第2回あゆみ例会を開催

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 第1回あゆみ例会は大阪教区慶讃法要への個人個人の参加を当てることといたしましたが、去る6月12日(木)午後2時より、第2回あゆみ例会が、第2組青年ご住職有志との合同研修会(コラボ)として、稱念寺(岸野龍之住職)を会場に開かれました。

 進行は吉田雄彦氏(法山寺門徒)が勤め、真宗宗歌斉唱の後、細川克彦あゆみの会会長(佛足寺門徒)が挨拶を述べました。

 今回のご講師は、同じ2組の喜佐上信証先生(紹隆寺副住職)です。

 先生ははじめに、大学を卒業されてしばらくして祖父の死に出会われたことを話されました。死は誰一人避けられないこと、また祖父と心の中で向きあっていると自分の生が問われているように思えると。

 先生はレジュメを用意して下さり、「白骨の御文」や仏典童話「キサーゴ―タミーの話」を紹介されました。

 また、ある人の投稿「一生を終えて残るのは」の文章を読み上げられ、両親から受けた有形無形の施しを消費するだけでなく、次の世代に伝えていくことが自分が生を受けた意味なのかもしれないというお話も紹介されました。

 その他にもご用意いただいた資料を読み上げられました。

 休憩後は座談会が持たれました。

 吉田氏の司会で、僧侶と門徒がお互いに気兼ねなく、普段感じたり考えていることを話し合いましょうと切り出しました。

 ある門徒の方は、お寺さんが門徒宅に逮夜参りや法事で出かけられることも大切ですが、お寺に門徒が集まって、交流し、また、仏法に出会える機会を作って下さることも大事ではないかという意見を述べました。

 また、あるご住職は大事だと思っているが、なかなか踏み出せないと話されました。

 また、漠然とそういうことを要望するより、ご住職一人ひとりにお願いしたらどうかという意見も出されました。

 また、法事で共に会食を勧められたら、お受けして交流を深めたいというご住職もおられました。

 侃々諤々、僧侶の方も積極的に発言して下さり、課題がいくらか見えてきたような座談会でした。

 最後に恩徳讃を唱和し、閉会となりました。

 今回の参加者は、僧侶9名、門徒5名でした。(レポート・写真:細川克彦〈佛足寺〉)

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