2016年09月

朋友会・あゆみの会合同研修会

2016年9月28日(水)午後1時30分から、第2組朋友会と組推協「あゆみの会」との合同研修会が、南照寺(友澤秀三住職)で開催され、併せて19名が参加しました。
真宗宗歌で開催したあと、あゆみの会の浪花会長から「共に手を携えて第2組寺院を聞法の道場にするべく、忌憚のない意見交換をお願いしたい。」との挨拶に続いて、在家出身の友澤住職から「仏法との御縁とそして善知識との出会い」と題して、ご自身の数奇な人生経験をお話をいただき、とりわけ学生時代のスイスを拠点としてヨーロッパの体験や、また、趣味のバイクで瀕死の大事故に遭ったことで人生観と仏法に対する目覚めは、参加者に感動を与えました。また、現在も寸暇を惜しんで仏法をいろいろな人に伝えるための行動として自ら音楽活動や、ネットを利用した「居酒屋説法」をはじめ、節談説教の習得と実践の活動に頭が下がる思いでした。座談会では、吉田副会長の進行で、寺族、門徒が限られた時間の中を、寺族方には仏法に対するご縁について、また、今後の寺院の聞法会をいかに取り戻すことができるか、について率直な積極的な意見が交わされました。

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光明園手芸交流会

今日は、朝から雨の降りしきる中、15名の参加がありました。今回は来年の干支の「とり」ということで、にわとりと、ヒヨコをタオル一本でそれぞれ作りました。フエルトでくちばしやとさかをつけたら、完成です。「タオルだけでこんなかわいいのができるんやな~」とみなさん感心されていました。目やリボンのつけ方一つで、一人ひとり個性的な作品ができました。

にわとりとひよこ

にわとりとひよこ

 

教区坊守定例学習会

9月26日(月)、難波別院同朋会館1回講堂において定例学習会が開催されました。

一楽 真氏(大谷大学教授)を講師にお招きし、「法蔵菩薩の願い―四十八願文を読む―」という内容でご講義いただき、9回目になります。今回は第十二願から第二十願について教えていただきました。講義後の質疑応答での問いに対する先生のお答えに、本日の講義をより深く理解させていただきました。

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本日も50名近くご参加くださいました。学習会は今年度中あと3回ございますので、行事予定をご確認のうえ、ぜひご参加ください。

 

 

「親鸞聖人に出遇う入門講座」開催のご報告…

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「親鸞聖人に出遇う入門講座」を開催

さる9月16日、継続聞思の会では、南御堂難波別院を会場に「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座~『歎異抄』に聞く~」(後援:真宗大谷派難波別院)を開催し、30名の方のご参加を賜りました。当日は、真宗宗歌斉唱の後、参会者一同による『歎異抄』「第四章」の朗読、その後、発題者によるご法話が行われました。

発題法話をする西受さん

またご法話の後は、座談会が行われました。座談会では、『歎異抄』第四章を通したご意見・ご感想などが率直に出し合われ、今回も共に楽しく語り合い、聞き合うことのできた有意義な一時を過ごさせていただきました。

座談会1班①

座談会1班②

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座談会2班①

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座談会2班②

なお、次回の同講座は、「2016年10月12日(水)午後6時~ 会場:難波別院同朋会館講堂」です。

初めての方のご参加、どうぞお待ちしております。

《同講座についてのお問い合わせは、大阪教区教化センター(難波別院内)℡06-6251-0745まで》

福島の子どもたち夏休みのホームステイ・「子どもお楽しみツァー」の報告です

beytower5さる7月末に4泊5日の日程で実施されました「第10回 大阪教区での福島beytower2の子どもたちホームステイ」において、ボランティア推進会議では7月27日に恒例の「子どもお楽しみツァー」を開きました。今回も「みんなでランチをご一緒に」ということで、少しおしゃれな昼食を皆でゆっくり楽しもうと、大阪を港から一望にできるホテル大阪ベイタワー51階のレストランで、ランチバイキング。エレベーターを上がって先ず、眺望に、あれが海遊館、USJはこっち、ハルカスは・・・と盛り上がって、食事に。お寿司を何回もbeytower12食べる子、スイーツを全種類2周するんだという子、好きなもの美味しいものを一緒に食べながら、福島での生活のことや、大阪に来ているからこそ言えること、などをお互いに気兼ねなく話し合っていただきました。

