仏青研修旅行・他教区交流会 1日目

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本日より3日間の仏青研修旅行・他教区交流会がスタートしました。

難波別院に集合するも、過積載のため?扉が閉まらないというトラブルが発生しました。(汗)

         ほとんど業者

たこ焼き道具・材料を積み込みすぎたのでしょうか。

最初の目的地は浄土真宗十派の一つ、「誠照寺派本山・誠照寺」です。

通称「鯖江本山」と呼ばれる通り、福井県鯖江市にございます。

鯖江市は元々、誠照寺の門前町として栄えた歴史があります。

現在でも門前市「誠市」をはじめ、様々な催しが行われています。

一樹一材の総欅造りの山門。左右に見られる「駆け出しの龍」は左甚五郎の作と伝えられる

駆け出しの龍。大火災の際に竜ヶ水を吐いて門を守ったと言われる。

内陣天井絵。極彩色が眩しい。ひときわ鮮やかな青天井が眩しい。

親鸞聖人が越後へご配流の際、この地にご滞在された折に彌陀本願の要法を説かれたご縁に始まるとされます。

ご案内いただいた中でも非常に興味深かったお話に、阿弥陀堂・本尊「閻浮檀金阿弥陀如来(えんぶだんこんあみだにょらい)」がありました。

裕福な仏弟子がお釈迦様に阿弥陀如来像を作り、世の人々に教えを広めるよう諭されたそうです。

そして閻浮檀金(お釈迦様の時代にインドの良質な川底で取れる金の名称)で3体の阿彌陀様を作り、各地で説法をされていたのだそうです。その阿弥陀様が空へ飛んでいった際、慌てて手を掴んだ仏弟子でしたが、手はちぎれてそのまま空の彼方へ飛んでいってしまったそうです。その手のちぎれた阿弥陀様の1体が誠照寺の本尊として残っています。

仏弟子一人による布教では、今まさに救わねばならない人の元へ行くことができないため、阿弥陀様が手分けをして世界へ飛び立ったのだと伝えられています。インド・中国・日本と三国伝来の秘仏として、現在は盂蘭盆会の8月15日にのみ公開されているそうです。

正面の阿弥陀如来の裏にある厨子に「閻浮檀金阿弥陀如来」が安置されている。非公開。

参拝後は鯖江市内にて福井県民ソウルフード「ソースカツ丼」でお腹を満たしました。

    福井といえばソースカツ丼ですよ♫

    ソースカツ丼なのにキャベツが無い!?

 

このあとは日本海を左手に見ながら金沢へドライブ。 日本海は、見ていて飽きませんね。

途中、歌舞伎の演目で有名な「勧進帳」の舞台である「安宅の関」やブルーインパルスを目にすることもできました。

幸先の良いスタートです♫

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