第6組・茨田通俊(組通信員)

推進員養成講座第1回目の反省会が行われる。

7月14日に同朋の会推進員養成講座の第1回目が開催され、28日にその反省会が大宮法泉寺で行われました。当日は事前準備を進めて来たスタッフに加えて、講座当日に司会や書記を務めた寺族スタッフも参加しました。

「お内仏と私」というテーマで行われた座談会で出た課題を整理し、第2回目以後の内容を検討しました。お勤めやお給仕の実態、先祖供養を目的としている現実、神仏の違い等が、これからのテーマ設定の材料として取り上げられました。

また、事前の不安をよそに座談会が盛り上がったのは、1回目は気軽に座談に入ってもらうため、同じ寺院に所属する者を同じ班に割り振る等の班編成を行ったことが奏功したと思われます。会を重ねて参加者が慣れて来れば、班のメンバーを入れ替えて座談を行うことも考えています。

さらに、寺族スタッフもできる限り門徒との交流機会をもつため、司会や書記を固定せずに担当すること、座談会の際に5つから成る部屋割りについて、各班が話し合いに集中できるように環境を整備すること等が議論されました。

第1回目の手応えを受けて、各スタッフとも前向きな姿勢で意見を交換していました。9月8日の第2回目の講座に向けて、酷暑の中も準備を進めて行きます。

推進員養成講座が始まる。

7月14日、同朋の会推進員養成講座の第1回目が天満別院で行われました。「真宗の教えに聞く」という講座全体のテーマにあるように、本講座を通して、真宗の教えと共に生きる喜びが得られることが願われています。当日は猛烈な暑さの中で、組内の40名の門徒の参加がありました。

まず全員で正信偈同朋奉讃式のお勤めをした後、講師の大橋恵真師(第18組遠慶寺住職)の導入のお話がありました。この講座を通じて、自分が生まれて来て好かったと思えるものに出遇って欲しいと語られました。

その後、各々7〜9人の5つの班に別れて座談会を行いました。今回は「お内仏と私」というテーマで話し合いがもたれました。当初は、各自が考えを自由に表現できるか不安がありましたが、どの参加者も積極的に自分の思うことを発言し、各班とも活発な意見交換がなされて、座が大いに盛り上がりました。

休憩の後、各班の書記から座談会で取り上げられた課題について報告がなされ、それを受けて講師からお話がありました。お内仏とは家庭内に仏様がいらっしゃることであり、ご本尊、即ち本当に尊いものに出遇うことで、自分の愚かさが見えて来ると話されました。

初回は上々のスタートでした。第2回は9月8日で、「お経と私」というテーマで行われます。

門徒会・組推協の総会・合同聞法会が開催される

6月16日、第6組門徒会並びに同朋の会推進員連絡協議会(組推協)の総会及び合同聞法会が行われました。当日は、会場の難波別院同朋会館がほぼ満堂になるほどの多くの参加がありました。

午後2時よりまず門徒会の総会、引き続いて組推協の総会が行われ、各々平成29年度の事業活動報告、会計及び監査報告の後、平成30年度の事業活動計画案、予算案がすべて承認されました。

休憩の後、3時からの合同聞法会では、山田重信組推協会長の調声の下、正信偈同朋奉讃式で勤行を行いました。そして第12組清澤寺住職の澤田見師より、「父母の孝養」という講題で法話を賜りました。私たちが賜ったいのちと、伝え続けられて来た本願の歴史について、スライドを使いながら分かり易くお話しいただきました。

最後に鷦鷯律組長(大宮法泉寺)の挨拶があり、寺田善建門徒会長の言葉をもって閉会となりました。

合同聞法会は、過去の推進員養成講座終了後に、引き続き組としての聞法の機
会を確保するために始められました。例年6月と2月に難波別院を会場として開催されています。第6組では7月より、第3回目の推進員養成講座も始まります。聴聞の輪がさらに広がり、合同聞法会がますます発展することが期待されます。

推進員養成講座を前に最終打ち合わせ 第6回教化委員会スタッフ会議

推進員養成講座開催に向けて第6回教化委員会スタッフ会議が、6月7日に大宮法泉寺で開かれました。講師、教区駐在教導を交えて、講座開催前の最終の打ち合わせが行われました。

この日は主に、既にテーマが決まっていた第1回、第2回講座について、座談会の話し合いの手掛かりとなる課題をまとめました。お内仏やお経について、身近なことから話題にできるように考えました。受講申し込みは40名を超えており、第1回、第2回の案内を改めて講座受講者に発送します。

講座当日はプログラムがスムーズに進められるよう、教化委員を中心にサポートの担当を決めて望みます。なお、各回講座後に反省会を行い、修正すべき点を調整しながら後続の回につなげていく予定です。

第6組の推進員養成講座は、7月14日(土)が第1回(於 天満別院)です。

推進員養成講座に向けて最終調整 第5回教化委員会

推進員養成講座開催に向けて第5回教化委員会スタッフ会議が、5月10日に大宮法泉寺で開かれました。今回は駐在教導や教区スタッフを交えて、講座の流れ等の最終的な確認がなされました。

