第40回第2組同朋大会が開催されました
- 2025年03月18日(火)19:34
2025年3月15日(土)午後2時から、2025年最初の第2組行事である第40回第2組同朋大会が難波別院同朋会館講堂を会場に、天候不順な中を組内の住職や坊守、寺族と門徒や推進員69名が参加し、粛々と勤まりました。
武石由美専行寺住職の進行で、真宗宗歌斉唱で開会。池田英二郎副組長(宗恩寺)の調声で「正信偈」「同朋奉讃念仏讃」を全員で勤めました。そして、墨林浩組長(光照寺)による開会挨拶をいただきま
した。
記念講演は、真宗大谷派教学研究所所員の名和達宣先生(兵庫県明泉寺)から「立教開宗の願い」を講題にお話いただきました。
先生は冒頭、立教開宗の意味について、「私自身が教えに立ち、『宗』が開かれること。「宗」とは、故中川皓三郎先生が「扇のかなめ」だと言われたと、紹介されました。
そして、慶讃法要のテーマ「南無阿弥陀仏―人と生まれたことの意味をたずねていこうー」について、南無阿弥陀仏が入っているのは、宗門が危機的状況を迎えており、私の存在とのかかわり問うていると話されました。
続いて「立教開宗」の歴史的な経過を詳しく説明いただきました。
休憩後は、池田勇諦先生の「南無阿弥陀仏は、私たちの存在の本名である」と言う言葉に接した先生が、あるご家族との出来事を通して気付かれた「仏の名を呼ぶこと。その名には大切なことを思い出し、本来の帰るべきところに帰って欲しい」という願いが込められていると結ばれました。
終了後、恩徳讃斉唱し、中嶋ひろみ門徒会会長(光照寺)による閉会挨拶で、4月の慶讃法要への参詣
と、今後の第2組仏事への参加をお願いし、閉会されました。(レポート・写真:本持 喜康 〔即應寺
〕)