釈尊最期の説法を尋ねる 組門徒会・組推協合同聞法会開催

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2月20日、大阪キャッスルホテルの錦城閣において、組門徒会・組同朋の会推進連絡協議会(組推協)の合同聞法会が開催されました。通例は難波別院同朋会館を会場として開かれますが、数年に1回は別会場において懇親会を伴って聞法会が行われています。この日は136名の参加がありました。

今回は2月15日の涅槃会にちなんで、願光寺住職の茨田通俊が「お釈迦様は最期に何を言われたのか」という題で法話を行いました。『大般涅槃経』に描かれた釈尊が亡くなられる時の旅路を辿りながら、有名な自燈明法燈明の教え(「自らを燈明(=依り処)とし、法を燈明とせよ」)の背景や、臨終の際の最後の説法についてお話がありました。「諸々の事象は(この世のすべてのものは)過ぎ去るものである(移りゆく),怠ることなく努めなさい」。この釈尊が涅槃に入られる時に説かれた言葉を通して、私たちが無常な存在に目覚めて、与えられた今を精一杯生き切ることが願われている、と確かめました。

聞法会の後は懇親会が行われ、中華料理のコースを堪能しながら、会員相互の交流を深めました。