2015年02月

5月19日(火)小出裕章氏公開講座のお知らせ

2015年5月19日(火)午後6時より、御堂会館大ホールにおきまして、小出裕章氏を講師にお迎えして、南御堂シアター 原子力問題を考える公開講座「フクシマの苦難が照らす人の生き方」(主催:真宗大谷派大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」、協賛:同和問題にとりくむ大阪宗教者連絡会議(大宗連))を開催いたします。

一昨年の9月、小出裕章氏を講師として開催した公開講座「誰かを犠牲にする原発 人間として原子力問題を考える」においては、福島第一原発事故による放射能汚染の状況や、たとえ事故がなくても生み出され続ける放射性廃棄物の問題など、原発の危険性や問題点を、科学者の立場からわかりやすくお話しいただきました。今回の公開講座では、「フクシマの苦難が照らす人の生き方」と題して、福島第一原発事故の現状と今後、さらに原発の新規制基準と再稼働の問題等を通して、私たちが今後「人として」どう生きるべきかをお話しいただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

参加無料となっておりますが、事前の申し込みが必要です。5月13日(水)必着にてお申し込みください。お申し込みいただきましたら、後日、入場整理券をお送りいたします。

※申し込みの方法など、詳しくはチラシをご覧ください。

原子力問題を考える公開講座チラシ

寄付金ご協力のお願い

当委員会では、委員会の支援事業・活動に充てる寄付金および、被災地への直接支援に充てる寄付金として、下記のとおり2種類の口座(A・B)を設置し、寄付金を募集しております。

お寄せいただいた寄付金につきましては、それぞれの口座の趣旨に沿って、委員会の活動や被災者支援の取り組みに使用させていただいております。ご支援よろしくお願いいたします。


500円以上の寄付金をいただいた方に、小出裕章氏公開講座の講演録を進呈いたします

誰かを犠牲にする原発2013年9月24日に京都大学原子炉実験所の小出裕章氏を講師に迎えて開催した公開講座「誰かを犠牲にする原発 人間として原子力問題を考える」の講演録を進呈いたします。科学者の立場から原子力の危険性を訴え続ける小出氏からのメッセージが込められています。なぜ原発が危険なのか、わかりやすくまとめられていますので、ぜひご一読ください。

講演録をご希望の方は、寄付金を振り込んでいただいた上で、必ず冊子希望の旨を大阪教務所までご連絡ください(大阪教務所:06-6251-4720)

 

また、5月19日(火)には小出裕章氏を再度講師にお迎えして、「フクシマの苦難が照らす人の生き方」と題して公開講座を開催いたします。この公開講座の会場においても寄付金受付を設け、500円以上の寄付金をいただいた方に、この講演録を進呈する予定です。あわせまして、よろしくお願いいたします。なお、公開講座の詳細につきましては、こちらをご覧ください。


【口座A】委員会が執り行う支援事業・活動に対する寄付金口座

※委員会の事業(福島の子どもたちの保養事業を含む)・活動に使用します。

郵便振替口座 口座番号:00990-6-149636 名義:真宗大谷派大阪教務所

【口座B】原発被災者への直接支援としての寄付金口座

※被災者への飲料水提供など、直接的な被災地支援に使用します。

郵便振替口座 口座番号:00930-1-128058 名義:真宗大谷派大阪教務所

【注意点】

① 教務所へ直接お寄せいただいても結構です。
② お振り込みの場合、振込用紙の控えをもって領収書に代えさせていただきます。なお、振込手数料は、送金額の中でのご負担として支弁させていただきますので、寄付金は差引額となります。
③ 宗派(本山)で募集している「災害救援金募金」については、直接本山の口座へご送金いただくこととなります。ご不明な点は大阪教務所(06-6251-4720)までお問い合わせください。

組門徒会開催されました。

 

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當麻師は、「念佛を称えることが如来の願いを聞くことであり、信心です」と話されました。

