大阪教務所

年頭のご挨拶 2019年

教区・組教化委員会の情報共有と連携教化を

謹んで新春のお慶びを申し上げます。minamimido_201701_01_cut

昨年は、各地で自然災害が発生しました。被災された皆様には、心よりお見舞申し上げます。

大阪教区教区教化委員会は、教化の方針を「出向く教化」と定めて「組教化推進部」員が各組にお伺いして教区の教化事業を紹介するとともに、組の実情に合わせた事業の展開を共に考えさせていただいています。お陰様で、「出向く教化」事業が増えてきたことを大変嬉しく思っています。今後は組教化委員会と連携した事業の推進が大切になってまいります。

その点で昨年は、組同朋の会教導の皆様方との懇談会を開催しましたが、今年は組教化委員長の皆様方との懇談会を予定しています。教区と組において、教化事業にご尽力いただいている皆様方との情報共有と連携の強化が、新教化体制のスローガン”現場が主役!つながる教区教化”の実現に向けて重要な事項であると考えています。

また難波別院では本年11月1日に山門と一体になった新施設がオープンします。別院では10月25日の報恩講初日から11月4日までの期間を「(仮称)南御堂親鸞ウィーク」と名付け、新施設のオープンを教区内の皆様方は言うに及ばず、広く一般の方々に周知するための行事を予定しています。

新施設はコンセプトを“門”と位置付け仏教の発信基地を目指しています。広く一般社会との接点を意識した「仏教入門道場」の開講に向け、現在「プレ入門道場」を開設し情報の収集と準備を進めています。

皆様方の深いご理解とご支援を切にお願い申し上げます。

大阪教務所長・難波別院輪番
宮浦 一郎

第15回「大阪教区での春休み☆福島の子どもたちホームステイ」ホストファミリー募集のお願い

大阪教区内 ご寺院・ご門徒の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、これまで14回にわたって、大阪教区内のご寺院・ご門徒宅へのホームステイという形で福島のご家族を受け入れてまいりました。

これまでに引き続き、来春にも下記の内容で福島の子どもたちのホームステイ事業を計画いたしましたので、ホームステイの受け入れが可能なホストファミリーを募集いたします。

近年、ホームステイを受け入れていただくホストファミリーが減少し、事業の開催が危ぶまれる状況にあります。設備の問題、ご家族、法務など、さまざまなご事情で受け入れを躊躇される方も多いことかと存じますが、何卒趣旨をお汲み取りいただき、ご協力いただければ幸甚です。

なお、お布団のご用意が難しい場合は、布団レンタル(費用は教区にて負担いたします)をご利用いただけるようになりました。必要な場合は教務所までご相談ください。

これからもホームステイ事業を継続するためにも、教区内のご寺院・ご門徒の皆さまに支援の輪が広がることを願っております。ぜひとも前向きに受け入れをご検討いただきたく、何卒よろしくお願い申しあげます。

  1. 期  間  2019年3月25日(月)~29日(金)4泊5日
  2. 対  象  福島の子どもたちのその保護者(定員10家族)
  3. 申込期限  2019年1月18日(金)

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

①ホームスティ募集要項 10月末(銀杏通信用)

第15回「大阪教区での春休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集のお知らせ

福島の子どもたち・保護者の皆さまへ

福島第一原発の事故により、大きな不安を抱えながら生活する方々がいる現状を受け、真宗大谷派大阪教区では「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで14回にわたり春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

来春にも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

なお、受け入れの環境は、ホストファミリーによってさまざまです。宿泊場所は必ず提供いたしますが、食事については、ホストファミリーのご事情で、毎食提供できない場合もございます。食事も併せて、生活面や日程中の過ごし方の詳細については、事前にホストファミリーから連絡していただきますので、その際にホストファミリーと綿密なご相談をお願いいたします。なお、滞在期間中の観光等にかかる費用は、必ず参加者ご自身でご負担ください

また、申込多数の場合は書類選考とさせていただきます。このため、ホームステイ参加者の決定は申込締切後の2019年1月下旬となります。ご注意くださいますようお願いいたします。

  1. 期 間  2019年3月25日(月)~29日(金)4泊5日
  2. 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員10家族
    ※対象は中学校3年生以下
    ※引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  3. 参加費  無 料(大阪までの往復交通費を支給いたします)
  4. 申込締切 2019年1月18日(金)
    申込多数の場合は書類選考を行い、1月末日までに書面にて発送し、お知らせいたします。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

⑥参加者募集要項(銀杏通信用)

