第21組・勝間弘章

第21組 第9回お寺入門講座

去る2017年3月6日(月)、第9回目のお寺入門講座が行われました。光照寺、日野廣宣住職を迎えテーマ「親鸞聖人のご生涯」についてお話しいただきました。連続4回目の今回は関東から京都での入寂までで、近年の説も交えわかりやすくお話しいただきました。

お寺入門講座は、比較的入寺暦の浅い寺族を対象に親しみやすいテーマで、さらに寺族同士の交流の場として実施してきました。3年間で計9回と決して実施回数は多くは無いですが新たな学びの場として、交流の場として活用されてきました。

そのお寺入門講座ですが、今回を持って事業を終了することとなりました。21組教化委員会では、組長交代の3年ごとに教化事業を見直し、より効果的で求められる事業を取捨選択しています。この講座に関しては、①寺族交流の学びの場としては坊守会などに移ったこと②次年度以降、推進員養成講座を予定していること を理由に終わることになりました。様々な事業を継続することは重要ですが、ただ継続だけが目的となって内容が無くなったり、求められなく事業は本末転倒です。時間・人員・予算など限られたリソースをより効率的に活用していくため、今後とも21組教化委員会は事業を精査しよりよい教化事業を実施していきます。

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第21組 人権研修 「インターネットは諸刃の剣である」

「インターネットは諸刃の剣である」

さる2/22、21組で人権研修会が実施されました。

今回のテーマは「インターネット上の人権侵害について」、堺市の人権推進課の八木則之さんを講師に迎えお話いただきました。

冒頭の言葉はお話の最初に言われたことで、我々、宗教などと同様、インターネットは人の生活を豊かに幸せにもしてくれる反面、人を傷つけ不幸にもするものであるということでした。

テーマが重いので、掴みとして講師に同行して来られた堺市の職員川添さんの手品からスタート。東日本大震災の際にもボランティアとして慰問に回っていたとのことで、リラックスした雰囲気で始まりました。

ネット用語などのかなり初歩的なところから始まり、ネットいじめの実態などの話など具体例を交えての内容でした。

最後に今後の取り組みについて、法的な整備とともに、草の根の啓発活動が重要である結ばれました。媒体が変わっても使うのはあくまで人間、機械がいじめを作るのではなく、人間がいじめを生む構図は変わらないのだ、と感じた研修でした。

手品全景講師

第21組 社会問題を考える会 研修旅行その2

初日の呉、大和ミュージアムなど、二日目午前中は広島市内に続いて、午後は新幹線と在来線、船を乗り継ぎ大久野島まで足を伸ばしました。

この島は最近メディアでも取り上げられることの多い所で、理由は1000羽を超える野生のうさぎがいるからです。特に海外では有名で、この日も外国人の姿が散見されました。

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もちろん我々は研修なので、目的はうさぎではなく、もう一つのこの島の顔、旧軍の毒ガス製造工場でした。

戦前、毒ガスの研究・製造は最高機密とされ、この島は存在そのものが隠蔽され“地図から消された島”とも呼ばれています。

資源の乏しい日本軍では毒ガスは安価で効果的な兵器として研究が進められ、実戦でも使われていました。研究・製造には巨大な施設も必要で特に発電所は大出力のものが建造されました。

元々、発電所日清戦争時に防衛施設として砲台が築かれた大久野島は毒ガス製造に際して、全島民が強制移住させられ完全に軍管理の島となりました。さほど大きな島ではないので、本土から船で通う軍属もいたようですが、厳しい守秘義務を課されていたのと、戦犯として裁かれることを恐れ、証拠隠滅を徹底したため、長らくこの島は忘れられていました。ウサギの島として有名になったことが、毒ガスの島という歴史を掘り起こしたともいえます。

 

ただ、大久野島の戦争遺跡は保存されず、現状のまま朽ち果てるままになる事が決まっています。形があるものは人の目に触れやすいですが、形を失ったものは人に訴える効力が薄れます。かといって、全てを残すこともできない。後世に歴史を伝えるのは難しい、と感じた今回の研修でした。

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21組のこれからを担う

去る7月12日と9月8日に、第6回と第7回の21組お寺入門講座が堺南御坊で開催されました。

「親鸞聖人のご生涯」を題にリレー方式で、誕生から比叡山時代を新在家教蓮寺住職の天津良嗣さんに、吉水時代から越後時代を真宗寺住職の足利尊さんにお話しいただきました。
リレー方式の範囲は、担当者の裁量なのでお生涯の最後まであと何回になるかわかりませんが、続いていきます。

参加は述べ14人、スタッフが述べ8人でした。

「お寺入門講座」は結婚などを縁にお寺に住むことになった方々を中心に開いている講座です。
この講座は、参加者の学習とともに、参加者同士の交流の場となっています。女性の方・子育て世代の方が参加しやすいように、開始時間を11時に設定するなど工夫をしています。
今回も真剣に講師の話を聞きノートを取る姿が見受けられ、講座修了後は、昼食のサンドウィッチをいただきながら、楽しそうな交流の場となっていました。

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21組と難波別院の将来

さる2016年9月2日(金)17:00より、堺南御坊において、21組組会ならびに教務所長巡回が開催されました。

 

21組38ヶ寺36名の住職のうち33名が参加という高い関心の中の組会・所長巡回でした。

 

各住職からは熱心な質問があり、限られた時間ではありましたが濃密な質疑応答が行われました。全てが解消するとはいかないですが、21組の取り組みと教区、難波別院への想いが幾分かは相互理解出来たかと思います。

 