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後日の反省会では、ホームステイを受け入れてもらえる寺院にが不足してこの夏は5家族だけの募集にせざるおえなかったことなど、年と共にいろんなことが変っていく中で、この、福島の子や親に心と身体の保養を少しでも、という当初からの願いを今後どのように引継いでいけるのか。また、どのようにしてより多くの方々に知っていただき協力していただけるのか、形式や運用面などの工夫等考えていくべきであると話し合われました。

 

 

 

 

 

獅子吼例会

いつも春秋の彼岸は心願寺をお借りして、会員順番に法話実習を行っています。

今回は台風が直撃し、警報が出る中、門徒さんのお参りはなしで、会員だけで廣瀬俊の法話を聴聞いたしました。

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今月16日(金)に「親鸞聖人に出遇う入門講座」を開催!

きたる9月16日(金)午後6時より、「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座~『歎異抄』に聞く~」を難波別院(南御堂)で開催いたします。※主催:継続聞思の会 後援:真宗大谷派難波別院

入門講座 表紙

同講座は、寺族や御門徒の垣根を越えて、みんなが平らに語り合える「座談会」を中心にした入門講座です。『歎異抄』をテキストとして、親鸞聖人が明らかにされたお念仏の教えを共に学んでおります。初心者の方でも、どなたでもご参加いただけますので、楽しく語り合い、聞き合いながら、お互いの悩みや問いについて語り合ってみませんか?

◆対 象 どなたでもご参加いただけます ※事前申し込みは不要です

(入門講座ですので、是非ご門徒のご参加をお待ちしています)

◆日 時 9月16日(金)午後6時~午後8時まで

◆会 場 難波別院(南御堂)同朋会館講堂

◆参加費 無料です

◆持ち物 『歎異抄』(東本願寺出版:200円 ※会場でお買い求めいただけます)、お念珠、筆記用具など

※これからはじめて『歎異抄』を学ぼうと思われている方や、親鸞聖人についてご関心をお持ちの方、ザックバランに尋ねてみたい方、また一人ではなかなかお聖教が読みづらいという方など、一度、お気軽にご参加してみて下さい。ご一緒にお念仏の教えに我が身を学び、楽しく語り合いましょう。

詳しくは、下記のチラシをご参照いただきまして、多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。

入門講座 裏面

 

「継続聞思の会」定例学習会のご報告…

さる9月7日、継続聞思の会(大阪教区教学研修院修了者の会)では、難波別院を会場に定例学習会を行いました。

「継続聞思の会」定例学習会(輪読風景)

※輪読テキストは、蓬茨祖運先生著作の「『教行信証』の基礎講座」です。まだお持ちでない方は、大阪教務所にお問い合わせ下さい。

1500円(在庫あり)

※次回の定例学習会は 、「2016年10月7日(金) 午後6時~ 難波別院(南御堂)本堂地下研修ホール 南和室」です。

同会では、一人でも多くの修了者の方々にご参加をいただき、ご一緒に聞法の学びを深めさせていただけますことを楽しみにしております。

どうぞ多くの修了者皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

9月6日 第19組青年会開催。

みなさん、こんにちは!

9月6日(火)に浄照寺さんを会所にして第19組青年会が開催されました。

もう間近となってきたお寺でコンパ、名付けて”寺コン”の最終打ち合わせが行われました!

寺コンは、今月の25日㈰に妙善寺さんにて開催されます!

当日、果たしてどんな出逢いが生まれるのか? 期待大です!!

 

この写真で若干1名、スタッフの中に混じって参加者の方も写っているのですが、どの人か分かるでしょうか?

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第3回大和大谷別院公開講座のお知らせ

またまた、「いのち」について考えてみませんか?