⑦別紙1日程

⑧別紙2参加申込書

大阪府北部地震について

大阪府北部地震について

大阪教務所長 宮 浦 一 郎

このたび、大阪府北部地震の被害に遭われた各御寺院・御門徒におかれましては、心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い復興及び復旧が行われるよう念じ申し上げます。

さる2018年6月18日午前7時58分に発生した、大阪府北部を中心とする地震では、主に第7組から第15組にかけて被害が出ており、特に第10組・第11組(茨木市・高槻市)に大きな被害が発生しています。現在も、継続した教務所員による被害確認の視察と併せて各組長を中心に随時教務所に被害報告をいただいております。

大阪教務所では、今回の被害の対応について、地震発生当日は、電話が通じにくい中、各公共交通機関も機能しておらず、大阪教務所でも被災状況が把握しにくい状況であったため、まずもって、特に震源地に近く被害が集中していることが予想された10組・11組(茨木市及び高槻市)に教務所員を派遣し、被害確認を行った。その際、難波別院救援物資倉庫に保管されている救援物資(ブルーシート、水、土嚢袋、ガスボンベ、タオルなど)を持参し、被害状況に応じて必要な物資を提供させていただきました。

その翌日、6月19日から21日にかけては、第7組、第9組、第10組、第11組、第13組、第14組を中心に教務所員並びに難波別院職員が5班に分かれて被害状況確認と併せて救援物資の提供のための巡回を行いました。

その結果、大阪教区内寺院、約650ヶ寺中、少なくとも81ヶ寺に御本尊や境内建物、墓石・灯籠等など何らかの被害があることが確認されております。

なお、宗派の対応といたしましては、6月19日に宗務所職員4名が大阪教務所に派遣され、救援物資(ブルーシート、タオル)が搬送されました。

被害状況(6月28日現在)については、以下のとおりです。

銀杏通信掲載用データ20180629

第44回 同朋大会開催のご案内

このたび第44回大阪教区同朋大会を開催する運びとなりましたのでご案内いたします。

 

1 期  日  2018年5月26日(土) 午前・午後の2回転

①午前10時から午後0時30分

②午後2時30分から午後5時

2 会  場  難波別院 本堂 (第2会場として同朋会館講堂)※お席は先着順です。

3 テ  ー  マ  集おう いのちのサンガ ~つながるいのち 託されたいのち~

4 講  師  酒井 義一氏(東京教区 東京第5組 存明寺住職)

※講師については右記URLを参照ください。(http://zonmyoji.jp)

5 参  加  費  1,000円

6 申込方法  お手次ぎもしくは所属の寺院にご連絡ください。

 

■その他

当日、保育室を設置いたします。大会参加者のお子様(0歳~3歳程度)を対象といたします。 お申込は2018年4月27日(金)までに大阪教務所へお申込みください。
申込の形式は問いません。お子様のお名前と年齢及び性別等を電話、FAX、メール等にてご連絡ください。

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2017年度 全推進員の集い 開催(2018/4/15)

大阪教区教化委員会では、毎年、推進員と住職・寺族が共に集う大阪教区「全推進員の集い」を開催しています。同朋会運動推進の課題を共有する場として、開催いたします。

推進員のみならず、寺族の皆様、さらには同朋の会結成・推進を担っていただけるご門徒の皆様をお誘い合わせの上、御参加ください。

1 開催日時  2018年4月15日(日)

午後1時30分から午後4時15分まで(予定)

※午後1時から受付開始

2 会  場  難波別院 本堂

3 テ  ー  マ  同朋の会をひろめよう ~聞法の道場として お寺に集まろう~

4 講  師  藤井善隆氏(大阪教区第2組即應寺前住職)

5 参  加  費  無料(申込いただいていない方でも、当日参加できます)

※詳細等は下記チラシをご参照ください。

チラシ

 

謹んで新春のお慶びを申し上げます

現場が主役 つながる教区教化の実現へ

謹んで新春のお慶びを申し上げます。minamimido_201701_01_cut

大阪教区におきましては昨年、教区教化委員会、教区教化センター、教区内別院がそれぞれの役割を明確にして、互いに情報の共有を図り連携して教化事業を推進することを目的とした新しい教化体制を発足いたしました。すなわち教区教化委員会は「出向く教化」、教区教化センターは「学び・深め・育てる教化」、教区内別院は「集まる教化」と位置付けて、それぞれが機能を十分発揮して教化の実をあげようとするものであります。