2月26日、茨木別院に於いて、第11組門徒会が開かれました。組門徒会員の方々、組内住職・寺族、約30名が出席しました。冒頭、玉井久之組長(遍照寺住職)より〈推進員養成講座について〉〈2015年度御依頼割当について〉ほか、説明・報告がされました。ひきつづき、講師に當麻秀圓師をお迎えし、ご法話をいただきました。師は、「お寺は、ご門徒に支えられ、南無阿弥陀佛の教えで結ばれています」。また、寺院の役割について、「親鸞聖人の顕らかにしてくださった本願念佛の教えを弘める」ことが大切であると話されました。そして、「親鸞聖人が顕らかにしてくださった救いとは」「阿弥陀佛とは」など丁寧なご法話をいただき、貴重な聞法の場となりました。

第21組 人権学習会を開催しました

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2月25日(水)第21組 組人権学習会を堺支院を会場に開催しました

テーマは「障害者虐待防止法について」
講師は堺市障害施策推進課の松本昌幸さんです。

障害者とは何か、虐待とは何かを確認しながら、法律の制定による堺市の取り組みを紹介していただきました。

虐待は早期発見が大切、そういう事象を身近で見聞きした時は、堺市では「虐待防止の相談窓口」に連絡をして欲しいと話されました。

堺市「虐待防止の相談窓口」072-228-3979

寺院・教会名簿を公開しました

真宗大谷派大阪教区の寺院・教会名簿を公開しました

銀杏通信リニューアルに伴い、名簿を一新しました。
メニューの「遇う」→「大阪教区寺院・教会名簿」でご覧いただけます。

大阪教区は大阪府・奈良県・和歌山県全域と兵庫県の一部(旧摂津国地域)から成ります。
それを組(そ)という27のブロックに分けて活動しています。

ここでは、その内、掲載許諾が得られた寺院・教会を掲載しています。

地図も表示できますので、お近くの寺院・教会をお探しになる際などにお使い下さい。

御伝鈔作法講習会を開催しました。

2月16日から19日までの4日間の日程で、御伝鈔作法講習会が開催されました。

『御伝鈔』は、覚如上人が著された親鸞聖人の一代記で、正式には『親鸞聖人伝絵』といいます。

報恩講や御遠忌の法要中、絵の部分を掛け軸にした「絵伝」が内陣の余間に掛けられ、また、外陣において伝記を拝読しますが、拝読には、その作法についての伝授を受けていただくことが望まれます。

今回の講習会は、これから宗祖親鸞聖人750回御遠忌がそれぞれのお寺で勤まっていくこともあり、この機会に御伝鈔拝読の伝授をうけていただける場として、教区准堂衆会が主催しました。

11名が受講し、本山本廟部堂衆一﨟・本多明廣師から読法と作法をご指導いただきました。

最終日の19日には、全員装束を着けて、一人ずつ先生の前で考査に臨みました。

 

(2月17日の講義の様子)

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(2月19日 考査の様子)

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(2月19日 考査後、講評中の様子。)

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第21組 第7回 駅前仏教講座

DSC033762月19日(木)、18時半より堺市総合福祉会館にて、第7回駅前仏教講座が開催されました。

 駅前仏教講座は毎回、仏教の教えを通して現代の課題をテーマに、どなたでも気軽にご参加いただけるよう、市民施設等を会場として行っております。今まで「原発」「被災地」「葬式」「カルト」など様々な問題を取り上げてきました。

 今回は講師に平川宗信さん(中京大学法学部教授)をお迎えし、「憲法」をテーマにお話いただきました。

 本願に立って憲法をどう見ていくのか、本願に立って憲法改正問題にどう対応していくのかなどいろいろと興味深い内容でした。

参加者は90名。寒い中、今回もたくさんの方々が参加して下さいました。

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第21組 「社会問題を考える会」現地学習会 報告

去る1月30日(金)~31(土)日に、「社会問題を考える会」の現地学習会として長崎・佐世保方面に一泊二日の研修旅行に行ってまいりました。

行程は 浦頭引揚記念平和公園~無窮洞~特攻殉国の碑 等のマニアックな旅です。

IMG_2218「浦頭引揚記念平和公園」

太平洋戦争の終結に伴い、海外におられた邦人約629万人が日本に引き揚げました。その引揚港のひとつが、この浦頭。当時の引揚者の過酷な状況、そして祖国の土を踏める喜びが展示品から伝わってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「無窮洞」

