第2組門徒会&あゆみの会合同研修会 開催

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2023年9月8日(金)午後1時30分から、天王寺区の光照寺をお借りして、第2組門徒会並びにあゆみの会(組推協)合同研修会が開催され、門徒会及び推進員11名が参加しました。この聞法会は第2組でのあゆみの会と門徒会の役員が協議して、連携を深めるために行われることになった例年の行事です。

今回の講師は、昨年に続き門真市心願寺住職の松井聡先生です。

真宗宗歌で開会し、中嶋ひろみ門徒会会長と墨林浩組長(光照寺住職)からご挨拶をいただき、引き続き松井先生から「人間成就」という講題でお話をいただきました。

「本当の人間になる?」と言うことは。「この私とはいったい何であるのか」と言うことになりますが、この問いに明確に答えられているのが、観無量寿経にある「王舎城の悲劇」の物語で、お釈迦さまが韋提希夫人に対して言われた「汝はこれ凡夫なり。心想羸劣していまだ天眼を得ず、遠く観ることあたわず。諸仏如来は異の方便ましまして、汝をして見ることを得しめたまう」の言葉です。

そして、その「凡夫」について、道綽禅師や源信僧都、親鸞聖人の「煩悩具足」「極重悪人」「一生造悪」などを引きながら、私たちが生きると言うのは「罪悪深重の身であると言うことを丁寧にお話いただきました。

そして、人間成就の道は、南無阿弥陀仏の教えしかないのですねと話されました。(写真・レポート:本持喜康・即應寺)