2015年06月

天満別院 宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要、教如上人400回忌法要厳修

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来る今秋、10月2日から4日まで天満別院において宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要、並びに教如上人400回忌法要が厳修されますので、どうぞご予定ください。なおポスターの原版が必要な方は天満別院までお申し込みください。

奈宗連総会開催

 6月4日(木)午後1時から奈良県社会福祉総合センター(橿原市)大ホールに於いて、「差別をなくす奈良県宗教者連帯会議(奈宗連)第32回総会」が開催されました。奈宗連は奈良県内の約30の加盟教団からなり、当宗派からは当27組の平野圭晋(願隨寺住職)さんが事務局員として参画してくださっています。
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 総会での記念講演では、「違いを楽しみに力にかえる~多文化共生“新”時代~」と題して羽衣国際大学教授にしゃんたさんからユーモアを交えながら、「違い」と「変化」の中で生きている中で、「違い」を排除するでも、区別するでもなく、「違いを」受け入れ力に変えていく、違いしかないことに気づき、「共笑」ともに笑える、多文化共生のお話がありました。
 また総会の折には、「全国水平社創立宣言と関係資料」をユネスコ世界記憶遺産に登録をめざす水平社博物館からのご支援ご協力のお願いがありました。
水平社宣言世界記憶遺産へ

臘扇忌のご案内を発送しました。

7月8日に開催されます臘扇忌法要(清沢満之先生113回忌)のご案内を、大阪教区内の寺院を始めとする有縁の方に発送いたしました。
作業自体は6月2日に行っていますので、そろそろお手元に届くかと思います。
どなたさまもご自由にお参りください。
皆様を心よりお待ちしております。

合掌

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平成27年 臘扇忌法要御案内

第2組一泊研修旅行を開催

5月28日(木)~29日(金)に寺族・門徒合同で21名の参加者で行われました。蓮如上人の時代以後の本願寺教団を支える大きな力となった三河地方の寺院を訪ねました。
1)松光山応仁寺(碧南市):応仁2年(1468)佐々木上宮寺如光の誘引により蓮如上人が三河へ巡化された拠点となった無住無檀の道場。山門は昭和20年(1945)の三河大地震により倒壊消失。
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2)赤羽別院 親宣寺(西尾市):赤羽村に蓮如上人の道場が開かれていた由来があり、後に江戸の旗本・本目勝左衛門尉親宣が西尾藩主に菩提寺建立を願い出て元禄13年(1700)念仏道場の再建として一寺を
建立したという特異な別院。山門は昭和13年(1938)杉浦米吉氏より寄進されたもの。

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3)雲龍山本證寺【野寺御本坊】(安城市):建永元年(1206)親鸞聖人
門侶の慶円の創建。永禄6~7(1563~1564)上宮寺・勝鬘寺とともに
三河三ヶ寺として知られ、三河一向一揆の時には、本願寺門徒であった
家康家臣侍の一部が離反し本證寺に立て籠もり、家康と敵対したという。
鼓楼や土塁を備え、水濠に囲まれた城郭寺院(城郭伽藍)が当時の姿を
留めていると言うことで最近境内全域が国指定の埋蔵文化財包蔵地になった。

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4)松應山蓮成寺(碧南市):応仁2年(1468)蓮如上人の三河巡行時、鷲塚の郷士
青木縫右衛門が法名(釈蓮成)を賜り本宗寺(後々の蓮成寺)を創建。
池端蓮成寺は、三河一向一揆(永禄6年)の拠点となり寺院が破壊されたり、
廃仏毀釈に反対する境内にいた僧や農民が暴徒化し役人を殺害した鷲塚騒動(明治4年)の
中心寺院になるなど、歴史的な事件の舞台になってきた。
真宗史研究者でもある青木馨住職より「三河の真宗」についての講話を聴聞
させて頂きました。

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5)向島山浄照寺(豊田市):永仁4年(1296)天台の僧侶存澄が創建、永正元年(1504)
蓮如上人の教化を受け、正宗が真宗に改宗し真宗開基となる。
江戸時代に無住の時代があったが、渡邊家家臣の渡邊宗哲(浄照寺第7世)が東本願寺
より御本尊を賜り入寺し再興に努め、さらには第16世の渡邊徹鑒が本堂の再建に努めた。
平成23年には教如上人が住んだ桃山時代の数寄屋風書院「北ノ御所」が浄照寺に移築
される。「北ノ御所」は徳川家康と教如上人との間を取り持った本多正信の3者が本願寺
東西分派を決めた歴史的な会談場所であったとされる。

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参拝途中に昼食を兼ねて、岡崎市の角久八丁味噌の工場を見学。

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先人たちの真宗興隆への思いを新たにした有意義な研修となりました。

