第21組研修旅行(岡山) 1日目

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5月30日(金)~31日(土)、第21組では一泊二日の研修旅行が実施されました。

1日目は昼に堺支院を出発し、岡山県内にある国立のハンセン病療養所、邑久光明園を訪ねました。

【邑久光明園】1909(明治42)年に大阪に設立された外島保養所が、室戸台風により壊滅。代替地に長島が選ばれ、1938(昭和13)年に名称を光明園と改め再興された。

1988(昭和63)年、離島だった長島に隔離からの開放を象徴する橋が架けられました。その「人間回復の橋」と呼ばれている邑久長島大橋を渡り、邑久光明園へ。

 

親や兄弟姉妹と離れ、名前を変え、生きている事、存在すらも消され、生涯療養所の中に閉じこめられ、子どもをつくることは許されず、死んでも故郷の墓に帰れない。

国の誤った政策のため今だに続く偏見・差別。

入所者やその家族は長い間、想像を絶する苦しみに耐えてきたのです。

(「ハンセン病問題のこと正しく知っていますか?」冊子より)

療養所やハンセン病の歴史を展示した資料展示室を見学。知らないことも多く、ハンセン病問題について正しく知り、学習することができました。

見学後、納骨堂でお参りさせていただきました。二度と同じような過ちを繰り返してはならないと改めて感じさせられました。