈同朋奉讃式で勤行を行いました。そして鷦鷯律組長の挨拶の後、第17組法觀寺住職の廣瀬俊師より「浄土という故郷」という講題で法話を賜りました。私たちにとってなくてはならないものが浄土であると、具体的な資料を用いながら軽妙な語り口でお話しいただきました。

この合同聞法会は、かつての推進員養成講座終了後に、引き続き組としての聞法の機会を設けることを目的として始められたもので、今では年2回開催されています。推進員以外の方も会員として迎えており、組内の有意義な聴聞と交流の場となっています。

報恩講の所作法について勉強しました

11月16日に『報恩講の所作法』についての学習会を7組南桂寺にて、開催しました。

真宗では《報恩講に始まり報恩講に終わる》と言われるほど大事なお勤めであり、儀式作法も平生とは一味違うものになりますので、これから自坊で報恩講が勤まる方や、既に自坊で報恩講を勤めた方も、来年への予習と復習を兼ねて、勉強させていただきました。

講師には、元大谷青年会長で現在は準堂衆である9組淨圓寺の難波信証氏をお招きし、報恩講の荘厳や出退作法などを教えていただきました。

via PressSync

第2組報恩講 執行

2017年11月14日(火)午後5時30分から、阿倍野区の即應寺(藤井善隆住職)で、第2組合同の報恩講が、組内の住職や寺族と門徒、推進員が42名参加して、厳修されました。
正信偈真四句目下、念仏讃淘五、和讃「五十六億七千萬」次第六首、回向「願以此功徳」を全員で勤めました。

 

続いて、19組 了信寺前住職の高間重光先生に「親鸞聖人といなかの人びと」という講題で法話を頂きました。報恩講の由来、「唯信鈔文意」を紹介されながら、いなかの人々とのかかわりが以後の親鸞聖人にどう影響を与えたのかなどについてお話いただきました。

 

 

最後におときをいただきながら、同朋総会が開催され、法話の感想や第2組に対する要望、教区の出版物への要望など活発な意見交換がなされました。

(記録・本持喜康 編集・清水拓)(写真・本持喜康)

 

 

 

サマーキャンプ2017inきほく

日が経つのは早く、肌寒い季節になりました。
2017年8月20日から2泊3日で和歌山県にある紀北青少年の家に行ってまいりました。

1日目
まずは、野外炊飯


夜は、ナイトハイキング


2日目
フィールドアドベンチャー


プール


工作、Tシャツを作りました。

キャンプファイヤー


3日目
スポッチ


和歌山の自然多い環境で、それぞれに思い出ができたと思われます。近頃の子ども達は、携帯電話やゲーム機、テレビなどのおもちゃから離れることのない生活を送っておることと思います。たった2泊3日ですが、それらのものから解放されて、子ども本来の感覚を養えるキャンプを児童連盟では続けていきたいと思っております。何卒ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
児童連盟では、春と夏2度のキャンプでかわいい子どもたちと一緒になって遊んだり、お世話をしていただける元気があって優しいお兄さんやお姉さんを募集しています。でも、「ちょっと子どもは苦手」だとかと思っている人でも、小さな子どもたちが「○○リーダー」と言って甘えてくると、少々辛い面倒な仕事でも、かえってそれが幸せな充実した時間となるに違いありません。さあ、いちどやってみようかと思われる方は、お友達なんか誘ってどんどん申し込んでください。

via PressSync

第4期 推進員養成講座 参加者懇親会を開催

2017年11月18日午後6時より、阿倍野区のがんこルシアス店において、第4期推進員養成講座(真宗入門講座「共に真宗に聞く会」)参加者懇親会を開催しました。

講座修了者6名と第二組のスタッフ(住職・坊守・寺族・門徒)の他、講師の三好氏、教区スタッフ2名、そして駐在教導にも参加いただき、総勢24名での懇親会となりました。

第二組 海老海組長 開会の挨拶

藤原実行委員長 挨拶

講師の三好氏 乾杯の発声

あゆみの会 浪花会長 閉会の挨拶

本日は修了者10名のうち4名がご欠席でしたが、10名のうち7名が組推協「あゆみの会」に入会していただけることになりました。

今回の講座を機縁にして、それぞれに聞法の歩みをこれからも続けていければと思います。

第13回「大阪教区での春休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集のお知らせ

福島の子どもたち・保護者の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、真宗大谷派大阪教区では「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで12回にわたり春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

来春にも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

なお、受け入れの環境は、ホストファミリーによってさまざまです。宿泊場所は必ず提供いたしますが、食事については、ホストファミリーのご事情で、毎食提供できない場合もございます。食事も併せて、生活面や日程中の過ごし方の詳細については、事前にホストファミリーから連絡していただきますので、その際にホストファミリーと綿密なご相談をお願いいたします。なお、滞在期間中の観光等にかかる費用は、必ず参加者ご自身でご負担ください

また、申込多数の場合は書類選考とさせていただきます。このため、ホームステイ参加者の決定は申込締切後の2018年1月下旬となります。ご注意くださいますようお願いいたします。

  1. 期 間  2018年3月26日(月)~30日(金)4泊5日
  2. 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員10家族
    ※対象は中学校3年生以下(2018年3月末時点)
    ※高校生は引率の保護者とみなします。事情がある場合を除き、引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  3. 参加費  無 料(大阪までの往復交通費を支給いたします)
  4. 申込締切 2018年1月19日(金)
    申込多数の場合は書類選考を行い、1月末までに書面にてお知らせいたします。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

2018春 参加者募集要項