ピース大阪・大阪城周辺フィールドワーク(2023.7.4)

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1トン爆弾の爆風によってずれたといわれている大阪城天守閣の石垣

戦争展実行委員会では7月4日(火)にフィールドワークを行いました。参加者は9名。最初にピース大阪を見学。戦時下の状況が分かりやすく展示されていて、改めて戦争とは怖いものでありまた悲惨なものであると感じました。続いて大阪城周辺を散策しました。

ピース大阪 大阪国際平和センター  屋根・外壁工事中でした

第二次世界大戦末期である1945年(昭和20年)、大阪は8度の大空襲にあいました。特に大阪城周辺には陸軍第四師団司令部・大阪砲兵工廠があったことから、標的になりました。現在も大阪城周辺には戦争の跡がいくつも残っていました。

蓮如上人袈裟懸けの松・蓮如上人六字名号碑

陸軍第四師団司令部庁舎

大阪城天守閣のずれた石垣

山里曲輪石垣の弾痕

大阪砲兵工廠荷揚げ門

大阪砲兵工廠化学分析場

大阪砲兵工廠表門

中国製の狛犬

当日は最高気温35℃。炎天下の中でしたが、無事に最後の中国製の狛犬まで巡る事ができました。委員の皆様本当にお疲れ様でした。現在大阪城は観光地として賑わい(外国人観光客がたくさん訪れていました)、陸軍第四師団司令部庁舎は複合施設「ミライザ大阪城」として改修されていました。今の姿からは想像できないですが、かつてここ大阪で戦争があったという事を忘れてはなりません。