第6組・茨田通俊(組通信員)

推進員養成講座の開催スケジュール等を検討 第2回教化委員会

推進員養成講座開催に向けて話し合う第2回教化委員会が、11月7日に大宮法泉寺で開かれました。今回は門徒会と組推協の役員の出席も得て、前回からさらに進めて、具体的な講座の日程を中心に議論が行われました。

前回の懸案となっていた、門徒会・組推協の合同聞法会と養成講座を関連づけるか否かについては、合同聞法会は従来通り行い、それとは別に推進員養成講座を所定の回数をもって開催する方向でまとまりました。さらに、講座の開催日時、会場のほか、門徒への告知の時期や本山での後期教習の開催日程について、様々に意見を交わしました。

次回は選定した講師にも加わっていただき、講座のテーマや内容について話を詰めていく予定です。

 

 

各寺院の報恩講に組門徒会員が参拝

第6組では門徒会員に、全寺院の報恩講の日程をお知らせし、参拝を奨励しています。

11月4日の願光寺報恩講には、組門徒会長と副会長の参拝がありました。門徒の皆様には、お手次の寺院以外のお寺にも積極的にお参りいただき、是非ご聴聞の縁を広くもたれることを願っています。

推進員養成講座に向けての議論が始動 第1回教化委員会開催

9月15日、大宮法泉寺において教化委員会が開催されました。近く予定している推進員養成講座について、初めて討議を行いました。

当日は王来王家駐在教導にも同席してもらい、推進員養成講座の手順についての説明や、他の組での実施状況について、随時助言をいただきました。また、教区教化委員会から、藤井真隆組教化推進部委員にもご出席いただきました。

第6組では過去に2回、推進員養成講座を開催していますが、それからずいぶんと時を経て、組の事情や門徒と寺院との関係も変わって来ています。組の現状に即した講座のあり方を巡って、積極的に意見が交わされました。

今回特に問題となったのは、講座の日程を考える際に、既に定着している門徒会・組推協合同聞法会との関係をどうするかという点でした。過密日程の回避と、スタッフや参加者の負担の軽減を考慮して、既存の聞法会を養成講座として活かす案等が協議されました。講座の具体的な内容については、次回の教化委員会で引き続き話し合うことになりました。

所長巡回が行われました。

9月13日にリバーサイドホテルにおいて、午後6時からの組会に続き、所長巡回が行われました。

宗派経常費の連続完納寺院への表彰の後、宮浦教務所長から本年度の主な宗務の課題と業務報告、里雄主計から財務報告が行われました。その他教区教化テーマの紹介と新教化体制についての説明、難波別院からは御堂会館建て替え工事の進捗状況についての報告等がありました。最後に質疑応答が行われ、現実化する寺院護持の危機や教区テーマについての意見等が出されました。

その後の懇親会では、和やかな雰囲気の中で、各寺院と教務所員との間で親しく交流を深めることができました。

門徒会勉強会で初めての座談会

9月13日午後2時より第6組門徒会の勉強会が、天満別院を会場として行われました。組内門徒会員を対象に年に1回行われているもので、今回は約30名が参加しました。

当日は正信偈同朋奉讃のお勤めの後、天満別院の長谷山法雄輪番から正信偈についてのお話がありました。その後、今回は初めての試みとして、座談会がもたれました。お互いに意見を述べ合う座談会は、不慣れなこともあって、参加者には戸惑いも見られましたが、これから回数を重ねて経験を積めば、次第に盛り上がるのではないかと期待しています。

 

摂護会研修旅行で、瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪ねる。

因島水軍城

8月30、31日の1泊2日の日程で、恒例の摂護会(6組住職の会)研修旅行が行われました。摂護会の研修旅行は、毎年8月の30、31日の両日を基本として行われているもので、今回は瀬戸内の真宗門徒ゆかりの地を訪れました。12名の参加(内2名は現地で合流)がありました。

今回の研修旅行は、朝バスで大阪を発ってしまなみ街道を辿る形で、最初に因島に向かいました。まず訪れたのは、瀬戸内海の交易を広く担い、石山合戦にも関わった村上海賊の因島水軍城でした。汗を掻きながら登った小高い丘の上に、城を再現した資料館があり、村上海賊にまつわる歴史資料を見学しました。

光明坊

次に生口島に渡って光明坊を訪れました。四国に流罪になった法然上人が立ち寄られたと伝えられ、承元の法難の松虫・鈴虫が晩年を送ったとされる寺院で、本堂で住職のお話を聞いた後、宝物の阿弥陀如来坐像等を拝観しました。

その日は湯坂温泉のホテル賀茂川荘に宿泊し,旅の疲れを癒やしながら、参加者の間で親睦を図りました。

翌31日は、石山合戦の際に安芸門徒ゆかりの本願寺派寺院・長善寺を訪れました。本堂で前住職から、寺史や当地の安芸門徒の信仰についてお話を伺いました。「10年も続いた石山合戦は、合戦ではなく、『石山戦争』と呼ぶべきである」という言葉が印象に残りました。

続いて庫裏に案内してもらい、数々の寺宝を見せていただきました。「進まば往生極楽 退かば無間地獄」と記された軍旗からは、石山合戦に参戦した当時の安芸門徒の仏法領の庇護に止まらない、一方ならぬ信心への覚悟が窺えました。

その後、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原の風情溢れる町並みを散策し、名物のお好み焼きを食してから、無事帰路に着きました。

長善寺

「進まば往生極楽 退かば無間地獄」の軍旗

 

門徒会・組推協の総会・合同聞法会を開催

去る6月17日、第6組門徒会並びに同朋の会推進員連絡協議会(組推協)の総会及び合同聞法会が、難波別院同朋会館で行われました。当日は約百名の参加がありました。

午後2時よりまず門徒会の総会、引き続いて組推協の総会が行われ、各々平成28年度の事業活動報告、会計及び監査報告の後、平成29年度の事業活動計画案、予算案がすべて承認されました。また組推協総会の最後には、大阪教区推進員連絡協議会設立についての説明が、王来王家駐在教導からありました。

休憩の後、3時からの合同聞法会では、山田重信組推協会長の調声の下、正信偈同朋奉讃式で勤行を行いました。そして鷦鷯律組長の挨拶の後、第17組法觀寺住職の廣瀬俊師より「浄土という故郷」という講題で法話を賜りました。私たちにとってなくてはならないものが浄土であると、具体的な資料を用いながら軽妙な語り口でお話しいただきました。

この合同聞法会は、かつての推進員養成講座終了後に、引き続き組としての聞法の機会を設けることを目的として始められたもので、今では年2回開催されています。推進員以外の方も会員として迎えており、組内の有意義な聴聞と交流の場となっています。