教化センター
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今月のことば/由上義孝

みなことごとく 如来大悲の恩を報じ 徳を謝すとおもうべきなり 『歎異抄』(聖典635頁) 東日本大震災の後、暫くTV界は一切の広告を控え、AC広告機構の次の詩を流しました。「〜確かに〈こころ〉はだれにも見え...>>続きを読む
4/20
今月のことば/稲垣俊一

弥陀の本願には 老少善悪のひとをえらばれず 『歎異抄』(聖典626頁) 私たち人間は一人一人、いかなる国、いかなる民族であろうとも、また、いかなる生き様をしようとも〈老・少・善悪のひと〉を選別しないで、すべ...>>続きを読む
3/20
今月のことば/秦治人

仏かねてしろしめして 煩悩具足の凡夫と おおせられたる 『歎異抄』(聖典629頁) 煩悩具足の凡夫という言葉は、私を浄土信仰に導く厳粛な仏言である。 このことを忘れると驕慢心を隠すためや造悪無碍的な居直...>>続きを読む
2/20
今月のことば/新田修己

善人なおもて 往生をとぐ いわんや悪人をや 『歎異抄』(聖典627頁) 煩悩具足のわれらであるとの自覚に立って開かれた浄土真宗は、悪人正機の宗教である。善人であるとか悪人であるとかは、あくまでも相対的価値観...>>続きを読む
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教学研修院公開講義(3/9開催)のご案内

大阪教区教化センターでは、教学研修院にて「公開講座」を開催しております。昨年に引き続き、石川県光闡坊住持の佐野明弘氏においでいただき、ご講義いただきます。聴講は無料です。より多くの方々のご参加をお待ちしており...>>続きを読む
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今月のことば/千賀雅夫

煩悩具足の凡夫 火宅無常の世界は よろずのこと みなもって そらごとたわごと まことあることなきに ただ念仏のみぞ まことにておわします 『歎異抄』(聖典640頁) 「煩悩具足の凡夫」とは限りなき欲望をそ...>>続きを読む