昨秋より準備を進めて来ましたが、既に最終的な開催要項が3月の組会において了承され、4月より組内門徒に対して、各寺院を通して案内がなされました。これまでに定員に迫る申し込みがあります。

この日のスタッフ会議では、参加者には基本的に6回の講座ごとにプログラムを作成して案内を行うこと、座談会は10名程度の班を複数編成し、班分けに配慮を行うこと、座談会の司会は門徒が行い、各班に組内住職が記録係として加わること、各回のテーマに沿った座談会のポイントをまとめること等を取り決めました。

第6組の推進員養成講座は、いよいよ7月に第1回が天満別院で開催されます。

推進員養成講座の開催に向けて最終段階に 第4回教化委員会

推進員養成講座開催に向けて第4回教化委員会スタッフ会議が、3月2日に大宮法泉寺で開かれました。今回は、講師を依頼した大橋恵真氏(第18組遠慶寺住職)にも加わっていただいて、未定の事案について話し合いを行い、最終的な講座内容がほぼ確定しました。

残る本山宿泊研修の日程が決まる4月より、案内チラシを配布して募集を開始します。なかでも組門徒会、組推協の会員には直接案内を発送し、積極的な奨励を図ることとなりました。また講座期間中は、住職や門徒の代表が協力して、当日のスタッフとして運営に当たることも確認されました。

この日決まったことは、3月6日の組会において承認され、いよいよ組を上げての取り組みが始まります。

門徒会・組推協の合同聞法会を開催

2月14日、第6組門徒会並びに同朋の会推進員連絡協議会(組推協)の合同聞法会が、難波別院同朋会館で行われました。今回も約百名の参加がありました。

午後2時半より正信偈同朋奉讃式で勤行を行いました。そして鷦鷯律組長の挨拶の後、前回と同様に第17組法觀寺住職の廣瀬俊師より「生死いづべき道」という講題で法話を賜りました。今回も豊富な資料を用いて、分かりやすくお話いただきました。

合同聞法会は年2回の開催で、次回は6月に予定されています。

推進員養成講座の実施要項が具体化 第3回教化委員会

 推進員養成講座開催に向けて第3回教化委員会が、1月10日に大宮法泉寺で開かれました。今回の討議で実施要項がかなり具体的になり、講座開催の準備が本格化して来ました。

今回は案内チラシの案を前にして、主に講座のテーマについて話し合いました。全体のテーマは真宗の教えに聞いていくことを願いとし、個別の講座のテーマでは、お内仏やお経等の身近な事柄を取り上げることになりました。

各回の講座の流れについては、まずその時のテーマに基づいて、参加者による座談会で自由な意見を出し合い、それを受けて講師からお話をいただく形を採用する方向で検討しています。講座の日程も、今夏から来夏にかけて1年間に6回の講座(第6回目が本山・同朋会館での宿泊研修)を行うことにほぼ決まりました。また開催に当たって、組門徒会や組推協の協力も必要であることが確認されました。

2月の組会でこの日の決定事項を発表して意見を交換し、次回の教化委員会で最終調整を行う予定です。

推進員養成講座の開催スケジュール等を検討 第2回教化委員会

推進員養成講座開催に向けて話し合う第2回教化委員会が、11月7日に大宮法泉寺で開かれました。今回は門徒会と組推協の役員の出席も得て、前回からさらに進めて、具体的な講座の日程を中心に議論が行われました。

前回の懸案となっていた、門徒会・組推協の合同聞法会と養成講座を関連づけるか否かについては、合同聞法会は従来通り行い、それとは別に推進員養成講座を所定の回数をもって開催する方向でまとまりました。さらに、講座の開催日時、会場のほか、門徒への告知の時期や本山での後期教習の開催日程について、様々に意見を交わしました。

次回は選定した講師にも加わっていただき、講座のテーマや内容について話を詰めていく予定です。

 

 

各寺院の報恩講に組門徒会員が参拝

第6組では門徒会員に、全寺院の報恩講の日程をお知らせし、参拝を奨励しています。

11月4日の願光寺報恩講には、組門徒会長と副会長の参拝がありました。門徒の皆様には、お手次の寺院以外のお寺にも積極的にお参りいただき、是非ご聴聞の縁を広くもたれることを願っています。

推進員養成講座に向けての議論が始動 第1回教化委員会開催

9月15日、大宮法泉寺において教化委員会が開催されました。近く予定している推進員養成講座について、初めて討議を行いました。

当日は王来王家駐在教導にも同席してもらい、推進員養成講座の手順についての説明や、他の組での実施状況について、随時助言をいただきました。また、教区教化委員会から、藤井真隆組教化推進部委員にもご出席いただきました。

