能登半島支援 2025/7/16~/18
- 2025年07月26日(土)21:26
19組青年会で能登半島支援に行ってきました。
総勢9名、車3台に分かれて向かいました。
初日
16日午後3時に羽曳野の玅善寺さんにて集合し、本日の宿泊先である金沢に向けて出発しました。
途中、虹がお出迎えしてくれました。
初日は移動のみ。 JR金沢駅前のホテルにて宿泊。
2日目
まずは今回対応して下さった能登教務所に向かいます。
駐在の越岡さんにご挨拶をし、作業で使う道具一式と水をお借りしました。
午前9時30分 本日の作業場所1件目 輪島市にある超願寺さんに向けて出発しました。
震災から1年半経ちますが、未だに修復されていない道路があります。
地震による地面の隆起の大きさがすごいです。
途中デコボコする道を走りながら現地に向かいました。舗装されていない道路を通るのは疲れます。
超願寺山門前のお家。
震災により家主の方は他所へ引っ越されたそうです。
年に何回かは掃除のため帰ってこられるとのこと。
午前11時頃に超願寺に到着しました。
本堂の中はずっと壁が崩れて吹きさらし状態だったそうです。
最近ようやく壁に板を打ち付け雨風が入ってこないようにできたとのこと。
本堂は土壁でできているので、壁が崩れるとどうしてもお堂の中が土だらけになってしまいます。
それと、今まで雨風が防げていなかったこともあり、内陣外陣ともにかなり土が積もっていました。
今回は、バラバラに置かれていたお仏具の御荘厳しなおしと、内陣の拭き掃除をしました。
境内の中は電気も水道も止まっているので、真っ暗な中、ヘッドランプをつけながらの作業です。
本日の作業を終えて、ご住職さんと本堂の前でパチリ!
作業場所2カ所目、志賀の西岸寺(さいがんじ)さんに向かいました。
立派なご本堂です(^_^)
鐘楼の柱が土台から落ちてしまっていました・・・
境内にある墓石もたくさん石塔が下に落ちてしまっていたそうです。
庫裏や境内にある建物自体が崩れかけてしまっているので、残しておくものを部屋の一カ所に移動するお手伝いをしました。
作業を終えて、ご住職とパチリ!
お寺も震災で被災しましたが、支えてくれていたご門徒さんも被災し、多くの方が他所へ引っ越してしまい、連絡が取れなくなってしまっているそうです。
ご自分一人ではこの本堂の掃除をするにもどこから手をつけて良いかと途方に暮れていたとのこと。
今回総勢9名でお手伝いさせていただきました。
今まで全然進まなかった作業が見違えるほど進んで、ご住職さんもたいへん喜んでくださいました。
「震災への備えのために何をしておけばよかったですか?」という質問に対して、水や食料の蓄えという答えではなく、「人とのつながり」とご住職が言われたのがとても印象的でした。
その日の晩は能登教務所に戻り、泊まらせていただきました。
一泊500円でシャワー付きです。
最終日
3日目は途中七尾市の道の駅に立ち寄って帰路につきました。
この道の駅でも震災の爪痕が・・・
まだまだ復興も途上です。
またお手伝いに行けたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。