戦時中の巨大な防空壕です。素人が掘ったとは思えない程の完成度の高さ。ただ、それを掘ったのが当時の小学生だったという事実。感嘆とともに複雑な気持ちになります。勉強したり、遊んだり、、、という今の当たり前が当時にはなかった現実が、リアルに残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_2236「特攻殉国の碑」

長崎県川棚町の海辺にある、特攻で散っていった若者たちへの鎮魂の碑です。昭和45年、旧海軍の魚雷艇訓練所があったこの地に立てられました。新しい花がたくさん添えられ地元で大切にされていることが伝わってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上のように、太平洋戦争ゆかりの地を巡る今回の研修旅行。基本マニアック路線の旅ですが、だからこそ感じられるものがたくさんありました。個人的には最後の「特攻殉国の碑」に一番グッときました。おそらく70年前に訓練生が見たであろう綺麗な海の風景がそのまま残っており、彼らの思い、願いが聞こえてきそうです。平和の有難さや意味を考えさせられる今回の旅でした。

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今月のことば/新田修己

善人なおもて 往生をとぐ いわんや悪人をや

『歎異抄』(聖典627頁)

今月のことば 煩悩具足のわれらであるとの自覚に立って開かれた浄土真宗は、悪人正機の宗教である。善人であるとか悪人であるとかは、あくまでも相対的価値観の中での評価である。業縁のもよおしによって、わたし達は、時には善人であると持ち上げられたり、また或る時には極悪非道の悪人であると罵られたりもする。まさに毀誉褒貶は縁しだいである。

 私たちはそれぞれの存在の内奥に、他者を蹴落とし、そのいのちを略奪し、自分だけが生きのびようとする恐ろしい煩悩をかかえている。そのために人間でありながら、互いのいのちを無視し傷つけ合いながら生きざるを得ない。しかも、そのことがどんなに罪深いことかも知らず、生活の場が地獄化してしまっている。このような苛酷な現実を生きざるを得ない私たちであるが、決してそこにじっと停まっていることもできない。誰もが地獄のまっただ中で、無意識のうちにそこを抜け出すことのできる道を必死に探
し求めている。

 『歎異抄』は、そんな私たちの存在の闇を照らす遥か彼方にある天空からの一条の光である。青春時代から今に至るまで、座右の書として繰り返し愛読してきた『吉野秀雄歌集』の中に、次の一首がある。

業深き我が身一人のためにこそ
 このよき書は今に殘れか
       (歎異抄を誦みつつ)

 この歌は、吉野秀雄(一九〇二ー一九六七年)が懊悩の人生のなかで、ゆくりなくも出遇った『歎異抄』への溢れんばかりの讃歌である。

 私も年月を重ね、「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」との『歎異抄』の一言を、業深い我が身一人のためであったと、今に至って始めて襟を正してうやうやしく押し戴くことができるようになった。

(新田修己/所出・教化センターリーフレットNo290 2011/7発行)

「教団のしくみ」 三組青年会の学習会

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さる平成27年2月18日(水) 三組正圓寺を会場に三組青年会の学習会「教団のしくみ」について21組・西願寺ご住職・藤原勲師の講義がありました。

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参加者は9名。本山、宗門、教区、組、寺院教会の仕組みや、各議員の選出方法、経常費ご依頼や割当・勧励・常任委員会の仕組み、所長や輪番や各役員の役割について、しっかり勉強しました。

 

 

 

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講義の後の懇親会では、現在の問題点や不透明な部分などついて意見や質問が盛んに交わされ、門徒、自坊、自身のあり方が問われました。