教化委員会に新たに設置いたしました「組教化推進部」の委員は、各組にお邪魔して教区や他の組の教化事業を紹介するとともに組の実情をお伺いして実施可能な事業のお手伝いをさせて頂くことを目的としています。これによって組や寺院は、教区や他の組の情報の把握が容易になり教化事業立案の参考にすることができます。教区は幅広い参加者を得て事業が実施できるとともに組や寺院からのご意見により、事業の内容充実を図ることがきます。教区教化体制策定委員会が各組を巡回されたときに掲げられたスローガン「現場が主役!つながる教区教化」の実現に向けて邁進したいと存じます。

また難波別院におきましては、将来構想に基づきまして御堂会館の解体が終了し現在新しい建物を建設するための基礎工事が行われております。建物の完成は来年の冬になりますが、新施設を活用して行う教化事業につきましては本年に事業計画を立案すべく作業を進めております。皆様方の深いご理解とご支援を切にお願い申し上げます。

大阪教務所長・難波別院輪番
宮浦 一郎

2017年度「秋安居」の日程延期について(案内)

このたび、2018年1月16日(火)~18日(木)に予定しておりました「秋安居」ですが、講師である大桑 齊先生の体調不良により、下記のとおりに延期とさせていただきます。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申しあげます。

なお、開催期日が近づきましたら、再度のご案内をさせていただきますが、既に申込みをされた方につきましては、改めて申し込みは必要ありません。

難波別院会場       2018年5月22日(火)及び5月23日  (水) 午後4時~8時半

大和大谷別院会場 2018年5月24日 (木)午後1時~5時

歴史研究班公開講座「教如上人と信長・秀吉・家康」

歴史研究班公開講座

天下人とわたりあった教如上人の願いを語る

教区教化センターでは、教化センター「歴史研究班」の研究内容と活動を、教区内外に広く周知するため、今月17日(月)午後6時から、難波別院同朋会館講堂を会場に、歴史研究班公開講義を開催する。

当日は、同研究班主任研究員の上場顕雄氏を講師に、「教如上人と信長・秀吉・家康」と題した講義が行われる。

講義内容について上場氏は、「本願寺第十二代教如上人は東本願寺を別立し、いわゆる『東西分派』をしたことで知られています。教如上人には、賛同した門徒衆が各地に存在していました。その基盤・門徒が現大谷派教団です。いわゆる『三人の天下人』とわたりあった教如上人の願いは、仏法興隆・聖人一流の存続でした。これらについて歴史的に考えてみたいと思います」と語る。

聴講無料。詳細は、教化センター(06・6251・0745)まで。

『南御堂』第658号 2017年(平成29)4月1日発行 11面より

真宗の仏事と儀式を考える講座

真宗の仏事と儀式を考える講座

御本尊って何?お内仏って何?

20170130真宗の仏事儀式を考える日頃大切にしましょうと言われている御本尊ている御本尊。ではいったではいったい御本尊とは何なのでしょうか?

また御本尊を御安置しているお内仏(お仏壇)には、何が表されているのでしょうか?

皆さんとともに考えてみたいと思います。

日時 2017年1月30日(月)午後4時~6時
会場 難波別院 同朋会館1階 講堂
講師 近松 誉(ちかまつ ただし)氏 (大阪教区 第 4組 慧光寺住職 本山教学研究所事務長)
内容 真宗のお内仏について
対象 住職・坊守・寺族・門徒
講題 『御本尊って何?お内仏って何?』
参加無料

2017/1/25 宗祖親鸞聖人学習講座 開催のお知らせ

宗祖親鸞聖人学習講座2016来たる1月25日(水)午後2時より
宗祖親鸞聖人学習講座第3回を実施いたします。
昨年末にご講師の古田和弘先生が体調を崩されたため、
第2回を「中止」とご案内申し上げておりました。

その後年明けにお具合を確認いたしましたところ、
年末年始の静養期間を経て、
すっかり快復されたとのことです。

皆様にはご心配とご迷惑をおかけいたしました。
今後とも同講座をよろしくお願いいたします。

研修・講座部幹事 馬場英昭

年頭のご挨拶

御修復完了機縁に信心の生活回復を

謹んで新春のお慶びを申し上げます。minamimido_201701_01_cut

さて、昨年11月20日・21日の真宗本廟両堂等御修復完了奉告法要、引き続き御正忌報恩講には、大阪教区から多数の皆様方のご参拝をいただきました。宗祖の御真影を安置する真宗本廟に全国津々浦々から、また海外からも浄土真宗の伝統に連なる人々が参詣される姿に、真宗大谷派宗門の原形を見た思いがしました。