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●日時:2016年9月25日(日)14:00~16:00

●会場:大和大谷別院会館 大和高田市大谷274 TEL/FAX 0745-22-7619

●講題:『かけがえのない命』

●講師:畠中光享氏

●参加無料

 

声明塾(第13期) 特別講義

7月から、声明塾(第13期)2年目の授業がスタートしています。

9月7日、冨田暢秀師(大阪教区第26組 教行寺住職・本山式務所定衆)を御講師に御招きして、「平生と法要時の荘厳について」という講題で特別講義を頂きました。

平生のお勤め時と恒例法要の時、それぞれにどのような装束を着けるのか、そしてそのときの各尊前のお荘厳についてのお話を頂きました。

また、大谷派の荘厳の変遷について、三具足の飾り方の原型のお話など、貴重な資料を参照しながら歴史的なお話も頂き、塾生の方々は興味深く聞いておられました。

声明塾特別講義 講師は冨田暢秀師

声明塾特別講義 講師は冨田暢秀師

 

【声明の講習会受講を希望される方へ】

▼大阪教区准堂衆会主催の「声明塾」は、水曜日の午後6時30分~8時30分に、難波別院で授業を行っています。

年40回、2年間の課程で声明を学んでいきますので、中途入塾は受け入れておりません。

入塾希望の方は、次期(第14期生)は来年(2017年)7月からですので、5月頃に大阪教区内全ヶ寺発送に同封していただく予定の「入塾の案内」をご覧いだだき、お申し込み下さい。

 

▼大阪教区教化委員会主催の「声明講習会」は、月1回、難波別院を会場に10月~来年6月の10回開講されます。

▼「同朋唱和講習会」を組やお寺で開催される場合、大阪教区教化委員会から講師の派遣を行います。(主催者様には、講師への費用負担はありません。)

詳細は真宗大谷派大阪教務所へお問い合わせ下さい。

 

蓮如上人、住蓮・安楽 ゆかりの地へ

さる9月5日~6日、第十二組青年会は、一泊研修旅行を行いました。

初日の5日は、京都鹿ヶ谷の住蓮山安楽寺(浄土宗)へ。このお寺は法然上人の直弟子で、承元の法難で死罪となられた住蓮・安楽の両師を開基とするお寺です。哲学の道から少し北の山に上がったところにあり、閑静なたたずまいのお寺でした。境内には住蓮・安楽、そして後鳥羽上皇の女官であった松虫・鈴虫の御木像、親鸞聖人の御木像と、住蓮・安楽を偲んで当寺に立ちよられた時に残された笠と杖などがありました。

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京都で食事・宿泊後、翌日は江州へ。

渡し船に乗って、日本で唯一の淡水湖に人が住む島「沖島」へ。10分ほどの船旅です。

島にある西福寺(本願寺派)を参拝しました。こちらは蓮如上人御建立。琵琶湖を渡る途中、嵐を避けて沖島に立ちよられた上人は、その地の漁師で、小さな子を残した妻がこの世の未練のため幽霊となって毎晩、さまよい出てきていたのを、お名号を下して済度されたという伝説が残っています。その蓮如上人直筆の六字名号、そして「正信偈」の「 能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃 凡聖逆謗斉回入 如衆水入海一味」の書が残されています。
人口300人弱のこの島は、やはり高齢化が深刻だとご住職がおっしゃっていましたが、こうして蓮如上人以来、お念仏のみ教えを途絶えることなく伝えておられます。島はのんびりとして、空気さえもが、そして流れる時間さえもが違うような気がしました。帰りの渡船の時間まで、漁協で「よそものコロッケ(ブラックバスの白身入り)」をいただきました。

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その後は、こちらも住蓮・安楽の墓所のある近江八幡にある易行寺(本願寺派)を参拝いたしました。ご住職に承元の法難のお話をお聞きしたことです。

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承元の法難については、大阪教区御遠忌サイト「親鸞聖人のご生涯」問いと答え「法然や親鸞はなぜ念仏を称えたくらいで流罪になったのですか。」をご覧ください。

21組のこれからを担う

去る7月12日と9月8日に、第6回と第7回の21組お寺入門講座が堺南御坊で開催されました。

「親鸞聖人のご生涯」を題にリレー方式で、誕生から比叡山時代を新在家教蓮寺住職の天津良嗣さんに、吉水時代から越後時代を真宗寺住職の足利尊さんにお話しいただきました。
リレー方式の範囲は、担当者の裁量なのでお生涯の最後まであと何回になるかわかりませんが、続いていきます。

