第2組門徒会員研修大会&あゆみの会合同研修会が開催されました

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2025年10月2日(木) 午後1時30分から、天王寺区の光照寺(墨林浩住職)をお借りして、第2組門徒会員並びにあゆみの会の推進員等13名が参加して、第2組門徒会員研修大会&あゆみの会合同研修会が開催されました。

真宗宗歌を3番まで斉唱し開会。墨林浩組長と門徒会を代表して吉田雄彦副会長からご挨拶をいただきました。

そして乙部大信先生(第3組 恩楽寺住職)を講師にお招きし、「念仏修行~世のなりわいにいそしまん」と題してお話をいただきました。

冒頭、先生は幼少から家族ぐるみでそろばんを教えてもらった熱心な総代さんのご家族の話をされて、発病から半身不随になり介護の生活を通して、困難を乗り越えてお母さんを中心にご家族が結束して看病をされ、お父さんが往生をされた姿を通して「一切衆生悉有仏性」と話されました。

先生は、講題の「修行」と言うことについて、「修」という漢字の成り立ちを説明され、それは象形文字を表していて、川で髪を洗い流す姿で、汚れを落として清浄な身にかえる。すなわち本来の願いのところに戻りなさい、元の自分に帰りなさいと。
お釈迦さまは仏法聴聞することを修行と言われ、それを命日(集まり話を聞く日)にやりなさいと。蓮如上人も、みんなで集まって念仏修行をしなさいと話されました。 何故修行するのかについて、煩悩の身であるからと。

休憩後、先生はお釈迦さまが出家されて、修行されて発見をされた「阿弥陀」や、釈迦とパセナディ王との物語、蓮如上人の聞法を聞いてもすぐに忘れると言う人に「ザルを水に付けよ」とされた話などを話していただきました。

また、カウンセラーをされている先生が対応されたお話や、清澤満之師の「天命に安んじて、人事を尽くす」仏さんの心に身を委ねて、ザルを水に浸けるように人事を尽くせと、自分の生業を誠心誠意、やっていこうと言われたと話されました。

最後に、真宗宗歌の1番から3番の歌詞を、たどりながら、仏さんの徳をいただきながら、共に生きましょうと言うことが詠われていますとしめくくられました。

恩徳讃斉唱のあと、細川克彦あゆみの会会長から挨拶があり、終了しました。
(レポート・写真;本持喜康〈即應寺〉)

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