大阪府北部地震について

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大阪府北部地震について

大阪教務所長 宮 浦 一 郎

このたび、大阪府北部地震の被害に遭われた各御寺院・御門徒におかれましては、心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い復興及び復旧が行われるよう念じ申し上げます。

さる2018年6月18日午前7時58分に発生した、大阪府北部を中心とする地震では、主に第7組から第15組にかけて被害が出ており、特に第10組・第11組(茨木市・高槻市)に大きな被害が発生しています。現在も、継続した教務所員による被害確認の視察と併せて各組長を中心に随時教務所に被害報告をいただいております。

大阪教務所では、今回の被害の対応について、地震発生当日は、電話が通じにくい中、各公共交通機関も機能しておらず、大阪教務所でも被災状況が把握しにくい状況であったため、まずもって、特に震源地に近く被害が集中していることが予想された10組・11組(茨木市及び高槻市)に教務所員を派遣し、被害確認を行った。その際、難波別院救援物資倉庫に保管されている救援物資(ブルーシート、水、土嚢袋、ガスボンベ、タオルなど)を持参し、被害状況に応じて必要な物資を提供させていただきました。

その翌日、6月19日から21日にかけては、第7組、第9組、第10組、第11組、第13組、第14組を中心に教務所員並びに難波別院職員が5班に分かれて被害状況確認と併せて救援物資の提供のための巡回を行いました。

その結果、大阪教区内寺院、約650ヶ寺中、少なくとも81ヶ寺に御本尊や境内建物、墓石・灯籠等など何らかの被害があることが確認されております。

なお、宗派の対応といたしましては、6月19日に宗務所職員4名が大阪教務所に派遣され、救援物資(ブルーシート、タオル)が搬送されました。

被害状況(6月28日現在)については、以下のとおりです。

銀杏通信掲載用データ20180629