第6組では過去に2回、推進員養成講座を開催していますが、それからずいぶんと時を経て、組の事情や門徒と寺院との関係も変わって来ています。組の現状に即した講座のあり方を巡って、積極的に意見が交わされました。

今回特に問題となったのは、講座の日程を考える際に、既に定着している門徒会・組推協合同聞法会との関係をどうするかという点でした。過密日程の回避と、スタッフや参加者の負担の軽減を考慮して、既存の聞法会を養成講座として活かす案等が協議されました。講座の具体的な内容については、次回の教化委員会で引き続き話し合うことになりました。

所長巡回が行われました。

9月13日にリバーサイドホテルにおいて、午後6時からの組会に続き、所長巡回が行われました。

宗派経常費の連続完納寺院への表彰の後、宮浦教務所長から本年度の主な宗務の課題と業務報告、里雄主計から財務報告が行われました。その他教区教化テーマの紹介と新教化体制についての説明、難波別院からは御堂会館建て替え工事の進捗状況についての報告等がありました。最後に質疑応答が行われ、現実化する寺院護持の危機や教区テーマについての意見等が出されました。

その後の懇親会では、和やかな雰囲気の中で、各寺院と教務所員との間で親しく交流を深めることができました。

門徒会勉強会で初めての座談会

9月13日午後2時より第6組門徒会の勉強会が、天満別院を会場として行われました。組内門徒会員を対象に年に1回行われているもので、今回は約30名が参加しました。

当日は正信偈同朋奉讃のお勤めの後、天満別院の長谷山法雄輪番から正信偈についてのお話がありました。その後、今回は初めての試みとして、座談会がもたれました。お互いに意見を述べ合う座談会は、不慣れなこともあって、参加者には戸惑いも見られましたが、これから回数を重ねて経験を積めば、次第に盛り上がるのではないかと期待しています。

 

摂護会研修旅行で、瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪ねる。

因島水軍城

8月30、31日の1泊2日の日程で、恒例の摂護会(6組住職の会)研修旅行が行われました。摂護会の研修旅行は、毎年8月の30、31日の両日を基本として行われているもので、今回は瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪れました。12名の参加(内2名は現地で合流)がありました。

今回の研修旅行は、朝バスで大阪を発ってしまなみ街道を辿る形で、最初に因島に向かいました。まず訪れたのは、瀬戸内海の交易を広く担い、石山合戦にも関わった村上海賊の因島水軍城でした。汗を掻きながら登った小高い丘の上に、城を再現した資料館があり、村上海賊にまつわる歴史資料を見学しました。

光明坊

次に生口島に渡って光明坊を訪れました。四国に流罪になった法然上人が立ち寄られたと伝えられ、承元の法難の松虫・鈴虫が晩年を送ったとされる寺院で、本堂で住職のお話を聞いた後、宝物の阿弥陀如来坐像等を拝観しました。

その日は湯坂温泉のホテル賀茂川荘に宿泊し,旅の疲れを癒やしながら、参加者の間で親睦を図りました。

翌31日は、石山合戦の際に安芸門徒ゆかりの本願寺派寺院・長善寺を訪れました。本堂で前住職から、寺史や当地の安芸門徒の信仰についてお話を伺いました。「10年も続いた石山合戦は、合戦ではなく、『石山戦争』と呼ぶべきである」という言葉が印象に残りました。

続いて庫裏に案内してもらい、数々の寺宝を見せていただきました。「進まば往生極楽 退かば無間地獄」と記された軍旗からは、石山合戦に参戦した当時の安芸門徒の仏法領の庇護に止まらない、一方ならぬ信心への覚悟が窺えました。

その後、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原の風情溢れる町並みを散策し、名物のお好み焼きを食してから、無事帰路に着きました。

長善寺

「進まば往生極楽 退かば無間地獄」の軍旗

 

門徒会・組推協の総会・合同聞法会を開催

去る6月17日、第6組門徒会並びに同朋の会推進員連絡協議会(組推協)の総会及び合同聞法会が、難波別院同朋会館で行われました。当日は約百名の参加がありました。

午後2時よりまず門徒会の総会、引き続いて組推協の総会が行われ、各々平成28年度の事業活動報告、会計及び監査報告の後、平成29年度の事業活動計画案、予算案がすべて承認されました。また組推協総会の最後には、大阪教区推進員連絡協議会設立についての説明が、王来王家駐在教導からありました。

休憩の後、3時からの合同聞法会では、山田重信組推協会長の調声の下、正信偈同朋奉讃式で勤行を行いました。そして鷦鷯律組長の挨拶の後、第17組法觀寺住職の廣瀬俊師より「浄土という故郷」という講題で法話を賜りました。私たちにとってなくてはならないものが浄土であると、具体的な資料を用いながら軽妙な語り口でお話しいただきました。

この合同聞法会は、かつての推進員養成講座終了後に、引き続き組としての聞法の機会を設けることを目的として始められたもので、今では年2回開催されています。推進員以外の方も会員として迎えており、組内の有意義な聴聞と交流の場となっています。