第二組 聞法会を開催しました

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去る7月22日(土)午後2時から、熱中症警戒アラート発令の中、阿倍野区の法山寺藤原憲住職)をお借りして、第2組聞法会「共に学ぶ正信偈」が開催されました.

組内の寺族、門徒や推進員ら25名が参加して開催されました。講師は、十数年にわたり御出講いただいている、平野区正業寺の新田修巳先生。

先生は、冒頭、正信偈の主な骨子は称名念仏である。その歴史を七祖の功績をたどりながら、私たちがこうしてお念仏を受け止めさせていただいたこの身をもう一度自覚させていただくのが学びの基本だと話されました。

そして、作曲家の坂本龍一さんが亡くなられて、その作曲の一つに前川清さんの「雪列車」(2007年、糸井重里作詞)の歌詞「あたたかいものをください こころもからだも寒すぎるのでどうぞ」を聞いて、まさに、それがお念仏であることに気がついたと。

そこから「称名念仏」が信仰告白の言葉であることについて、善導大師の『観経玄義分』の「無量寿というはこれ法、覚とはこれ人なり 人と法ならべてあらわす ゆえに阿弥陀仏と名づく」を紹介されました。

また、ご自身が信心定まらない時に曽我量深師の「信に死し、願い生きよ」というお話に出会い、今日にあるとして、曽我先生著作の『地上の救主』にある「如来は我なり」「如来我となりて我を救いたまふ」「「如来我となるとは 法蔵菩薩降誕のことなり」につて、お話されました。(レポート・写真:本持喜康〈即應寺門徒〉)