公開講座 第2回『儀式軌範』に学ぶ 開催
- 2025年08月20日(水)2:07
2025年8月18日 大阪教区准堂衆会では6月25日に引き続き東本願寺出版より発刊されている『真宗大谷派 儀式軌範』についてより深く学ぶために公開講座を開催させていただきました。
御講師には 本廟部長 鍵役補兼定衆 近松 誉 氏をお迎えし、会場となった難波別院同朋会館講堂では第1回の参加人数より多くの方が聴講に訪れていただきました。
第2回目となる今回の副題は“大谷派の儀式声明と『儀式軌範』“ についてご講義いただき
1、前回のおさらい
2、荘厳作法(第二章)の要点(p,26)
3、声明・勤行作法の要点(p,58)
4、法要式(第二部)の要点(p,127)
5、得度式・帰敬式・儀礼式(p,229〜)
上記レジメに沿って 進められ
法要における大谷派の声明の説明として、大谷派の声明は他力の声明であり調和が重要とされ、声明の基本として法要の軽重、御堂の大小(場の大きさ)、参詣人の多少、また男女の声域の違いに対応したお勤めの方法が新たに付記されたことなどや、法要式では此法之要、法が解かれたことを紐解くとして、法要はお経が読まれることが基本であり、法要の構成の基本は「お経、偈文、念仏和讃、回向」であり三経一論の教義を表現していることなど、大谷派の儀式声明について、大事にしていきたい事を中心に新たに位置付けられた『儀式軌範』を参照しながらご講義をいただきました。