2018年02月

三夜連続法話の会、本日インターネットライブを行います!

いよいよ本日より三日間、第14回の三夜連続法話の会が難波別院にて18時より開催されます。今回は「蓮如上人、仰せられ候う」と題し、『蓮如上人御一代記聞書』よりお話させていただきます。

ライブ配信も行います。会場に起こしになれないかたも、ぜひこちらでご覧ください。

講師・スタッフ対象の一泊研修会

教区教化委員会の儀式・法要部では、「子ども同朋唱和講習会」「得度受式後研修会」「得度準備講習会」などで、未成年を対象とした教化活動を行っています。

3月に開催する「得度受式後研修会」「得度準備講習会」に向けて、2月1日~2日の一泊二日で、難波別院を会場として「講師・スタッフ対象」の研修会を開催しました。

子どもたちと「僧侶として歩むことの大切さを確認する」という講習会・研修会の開催の願いを、講師・スタッフが同じ課題として共有し、参加者とともに歩める集いとするために、毎年継続して開催しているものです。

近藤章先生

 

本年も、近藤章氏(長崎教区第3組西心寺住職)を講師に迎え、子ども同朋唱和講師・大阪教区児童連盟・教務所員・儀式法要部員のべ19名が参加しました。

近藤先生は児童教化に長年携わっておられ、今回の講座でもゲームや絵本を用いながら、子どもと共に歩む心構えを講義して下さいました。

 

 

1日目

【1日目】

・ゲーム:2人ペアになり、背中合わせで座って、お互いに話をする。

・・・悩みを抱えた人に、真正面から話を聞こうとしても、話はできない。聴く側が、悩んでいる人に対して上から目線になりがち。

→共通の物を見ながら話を始めてごらん。

→信頼関係が出来てきたら、背中合わせになって、相手の暖かさを感じながら話し合ってごらん。

絵本『最初の質問』

 

・「最初の質問」という絵本(長田弘さんの詩)を紹介

・・・「今日、空を見上げましたか?」「空は遠かったですか? 近かったですか?」「雲はどんな形でしたか?」「風はどんなにおいがしますか?」

→ 人は自然から離れては生きられない。

 

・平凡な教師は、よく喋る。
・良い教師は、説明する。
・優れた教師は、やってみせる。
・最も優れた教師は、心に火を灯す

 

・現代は言葉が記号化している、言霊(ことだま)を失っている。感受性を失い、素足の感覚を失っている。それらを取り戻すには?→言葉に出合う。出合うためには言葉で言うしかない。

・中道は、考えること。考えるためには、他人の意見を聞こうよ。仲良くなりたいから、ケンカができる。「君が嫌いだけど、ここに居ていいよ。僕は君が嫌いだけれど、ここに居させて」・・・徹底して語り合えるのは、信頼があるから。

夕食

 

先生を囲んで、受講者が準備した夕食をいただきながら、続きの講義。

・子ども会でのゲームのコツ:年齢層が広い集まりでは、真ん中より少し下くらいを狙って。

・ゲームは、持ちネタが2~3個では少ないが、5~6個あれば十分。あとは応用すれば良い。

 

2日目

【2日目】

難波別院の晨朝参拝、朝食後、2日目の講義をいただきました。

・現代社会が失ったものは、大地と魂とつながり(助け合い)→孤立化。

・失ったものを取り戻すのは、共同作業をすること。

午前9時30分、研修会はお開きとなりました。

映画『日本と再生』上映会のご報告

さる1月26日(金)難波別院・同朋会館におきまして、映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』の上映会(主催:真宗大谷派 大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」、共催:真宗大谷派 難波別院)を開催いたしました。当日は、約80名の方々にご参加をいただきました。ありがとうございました。

この映画は、原発問題に関連する訴訟に関わり続けてきた弁護士・河合弘之氏が、ドイツ、アメリカ、中国をはじめとする国々をめぐって世界の自然エネルギーの実情を取材したものであり、また国内で自然エネルギーに取り組む様々な団体の取材を通して、日本の自然エネルギーの現状とその問題点について伝える内容の映画でした。この映画を見て、世界の自然エネルギーはここまで来ているのかとたいへん驚かされました。

映画上映終了後、河合弘之監督による講演も行われ、非常に熱のこもったお話をうかがうことができました。「世界では自然エネルギーへのシフトがかなり進んでおり、この流れはもう止まることはない。また、日本の自然エネルギーのポテンシャルは、実はドイツの9倍もある。だから、日本においても自然エネルギーがどんどん増え、それにともなって原発が衰退していくことは間違いない。しかし、それまでに再び原発事故が起これば日本は破壊されてしまう。だから、原発を止めるための裁判は続けていかなければならない」という監督のお話が非常に印象的でした。

河合監督による講演の様子

あゆみ通信 VOL.110

あゆみの会(第2組同朋の会推進員連絡協議会/浪花 博会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第110号(2018年2月1日号)が発行されました。
【第1面】
▼ 第33回第2組同朋大会のおしらせ
▼「倶会一処」本持編集長の編集後記
 【第2面】
▼「大阪教区、第2組、あゆみの会行事予定」
▼ 澤田秀丸著 「 浄 土 和 讃 の 教 え (上・下) 」
  古田和弘著「 現在を生きる 仏教入門 」
 のご紹介
「あゆみ通信110号」のプリントアウトは、
↓↓ こちらのPDFファイルをお使い下さい。 ↓↓
あゆみ通信110BB

獅子吼の会 7日から三夜連続法話 いよいよ開催します!

今回は「蓮如上人御一代記聞書」について12人が法話します。どうぞお待ちしております。(会員一同)

寺族研修会

2月2日、「寺院における葬儀の基本」と題した、寺族研修会を開催しました。

 

大阪教区の「出向く教化」を受けて、儀式法要部「儀式相談室」に依頼をし、光泉寺住職の奥田勢至師に御講義をお願いしました。

 

教区出版会議から刊行された「寺院における葬儀の基本」をテキストに、御厨・法観寺を会処に、寺族17名が集まりました。

組会

1月27日、蓮信寺にて組会が開催されました。