第21組 法話を考える会(第5回) ご報告

DSC034876月2日(火)午後6時から堺支院にて「法話を考える会」が行われました。

今回は講師に戸次公正氏(第22組南溟寺住職)をお招きし、「伝統を現代に-お経・正信偈の心を子や孫にわかる言葉で-」というテーマでお話頂きました。

まず最初に「極楽のはなしをしよう-阿弥陀経のあらまし意訳-」を朗読されました。

戸次先生は法事の時に、お経の現代語訳のテキストを配り参拝者と朗読したり、絵本を読んだりしているそうです。

その後、極楽についてや、節談説教など伝統として受け継がれてきた布教伝道法が法話の組み立てや構成のヒントになるのではないかなどいろいろなお話をされました。

休憩の後、意見交換が行われ、法話について様々な意見が出ました。

真宗大谷派の僧侶として、法話にどう取り組んでいくべきか考えさせられました。

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親鸞聖人入門講座「『歎異抄』に聞く」開催のお知らせ

きたる6月12日(金)午後6時より、宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座「『歎異抄』に聞く」を難波別院(南御堂)で開催いたします。※主催:継続聞思の会 後援:真宗大谷派難波別院

同講座は、寺族や御門徒の垣根を越えて、みんなが平らに語り合える「座談会」を中心にした入門講座です。前回から新たに『歎異抄』をテキストとして、親鸞聖人が明らかにされたお念仏の教えを共に学んでおります。初心者の方でも、どなたでもご参加いただけますので、楽しく語り合い、聞き合いながら、お互いの悩みや問いについて語り合ってみませんか?

◆対 象 どなたでもご参加いただけます ※事前申し込みは不要です

(入門講座ですので、是非ご門徒のご参加をお待ちしています)

◆日 時 6月12日(金)午後6時~午後8時まで

◆会 場 難波別院(南御堂)本堂地下講義室

◆参加費 無料です

◆持ち物 『歎異抄』(東本願寺出版:200円 ※会場でお買い求めいただけます)、お念珠、筆記用具など

※これからはじめて『歎異抄』を学ぼうと思われている方や、親鸞聖人についてご関心をお持ちの方、ザックバランに尋ねてみたい方、また一人ではなかなかお聖教が読みづらいという方など、一度、お気軽にご参加してみて下さい。ご一緒にお念仏の教えに我が身を学び、楽しく語り合いましょう。

詳しくは、下記のチラシをご参照いただきまして、多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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車椅子を贈呈しました 今回で9台目です

このたび、大阪教区寺院関係者からの推薦を受け、ボランティア推進会議で検討の結果、宝塚にあります老健施設「西谷憩いの家」(入居100名デイサービス通所40名)に車椅子1台を贈呈しました。

介護施設職員の方の要望により、腕を置く肘掛けや足置き部分を跳ね上げることが出来る、使い勝手の良い改良型の車椅子を購入し、担当職員の方が車椅子を見て第一声に「この様な車椅子が欲しかったのですよ!」と笑顔で話してくださいました。その施設にある旧式の車椅子では、様々な身体の不具合な方に対応できない不便な実態があったようです。

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日常なにげなく使い捨てにしている空き缶のプルタブを回収して換金し、車椅子を購入し贈呈してきています。皆様の協力のお陰で今回9台目の車椅子贈呈が出来ました。6月にも下記の通りプルタブの回収を予定しておりますので、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

  募集期間  2015年6月18日(木)午前10時~午後4時

~19日(金)午前10時~正午

集 荷 物   ① 夏物の服(男性物で、クリーニング(洗濯)済のもの

② お米などの保存の利く食料品、調味料

③ プルタブ

集荷方法     上記の期間に御堂会館南館「第2展示室」又は「大阪教務所」まで直接お持ちいただくか、

宅配便などで大阪教務所宛にお送りください(19日午前中までに必着)。なお、発送費用は発送者負担でお願いします。

以上

臘扇忌法要(清澤満之先生113回忌)のご案内

平成27年 臘扇忌法要御案内

 本年も、7月8日午後6時から難波別院同朋会館講堂において臘扇忌法要をお勤めいたします。
今年は二部構成とし、山口知丈と大橋恵真が今までの御講師のお言葉を改めていただきながら提言を行います。
その後、清沢先生のお寺である、三河西方寺の現住職・清沢聡之師にもお加わりいただき、発表者の了解や、最新の研究なども踏まえた清沢満之先生の姿を、シンポジウム形式で模索してまいります。
例年とはいささか趣向が異なりますが、御聴講の皆様と共に、御講師たちの、いつまでも色褪せることのない清沢先生理解をもう一度聞き開く機会になればと考えております。
皆様のお参りを心よりお待ちしております。

     合掌

「第8回 大阪教区での夏休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集のお知らせ

福島の子どもたち・保護者の皆さまへ

“福島の子どもたちに放射能を心配せず自由に遊んでもらいたい。”

真宗大谷派大阪教区では、この願いのもと、「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで7回にわたり、春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

今夏にも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

 

  • 期 間  2015年7月27日(月)〜31日(金)4泊5日
  • 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員10家族)※ただし、引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  • 参加費  無料。また、ご自宅の最寄駅からの交通費(往復分)を主催者が負担いたします。(個人的にかかる雑費等はご自身でご負担いただきます)
  • 申込締切 2015年7月13日(月)先着申込順とさせていただきます。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

 

ホームステイ参加者 募集要項