第2組合同報恩講執行,同朋総会が開かれました

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2024年11月21日(木)午後4時から、阿倍野区の即應寺(藤井真隆住職)において、第2組今年最後の行事である合同報恩講が勤まり、組内の住職、坊守や寺族、そして門徒や推進員38名が参加しました。

冒頭、墨林浩組長(光照寺)の開会、そして組内の住職有志の出仕で、勤行は正信偈(真四句目下)、念仏讃淘三、弥陀大悲の誓願を、回向(願以此功徳)を、全員で声高らかに勤めました。

続いて越本達了先生(第5組 専光寺)を講師に、講題「聞法は死の準備ではなく、生の糧である」でお話いただきました。

先生は、聖教の言葉をはじめ、蓮如上人の「御文」、そして恩師の本夛恵先生や広瀬杲先生、和田稠先生の言葉を紹介されながら、報恩講について話されました。

恩に報いると言うことは、阿弥陀さんや親鸞さんの前にひざま付いて、一年の出来事を報告する。それに対する阿弥陀さんの呼びかけを聞く。それが聞法ではないのかなと。聞法と言うのは、それぞれの生活の中で、「それでええんんか」(きびしさ・智慧)、「よく頑張って来たなあ」(やさしさ・慈悲)と言う呼びかけを聞いていくこと。そういうことが報恩講の大事なことではないのかなと思うのですと話されました。

恩徳讃で終了後、お斎をいただきながら、歓談。ひと段落のあと、吉田雄彦氏(法山寺門徒)の進行で同朋総会が開催され、第2組の仏事について、門徒や住職から発言があり、最後に墨林組長から意見をいただき、終了しました。(レポート・写真:本持 喜康〈即應寺〉)