第2組・池田英二郎

公開講座「大谷派における装束の歴史」を開催しました

さる12月10日に難波別院において、教区教化委員会 儀式・法要部主催、2019年度の公開講座を開催しました。

今回は、本山宗務所内事部の山口昭彦師を講師に迎え、「大谷派における装束の歴史」についてのご講義をいただきました。

50名を超す聴講者があり、このテーマへの関心の大きさがうかがわれました。

ご講義では、『仏説阿弥陀経』や『四分律』に説かれる衣(袈裟)の解説に始まり、「安城の御影」に描かれた装束や持ち物からは、親鸞聖人の暮らしぶりや、聖人の活動を支えた人々が読み取れるというお話、さらには『改邪鈔』『蓮如上人御一代記聞書』『今古独語』などの文書に見られる装束の解説がありました。

本願寺派は装束体系を整理し簡素化した一方、大谷派は古い装束体系を今に伝えているがために、複雑でもあるが貴重でもあるといったお話で講義は終わり、引き続いて活発な質疑応答が行われて、閉会となりました。

 

 

12月10日(火)に公開講座「真宗大谷派における装束の歴史」を開催します

2019年12月10日(火)午後5時30分より、難波別院 同朋会館1階講堂において、「真宗大谷派における装束の歴史」についての講座を開催します。(主催は大阪教区教化委員会 儀式・法要部です。)

講師は、本山宗務所内事部の山口昭彦氏です。

大谷派の僧侶が身に付けている法衣・お装束の歴史を中心にお話をいただく予定です。

聴講は無料、申し込みも不要です。僧侶・寺族以外でも、関心のある方はどなたでもご聴講いただけます。お誘い合わせてお越し下さい。

案内チラシ

10月20日 子ども報恩講を開催しました

さる10月20日(日)午後1時より、難波別院を会場に、第50回目となる「子ども報恩講」が開催されました。(難波別院・子ども報恩講実行委員会と大阪教区教化委員会の共催)

午後1時から、本堂で第1部の式典が行われました。
小学生の僧侶10名が出仕しての正信偈 同朋奉讃のお勤めと、おはなしがありました。

午後2時からは、同朋会館講堂に移動して、第2部のアトラクションが行われました。
ブットンくんとあそんだり、大谷大学児童文化研究会の皆さんによる人形劇、おたのしみ抽選会などがあり、約50名が参加して楽しいひとときを過ごしました。

子ども報恩講

呼び掛けのチラシ

 

5月18日「子どもの集い」ご案内

2019年5月18日(土)午後2時から4時まで(1時30分開場)、難波別院の同朋会館1階講堂で「子どもの集い」を開催します(参加費無料/申し込み不要)。

対象は未就学児~中学生(ご家族ご一緒の参加、大歓迎です!)

これは「子ども同朋唱和講習会」講師によるイベントです。大谷派寺院の幼稚園、子ども会などの団体での参加も多いですが、門徒さんであるなしに関わらず、どなたでもご参加いただけます。

《ご家族の皆様へ》

子どもたちとお寺をつなぐ明るい未来のための取り組みとして、難波別院(南御堂)にて毎年「子どものつどい」を開催しています。
お子さん方が、難波別院で遊んでいただくことで、より一層お寺を身近に感じていただければと思います。そして、ほとけさまの教えにも触れていただく大事な機縁となりますよう願っております。ぜひみなさまお誘い合わせのうえご参加ください。

イベント内容

▼ゲーム

▼仏典童話

▼お楽しみ抽選会(ブットンくんも参加します!)

お申し込み・お問い合わせ

お申し込みは不要です。

お問い合わせは、大阪教務所:電話(06-6251-4720/平日9時~17時)まで。

案内(表) 案内(ウラ)

 

 

「声明塾」受講生を募集(6月10日締め切り)

大阪教区准堂衆会では、2019年7月3日開講の「大阪聲明塾」第15期生の受講生を募集しています。

大阪聲明塾は、大谷派の僧侶として必要な声明儀式作法を2年間かけて学んでいく講習会です。

難波別院を会場に、授業は水曜日の午後6時30分から8時30分まで、年間40回行います。

テキスト、受講料等につきましては「入塾ご案内」をご覧下さい。

入塾希望の方は、案内の申込書に必要事項をご記入の上、大阪教務所へお送り下さい。

募集締切は6月10日ですが、定員(20名)になりましたら締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。

