組門徒会・組推協合同聞法会開催 4年ぶりに懇親会も

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合同聞法会

 6月14日、組門徒会・組同朋の会推進連絡協議会(組推協)の合同聞法会が、ザ・ガーデンオリエンタル・大阪(都島区)で開かれました。門徒会・組推協の会員と住職、坊守を合わせて百名近くが参加しました。またコロナ禍で延期になっていた両会合同での懇親会も、聞法会に引き続いて行われました。

 まず開会に当たって、山田重信組推協会長と、半年前に新たに組長に就いた本田哲專宗寺住職から、挨拶がありました。続いて雲観寺住職の青木知和師による「宗派は何故たくさんあるのか?─家の宗旨があるワケ─」と題した法話を聴聞しました。仏教が多くの宗派に分かれた歴史的経緯を、インドや中国の伝承にも触れながら、丁寧にお話いただきました。なお、例年この時期に合同聞法会と共に行われる両会の総会については、事前に書面をもって議案の決議が行われました。

 聞法会終了後、そのまま2部の懇親会の席が設けられました。懇親会は、門徒会員の任期の3年間に1回行われるのが通例でしたが、コロナ禍で延期になっていたため、今回は4年以上間を置いての開催となりました。

懇親会

 寺田善建門徒会長の発声で乾杯し、イタリア料理のコースをいただきながら、終始和やかな雰囲気の中で時が進んでいきました。久しぶりの親睦の会であり、お互いにコロナ禍を超えて、また親しく交流ができる場に集えたことを、誰もが心なしか喜んでいるような穏やかな空気が会場を包んでいました。最後に副組長の稲葉芳成蒲生法泉寺住職より、これからの聞法生活に期待する閉会の挨拶がありました。

 寺院の枠を超えた門徒の交流は、相互に聞法のあり方を問い直す大切な機会となることを改めて感じました。