私たちは真宗本廟に参拝するとき、御影堂の背景にある度重なる焼失を乗り越えて再建を成し遂げてきた数多の人々の思いを感ぜずにはおれません。そこに私にまで届いている本願念仏の歴史の深遠さを実感させられます。同時に参詣された人々と共に念仏の大道を歩ませていただくことの確かさを感じます。

宗門は、本願の伝統と念仏の道を共に歩む人に出遇うことのできる場を形成してきました。歴史の中で具体的には、報恩講・彼岸・お盆という法要、お内仏を中心とした家庭生活、葬儀・法事・月忌という仏事として伝えてきました。今その場が急激に減少、変容してきています。

蓮如上人に深く帰依された妙好人の赤尾の道宗は、「一日のたしなみは、毎朝お内仏に…、一月のたしなみは、お寺に…、一年のたしなみは、本山に参詣し…」と語り、真宗門徒の生活習慣にしたと伝えられています。御修復の基本方針に「信心の生活の回復運動としなければならない」とあることを思う時、あらためて御修復完了を機縁として信心の生活回復に専念しなければならないと思います。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

大阪教務所長・難波別院輪番
宮浦 一郎

『南御堂』第655号 2017年(平成29)1月1日発行 2面より

「各組通信員を対象とした研修会」報告

去る、10月13日(木)に開催いたしました「各組通信員を対象とした研修会」の報告記事が南御堂新聞11月号に掲載されましたので、転載いたします。

 

【銀杏通信の充実を図る 各組通信員の研修会を実施】icho_screen_shot_20161116t1506

さる10月13日、教区教化委員会「ホームページ実行委員会」による「各組通信員を対象とした研修会」が難波別院講義室で開催された。

同研修会の”各組通信員”とは、教区ホームページ「銀杏通信」(https://www.icho.gr.jp/)を用いて、組内の教化活動を発信・共有するために設置された委員。各組の教化活動を相互に学べるようにすることで、寺院の活性化や、情報発信で地域とのつながりを深めることを目的としている。

当日は、同実行委員会が「アカウントの発行」「記事の作成」「投稿方法等の基本的な操作」を解説した。また、通信員からは、取材方法などについて積極的な意見や質問が出され、「銀杏通信」の充実が図られた。

なお、同実行委員会では毎月第2・第4木曜日の午後5時から午後7時までコンピュータに関する様々な相談に答える「パソコン相談室」を実施中(相談無料)。

お問い合わせは、大阪教務所まで。

熊本教務所内に現地ボランティアセンターを開設

平成28年(2016年)熊本地震における宗派の対応について、情報が6/24に更新されましたのでお知らせします。

  • 6月24日(金)
    熊本教務所内に現地ボランティアセンターを開設しました。
    現地ボランティアセンターについての詳細はこちらからご覧ください。
  • 6月15日(水)
    本堂の応急処置工事が終了しました。熊本地震により被災した東本願寺熊本会館では、教務所建物へ倒壊する危険性のあった本堂の応急処置工事が終了し、教務所建物の使用が再開できる環境が整いました。今後、教区災害対策本部での議を経て、復興支援活動の拠点として歩む準備を進めていきます。引き続き、全国の皆さんからの支援をお待ちしております。⇒ 宗派ボランティア受け入れについて

映画「あん」上映会

きたる6月14日、午後6時から、難波別院同朋会館講堂にて映画『あん』(2015年作品、上映時間113分)の上映会が開催される(主催/教区「ハンセン病問題を共に学ぶ実行委員会」)。

『あん』はハンセン病回復者の女性をモチーフにした生きることの意味を考えさせられるヒューマンドラマ。

事前申込不要。
参加費500円(当日受付にて支払)。
問い合わせは大阪教務所まで。

『南御堂』第648号 2016年(平成28)6月1日発行 10面より

イントロダクション|映画『あん』映画「あん」上映会20160614

ドリアン助川の同名小説「あん」を、世界を舞台に創作活動を続ける監督・河瀨直美が映画化。日本を代表する女優・樹木希林をはじめ、抜群の演技力で独特の 存在感を放つ永瀬正敏、樹木の実孫である新星・内田伽羅(うちだきゃら)や、芸歴50年を超えようやく樹木との共演が実現した市原悦子など、豪華キャスト で贈る、心揺さぶる作品がここに誕生した。

定員は150人程度(自由席)です。