入塾案内(1)入塾案内(2)

『高僧和讃』講義録を発刊

大阪教区准堂衆会(吉川知徳会長)では、延塚知道師の講録『高僧和讃 一』を発刊しました。

延塚知道師講義録「高僧和讃一」

当会では2009年から2013年に掛けて、3名の講師を招いて三帖和讃(浄土和讃・高僧和讃・正像末和讃)の講義を会員対象の研修会として開催しました。

延塚先生からは16回にわたって『高僧和讃』の講義をいただきました。

この講義を広く公開するために出版したいと延塚師にお願いしたところ、ご快諾下さった上、ご多忙にもかかわらず原稿の校正と推敲をして下さりました。

全4巻のうち、今回は「高僧和讃 一/龍樹菩薩・天親菩薩・曇鸞大師編」を大阪教区内の全寺院に無償配付させていただきます。

また、若干残部がありますので、一冊1,800円(税込み)で頒布します。

お求めは真宗大谷派大阪教務所(電話06-6251-4720)まで。

 

第二巻以降は順次刊行予定ですので、ご期待下さい。

 

 

第34回 第二組同朋大会のお知らせ

第2組では、「真宗にであう講演と歌曲の集い」と題して、第34回同朋大会を下記の通り開催します。

第2組の寺院以外のご門徒さんや、所属寺院が無い方、他宗教の方でも、どなた様でもご参加いただけます。

事前申し込みは不要です。多数のご参加をお待ちしております。

 

日 時:2019年3月2日(土)午後1時30分~午後4時(午後1時開場)

会 場:難波別院(南御堂)同朋会館1階講堂 / 大阪市中央区久太郎町4-1-11

内 容:1)開会式

2)第1部 歌 曲 / ソプラノ独唱 藤澤 敦子 氏【第16組浄興寺住職】

ピアノ伴奏  外川 千恵子 氏【第26組 蓮行寺坊守】

3)第2部 講 演 / 梶原 敬一 師【姫路医療センター小児科医長/真宗大谷派僧侶】

講 題 「浄土の真宗は証道いま盛なり」

4)閉会式

参加費:1,000円(当日受付にていただきます。参加者には記念品をお渡します。)

※「案内状」が参加申込券となっています。お名前、性別、所属寺院に記入いただき、受付へご提出下さい。

お持ちで無い場合は、受付で用紙をお渡しします。

 

↓↓↓詳細は「案内状」を御覧ください。↓↓↓

案内チラシ (PDF)

登高座作法講習会を開催します(2019年2月15日~21日)

登高座(イメージ)

2019年2月、天満別院を会場に「登高座作法講習会」を開催します。

経導師および式導師として必要な読法・作法の習得を目的とした講習会ですので、この機会に正式な作法の伝授を受けていただければと思います。

 

期  間 2019年2月15日、18日・19日・20日・21日の延べ5日

(16日・17日は休講です。)

会  場 天満別院 (大阪市北区東天満1丁目8-26)

日  程 15日(金) 13時30分受付、14時~20時 開会・読法講習

 18日(月)~20日(水) 14時~20時 作法講習

 21日(木) 13時~18時 伝授考査・閉会

講  師 伝授師:大谷浩之鍵役(信悟院殿)

 教授師:清澤 悟氏(本廟部出仕)

受講資格 「報恩講式及び嘆徳文拝読許可(自坊に限る)」許可済みである大谷派の教師。

※許可済みでない方は、教務所にて手続きを行ってください。

募集人数 30名 ※定員になり次第、締切とさせていただきます。

申込締切 2019年1月11日(金)大阪教務所必着(郵送またはFAXにて)

 案内・申込書は、12月の全寺院に発送していますが、必要な方は大阪教務所へご連絡ください。

案内第1面案内第2面

受 講 料   30,000円(初日に受付にてお納めください。)

願事礼金 10,000円(考査合格後にお納めください。)

持 ち 物 裳附、五条袈裟、差貫、本装束念珠、中啓、間衣、輪袈裟、小念珠、白服

『登高座作法稽古本』(東本願寺出版)、『報恩講式・嘆徳文』(本山蔵版)

印鑑、筆記用具、その他必要なもの

※印鑑は考査合格後、「登高座作法伝授証書授与願」を提出いただく際に必要となります。

そ の 他 考査に合格された方は、登高座作法が申請により許可され、所属する寺院以外においても作法を行うことができます。

 駐車場は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

 詳細や質問等は、大阪教務所(担当:川合)までお問い合わせください。

以 上


 