第21組 第二回目の“お寺入門講座”を開催しました

2月16日(月)、組内研修行事“お寺入門講座”を開催しました。

“お寺入門講座”は結婚を縁にお寺に身を置くことになった方や学校を卒業してお寺の法務に携わることになった方など、

あらたに“お寺”に関わることになった寺族を中心にした講座です。

「お寺ってどういうところ?」

「お坊さんってどうやってなるの?」

「住職とか、坊守って何?」など、お寺での生活の中、ふと浮かぶ疑問や質問。

そこで、改めてお寺の基礎的なことを学び直す場として“お寺入門講座”を開設しました。

また、参加者同士の交流の場となることも願っています。

第二回目の昨日は、21組西願寺さんを会所として「お内仏について」をテーマに

西願寺藤原住職を講師に開催いたしました。参加は13名。

日頃の講義などではあらためて聞きにくいことなども聞ける、と好評でした。

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またその後の懇親会も、共通の悩みや相談の場として非常に盛り上がっておりました。P1010890

2月19日 駅前仏教講座開催

2015年2月19日 堺市総合福祉会館5階 大研修室にて駅前仏教講座を開催します。

テーマ 仏教からみる「憲法」 ~阿弥陀仏の本願から憲法を考える~

講師 平川宗信さん(中京大学法学部教授・名古屋大学名誉教授)

日時 2月19日(木)午後6時半~8時半

参加費 無料

聴講券・問合せは 下記ホームページより

http://ekimae.sakai-saiganji.com/ekimae7.html

第7回駅前仏教講座チラシ(表)メール用

門徒会研修講座2

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今年度二回目の組門徒会学習講座が、先日13日午後1時半より、守口文化センター3階研修室にて行われました。前回に引き続き、大谷大学名誉教授の沙加戸弘先生にお話しいただきました。

今年度のテーマは「宗祖親鸞聖人のご生涯」ですが、なかなか宗祖にたどり着きません(笑)。今回は、源平の争乱が全国規模でうちつづいたその末法の世に、法然上人そして親鸞聖人が誕生されたということの意味と時代背景、法然上人のご生涯についてお話いただきました。

次回はいよいよ三回講座の最後、宗祖のご生涯についてお話しいただく予定です。

教区内各組を訪問し意見交換

教区教化体制策定委員会(山口知丈委員長)では、新たな教区教化体制の策定に向けて、昨年12月から教区内各組を訪問し、意見交換を行っている。

教区内各組を訪問し意見交換

minamimido_201501_p10教区教化体制策定委員会の取り組みは、昨年3月に「教区教化体制の見直しのための審議会」から教区教化委員長宛に提出された答申の内容を受け、 「現場が主役」という方針のもと、各組・寺院から直接現場の声を聞くために行っているもの。

意見交換会では、現在同委員会が構想を練っている新教化体制の試案の説明の後に意見交換を行っており、「今、それぞれの寺院が門徒離れで、苦しんでいる状況の中、新しい体制で具体的に何が変わるのか」、「教区の教化委員会が門徒の思いと乖離しているのではないか」、「これまでこういう現場の悩みを聞く場が教区には無かった。これからも継続的に場をもってほしい」など、現場からの率直な声が聞かれている。

今後、同委員会では、聞き取った意見を踏まえて、新教化体制の具体的な策定作業を進め、今年3月を目処として新教化体制案の構築を目指している。

『南御堂』1月号「大阪教区通信」より

2/16~2/19 御伝鈔作法講習会

大阪教区准堂衆会では、難波別院において、2/16~2/19の4日間の日程で御伝鈔作法講習会を開催します。(受講の受付は終了しております。)

この講習会は、御伝鈔拝読の読法と作法を、本山式務部堂衆一﨟・本多明廣先生から伝授をいただくもので、考査に合格すれば、自坊以外でも御伝鈔の拝読が許可されます。

受講が許可された皆様は、初日の2/16は午後3時開講ですので、時間までに受付を済まされて、南広間にお集まり下さい。

 

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