個人的には難波別院御堂会館の建て替え工事に関する教務所長の説明が、なんとも苦しくなんとも切ないものに感じられました。

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ホームページ通信員を対象とした研修会を実施しました。

去る6月7日(火)16時から青少年ルームに於いて、第3回目の「通信員を対象とした研修会」を実施しました。参加は20名でした。

2015年image1月の銀杏通信ホームページのリニューアルにともない大阪教区各組・各団体に依頼し、通信員を配置していただきました。通信員に各組・各団体の告知・行事などの記事作成、銀杏通信へのアップをしていただくことで、銀杏通信ホームページの内容の充実を図るのが目的です。

各通信員の方の尽力によりリニューアル後は記事の更新頻度が上がり、より幅広い内容の情報が発信されるようになりました。

 

 

 

image 今回の研修会では、第1部でホームページ部の久世見証氏・澤田見氏によるスマートフォン・タブレット端末による記事作成・アップの操作方法について、第2部では第2組光照寺住職:墨林浩氏による「記事作成の心得について」の講義を実施しました。

より手軽により迅速に記事をアップするためにスマートフォン・タブレット端末による操作を学ぶ一方で、銀杏通信という真宗大谷派・大阪教区を代表する場所に記事を投稿する心構えを学びました。

今後ともホームページ委員会は研修会を実施し、銀杏通信の充実を進めていきます。

墨林浩氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8回駅前仏教講座 開催されました

去る2016年3月10日、堺市西区の西文化会館ウェスティにおいて駅前仏教講座が開催されました。

今回は「仏教からみる『グリーフケア』~大切なひとりを失う悲しみ~」をテーマに東京世田谷の存明寺住職の酒井義一さんをお招きして講演いただきました。

参加者は七十名、皆さん熱心に聴講されていました。

東日本大震災から5年、大災害は誰にでもおとづれる大切な人との別れを普段忘れがちな我々につきつけました。別れの時、人は何を考え何を思いどう向き合っていくか。そして別れをどう受け入れていくか、グリーフケアは我々僧侶にとっても重要なものだと感じました。

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第21組門徒会 2015年度第2回研修会

去る11月24日、堺南御坊で行われた門徒会の第2回研修会は芳原副組長の調声と共に始まりました。 マスクをされてる方も何人かおいでで、日野組長の挨拶の中でも季節柄、身体を気遣う話しもありました。

研修会では第21組常通寺住職、北畠玄師による「報恩講について」をお話いただきました。

報恩講という言葉から感じる事や法要中に勤められる拝読物の事、どのような思いで初めて報恩講が勤められたか…などなど、普段あまり知り得る事の無いお話をいただきました。

門徒、寺族含め50数名の出席者があり、意義深い研修会となりました。

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堺南御坊 報恩講

 

11月10日~12日まで堺南御坊で報恩講が勤まりました。

例年21組では、出仕や掛役で参勤しております。

また組内寺院からは門徒さんの団体参拝もありました。

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第21組 難波別院報恩講に団体参拝しました

10月28日の難波別院報恩講結願日中に21組からバス5台、総勢216名で参拝しました。21組は毎年28日に団体参拝しています。

法要後、お斎を頂き御門首をお見送りした後、本願寺神戸別院(モダン寺)を参拝、それから白鶴酒造資料館、菊正宗酒造記念館に別れて見学に行きました。(写真は菊正宗酒造記念館)

ハードスケジュールでしたが、充実した団体参拝でした。

難波別院お見送り
本願寺神戸別院(モダン寺)
モダン寺内部菊正宗酒造記念館

第21組で所長巡回が行われました。

去る9月2日、堺南御坊で21組組会ならびに所長巡回が行われました。

年に一度、所長を始め教務所員に直接質問出来る機会とあって、

活発な質疑応答がなされました。時間に限りがあるなか、

双方が大阪教区、ひいては真宗興隆のため有意義な意見交換ができました。

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第21組 第3回お寺入門講座開催しました。

眞光寺本堂

6月15日(月)第3回のお寺入門講座を開催しました。

お寺入門講座では寺族を対象に、お寺にいると聞かれる事の多い事を改めて学び、重ねて寺族交流をはかる場として企画しています。

今回は21組内の眞光寺にて開催し、講師には前回に引き続き西願寺・藤原住職にお話いただきました。

お話は本山・大谷祖廟納骨について。お寺にいると聞かれることは多いですが細かいところは分かりにくい所もあります。特に大谷祖廟納骨は寺族だと経験が無い方が多いかと思います。

昨今は、宗派を問わない納骨場所がよく広告されています。我々真宗門徒として親鸞聖人の御廟に納骨する御縁を大事にしたいと思いました。

21組寺族研修取材撮影で大谷祖廟へ。

さる5月20日、21組寺族研修「お寺入門講座」の資料のため、大谷祖廟を取材しました。

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ご門徒様に質問されることの多い大谷祖廟ですが、本山は知っていてもこちらは実際に納骨したことがない、という方が少なくないです。

そこで次回のお寺入門講座で本山・大谷祖廟での納骨を映像を交えて説明するための撮影でした。

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大谷祖廟職員の方には快くご協力いただき充実した取材となりました。

ゆくゆくは何かの映像資料に出来たらと考えています。

堺南御坊 桜満開です。

堺南御坊 桜堺南御坊は桜満開です。

せっかくのこの場所を花祭りなどに活用出来ないかな、と思っています。

第21組 門徒会総会および研修が実施されました

2月26日(木)、堺南御坊において第21組門徒会総会および研修が開催されました。

組門徒会員の方々、組長・各ブロック長、寺族、約75  名が出席がありました。

総会では新会員の紹介および新執行部の発表があり、
その後の研修では西願寺・藤原勲住職による「教団のしくみ」のお話がありました。
スライドを使って宗門・お寺・門徒・推進員などの関係と役割をわかりやすく説明いただきました。

19名の女性門徒会員も増え、新執行部の発表とともに新しい3カ年のスタートとなりました。

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