組門徒会・組推協合同聞法会開催 総会も久々に対面で実施
- 2025年06月22日(日)19:08
6月18日、組門徒会・組同朋の会推進員連絡協議会(組推協)の合同聞法会が、難波別院(南御堂)同朋会館で開催されました。猛暑のためにいつになく聴講者は少なめでしたが、それでも門徒、寺族合わせて70名程の参加がありました。
聞法会に先立ってまず両会の総会が行われました。門徒会は寺田善建会長、組推協は山田重信会長の議事進行で、各々令和6年度の事業活動報告、会計報告、令和7年度の活動計画案、予算案がすべて承認されました。ここ数年はコロナ禍等のために書面で議決が行われていましたが、久しぶりに対面での総会が開かれました。
休憩の後、寺田門徒会長の調声の下、正信偈同朋奉讃式で勤行を行いました。体調不良の本田哲組長(專宗寺住職)に代わって、稲葉芳成副組長(蒲生法泉寺住職)から挨拶があり、大宮法泉寺の新住職の紹介がありました。
そして第15組西稱寺住職の宮部渡師より、「人身受け難し いますでに受く」の講題で法話を賜りました。私たちが親しんでいる三帰依文の文言は、お釈迦様の時代から伝わって来たものであり、正信偈の冒頭にあるように、南無あるいは帰命という語には、測り知れないいのちの仏にすべてをお任せすることが表現されている、煩悩を断てないが故に、仏法を聞かねばならない存在として生まれて来たのが私たちであり、煩悩が聞かせてくれる真実(真宗=まことのみむね)は、まさに人間でないと味わえない醍醐味である、とお話しされました。具体例を多用しながら丁寧で分かり易く、実に聞き応えのあるお話でした。
最後に恩徳讃を唱和して閉会しました。合同聞法会は年に2回開催されます。一人でも多くの方にご参加いただき、貴重な聴聞の機会としてもらいたいと思います。