教区声明講習会

11月15日午後6時30分より、難波別院北広間において、教区声明講習会の3回目の講習が開催されました。

前回(10月11日)と今回は「内陣出仕の心得と諸作法」がテーマで、全員が装束を着け、本堂で講習を行いました。

前回は軽い法要での上﨟出仕を、今回は重い法要での下﨟出仕の作法を学び、草鞋(そうかい)という履物の扱い方や、法要で巡讃をする時の和讃本の扱いに関する作法を、教区准堂衆会会員の講師が受講生に伝えていました。

北広間

本堂内陣

 

 

 

 

 

 

 

教区声明講習会は9月から来年6月まで月1回、全10回の講習があります。

1年間通してのカリキュラムなので、途中入会は受け付けておりません。

次期2019年度の講習は、2019年7月~8月に募集を行う予定です。

 

坂東曲(ばんどうぶし)の練習

11月8日午後7時より、第4組慧光寺(平野区)において、近松暢昭住職(大谷派宗務所本廟部長)に指導をいただきながら坂東曲の練習を行いました。

今年の御正忌報恩講に准堂衆として出仕する6名を含む会員17名が参加しました。


【坂東曲とは】坂東曲は、東本願寺(真宗本廟)において、例年の報恩講や宗祖の御遠忌法要の結願日中に勤められます。

報恩講私記の毎段の後の式間念仏(しきあいねんぶつ)が、坂東曲念仏和讃で勤まるのです。

内陣の調声を受けて、外陣の堂衆と准堂衆の約60名が揃って上体を大きく振りながら力強く声高らかに念仏・和讃を勤めます。大谷派では他に類を見ないダイナミックなお勤めです。

【坂東曲の由来】坂東曲がいつから勤められたのかは不明ですが、東西分派以前の大坂(石山)本願寺時代には勤められていたようです。

西本願寺の第14代寂如上人が元禄2年(1689年)に坂東曲を廃したので、以後は東本願寺でのみ勤められてきました。

親鸞聖人が越後へ流罪となる途中、荒波に揺れる船上でお念仏をされたことに由来するという説が流布していますが、俗説のようです。御堂ではそのような話は聞きません。

坂東曲という名称が示すように、関東の門弟が上洛して勤められたお念仏がルーツで、それを法要に取り入れ様式化されたのではないでしょうか。

【今年の坂東曲】今年も11月28日午前10時からの御正忌報恩講結願日中において、坂東曲が勤まります。全国から集まる出仕の准堂衆は、21日からの報恩講期間中に控室で練習を続け、28日の本番に備えます。

是非御本山に参詣いただき、坂東曲にであっていただきたいと思います。

 

【参考】坂東曲の動画はこちら (※本山の許可を得て、1999年2月13日 大阪教区蓮如上人500回御遠忌イベント「ハートフルハーモニーin大阪城ホール」で披露されたものです。)

 

 

 

第2組報恩講勤行の練習

稱念寺本堂にて

 

第2組では、毎年11月に組の報恩講を執行します。

今年の法要に備えて、11月1日(木)午後6時30分より稱念寺(大阪市天王寺区)において、お勤めの稽古を行いました。

法要で勤まる正信偈真四句目下、念仏讃淘五のお勤めと、内陣の出仕・退出の練習に、若手住職有志7名が出席しました。

今年の第2組報恩講は、11月14日(水)午後5時30分より、即應寺(大阪市阿倍野区)において勤まります。(会費2,000円、要予約/申し込みは11月5日に締め切られています。)

お勤め、法話〔講師:澤田見師(第12組清澤寺住職)〕、お斎(とき)をいただきながら同朋総会を開催する予定です。

教区内別院列座・准堂衆会 合同習礼

10月22日午後6時より 難波別院北広間において、大阪教区内5別院の列座と教区准堂衆会が合同で、報恩講勤行の習礼(練習)を行いました。

本年度の難波別院報恩講で式支配を勤められる猪甘教淳氏(第5組安泉寺住職)の指導の下、16名が参加して本番さながらに「正信偈 句切」や「念仏讃 淘十」、報恩講の「和讃」などのお稽古をしました。

 

 

 

 

 

 

 

列座と准堂衆会および大阪楽僧温雅会も、報恩講のお荘厳を精一杯させていただきます。

報恩講に皆様お誘い合わせてご参詣ください。

 