参加は述べ14人、スタッフが述べ8人でした。

「お寺入門講座」は結婚などを縁にお寺に住むことになった方々を中心に開いている講座です。
この講座は、参加者の学習とともに、参加者同士の交流の場となっています。女性の方・子育て世代の方が参加しやすいように、開始時間を11時に設定するなど工夫をしています。
今回も真剣に講師の話を聞きノートを取る姿が見受けられ、講座修了後は、昼食のサンドウィッチをいただきながら、楽しそうな交流の場となっていました。

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第14組 門徒会総会 並びに 教務所長巡回を開催

平成28年9月8日寝屋川市ニューコマンダーホテルに於きまして

午後2時より、2016年度門徒会総会

午後3時より、2016年度教務所長巡回

が開催されました。

 

門徒会総会では、教化事業報告、決算報告等を行いました。

教務所長巡回では、主な宗務の課題と業務報告、御堂会館の建替工事にともなう別院境内・諸施設の状況と「報恩講」執行についてのご案内等の報告を受けました。

その後質疑応答があり、恩徳讃を最後にご唱和し、無事終了致しました。dsc_0396

大阪教区坊守会研修旅行 今年も…

9月5日(月)~6日(火)の1泊2日で、郡上八幡・南砺・金沢方面に研修旅行に行ってきました。参加者38人(内、8月1日より坊守会担当をしてくださっている教務所員1人)

郡上八幡の町

郡上八幡の町

今年も、時折雨に降られながらも台風の合間をすり抜け、2日間で5ヵ寺参拝という少しハードなスケジュールの旅行でした。

1日目、先ず郡上八幡の安養寺に参拝しました。安養寺では、ご住職からお話を伺い、地元名産の肉桂飴とお茶の接待を受け、「親鸞聖人絵伝」や「蓮如上人真筆」、「石山合戦関係の文書」等が納められている宝物殿を拝見させていただきました。

安養寺堂内にて

安養寺堂内にて

城下町の風情ただよう郡上八幡の町を散策した後、南砺市にある茅葺き屋根の山門が印象的な「赤尾の道宗」ゆかりの行徳寺に参拝しました。坊守様より、道宗がいかに熱心な聞法者であったか、そしてその姿を蓮如上人が『お文』に記しておられることなど、たくさんのお話を聞かせていただきました。

行徳寺の茅葺き屋根の山門

行徳寺の茅葺き屋根の山門

続いて城端別院善徳寺に参拝しました。突然の大雨で、予定していた時間に遅れての訪問にも関わらずご輪番はじめ皆さん温かくお迎えくださいました。善徳寺の歴史をお聞きし、丁寧な説明のもと諸殿も拝観させていただきました。こちらでは365日欠かすことなく法話が行われていて、午前6時半の晨朝勤行・法話には多くて20数人、少なくて5~6人のお参りがあるそうです。

城端別院善徳寺堂内

城端別院善徳寺堂内

2日目は先ず井波別院瑞泉寺に参拝しました。昨年の研修旅行で横浜別院に参拝したときお世話になった当時の竹部輪番が南砺市にある自坊に戻っておられ、ご挨拶に来て下さり嬉しい再会となりました。「信仰と木彫りの里 井波」の言葉通り、井波の町は随所に彫り物が施されていました。各家の玄関にはその家の当主の干支の彫り物を掲げていました。瑞泉寺に施されている彫り物も立派で本当に素晴らしいものでした。

井波別院瑞泉寺本堂と太子堂

井波別院瑞泉寺本堂と太子堂

次に今回の研修旅行最後の寺院、棟方志功ゆかりの光徳寺に参拝しました。坊守様から、ご本尊の蓮如上人御自作の「黄金阿弥陀佛」のお話、また、棟方志功をはじめ光徳寺に訪れた民芸作家の方々のお話を聞かせていただき、数々の作品もゆっくり拝見させていただきました。棟方志功が描き上げた『華厳松』は物凄い迫力を感じる作品でした。

棟方志功版画碑

棟方志功版画碑

今回参拝しましたいずれのお寺も大変興味深く、もう少し時間が欲しかったという思いは残りますが、充実した2日間を過ごさせていただきました。この研修旅行を支えて下さった全ての方々に感謝申し上げます。

参加者の皆様、お疲れさまでした。そしてアンケートのご協力、ありがとうございました。