第2組本年度の聞法会スタートしました

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5月24日(土)午後2時から天王寺区の稱念寺(岸野龍之住職)を会場に、講師の大橋恵真先生(第18組遠慶寺住職)をお迎えして本年度第一回目の聞法会が開催されました。あいにくの雨で足下が悪い中を組内の住職や坊守、寺族と門徒や推進員19名が参加しました。

真宗宗歌で開会、「正信偈」「念仏・和讃」「回向」を岸野龍之住職の調声で勤めました。

今回から、『正信念仏偈』の「依釈分」と言うことで、①「印度西天之論家 中夏日域之高僧 顯大聖興世正意 明如来本誓応機」と②「釈迦如来楞伽山 為衆告命南天竺龍樹大士出於世 悉能催破有無見」について、学びました。

先生は、最初に構成について、復習として説明された後、それぞれの「訓読」「語句の意味」「意訳」「考察」についてお話されました。

特に、今回のメインの課題の「有無の見」について、「歎異抄」の親鸞聖人のお言葉を紹介されながら「執着する心が私たちの迷いを深め、苦悩の基になっていること」と、詳しく説明いただきました。(レポート・写真:本持喜康〈即應寺〉)