教区内別院の報恩講の日程は以下の通りです。

【天満別院】10月3日(水)~5日(金)※4日結願逮夜・5日結願日中は、大谷暢裕門首後継者御参修

【難波別院】10月25日(木)~28日(日)

【堺支院】11月10日(土)~12日(月)

【茨木別院】11月14日(水)~16日(金)

【大和大谷別院】11月18日(日)~19日(月)

【八尾別院大信寺】12月5日(水)~7日(金)※7日結願日中は、大谷暢裕門首後継者御参修

詳細は各別院にお尋ねください。

 

「報恩講 子ども出仕」申し込み締め切り迫る!

10月28日(日)午前10時お始めの難波別院報恩講 結願日中法要に、9歳~14歳の僧侶の出仕を募集しています。

出仕が初めてでもご安心下さい。教化委員会のスタッフがサポートします。

裳附・五条袈裟での出仕ですが、衣体等をお持ちでない方は教務所までご相談下さい。

申し込み締め切りは10月19日(金)厳守です。まずは教務所へご一報を!

下の右の画像をクリックすると、申し込み用紙を兼ねたPDFファイルが開けます。(FAX送信による提出可)

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【主催:大阪教区教化委員会 儀式法要部・青少幼年部】

★10月21日(日)おてらにおまいりしてみよう!みんなで遊ぼう★

案内 表面

10月21日(日)午後1時より、子どもたちに「感謝の気持ちを忘れないでほしい」という願いのもと、難波別院(南御堂)にて、今年49回目となる「子ども報恩講」を開催いたします!

【 ”お寺”って何してるとこなのかな〜?  ”お坊さん”ってどんな感じなんだろう? 】

▼実際はどんなところなのかな?お寺をのぞきに来てみてください!
▼忙しい日常を送る毎日に、伝統あるお寺の和の空間のなかでゆっくりと時間を過ごしてみませんか?
▼また、ゆっくりとした時間のあとには、みんなでおもいっきり遊ぼう!騒ごう!楽しもう!

 

【第1部】お寺を感じてみよう!

★ 子ども僧侶によるおつとめもあるよ!
  心静かにきいてみよう!!

★ 大スクリーンで絵を観ながら、

案内 裏面

  仏典童話のよみきかせを聞いてみよう!!

 

【第2部】お寺でおもいっきり遊ぼう!

★ ゆるキャラ「ブットンくん」が登場!
  みんなでゲームをして楽しもう!

★ 大学生のお兄さんお姉さんによる
  本格的な人形劇をたのしもう!

★ ブットンくんと抽選会
  〜たのしい景品が当たるかも!?〜 

などなど!

お子さん方が「お寺」を身近な場所として感じていただき、そしておもいっきり楽しんで遊んで帰っていただける内容をご用意して、「ブットンくん」とお待ちしています!

「このお寺に遊びに来てよかった、このお寺また来てみたい!」と思っていただける機会となれば幸いです!ぜひご家族そろって、遊びに来てみませんか★!!?

日 付 2018年10月21日(日)
時 間 午後1時から3時25分まで
会 場 難波別院(南御堂)本堂に集合!(12:30から受付)
参加費 無 料
予 約 不 要 当日いきなりの参加もお待ちしてます~!

お問い合わせ先   難波別院教務部(なんばべついん きょうむぶ)☎ 06-4708-3275

大阪教務所(おおさかきょうむしょ)☎ 06-6251-4720

 

【共催 難波別院・子ども報恩講実行委員会/大阪教区教化委員会】

2018年度 教区声明講習会 開講しました

2018年9月13日 午後6時30分より、難波別院北広間において、2018年度「教区声明講習会」の開講式と、第1回目の講義が行われました。

開講式では、主催者の教区教化委員会「儀式・法要部」から挨拶を兼ねて開催趣旨を述べ、続いて授業を担当する講師(教区准堂衆会会員)から自己紹介がありました。

引き続き、第1回目の講義が行われました。本日は猪甘教淳氏(第5組安泉寺住職)の担当で、「正信偈真四句目下、念仏讃淘五」のお稽古を行いました。

教区声明講習会

今年度の教区声明講習会には25名の受講申し込みがありました。「報恩講のお勤め」をテーマに来年6月まで月1回、計10回の講義を行います。

なお、今年度の受講申し込みは終了しており、年度途中の受講受付はいたしておりません。