2015年12月

第7組 同朋大会

12月5日(土)難波別院同朋会館講堂におきまして、毎年恒例の第7組同朋大会が開催され、

組内寺族・門徒に大谷大学大学院生を含め、約70名が参加しました。

多田孝圓組長の挨拶に始まり、組長導師のもと参加者と正信偈を唱和、次に『帰命のこころ』と題し、

大谷大学教授・副学長 水島見一師にご講話を頂きました。

加賀三羽烏の一人といわれた高光大船先生のお孫さんにあたられ、大船先生に育てられたお母さんの

エピソードなどを交えながらのお話に参加者は熱心に聞き入った。

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最後に、西田 普 第7組門徒会長から今大会の御礼と

2016年2月に開催予定の7組門徒会主催による人権研修会

(人権落語の予定)の告知をもって締めくくられました。

第5組 青年会報恩講と座談会

DSC_0723 12月28日に5組の青年会報恩講が、浄恩様にて行われました。作法を教えていたい たり、9人でお勤めさせていただきました。 そのあと、越本達了師の講義座談会で報恩講の意味について話し合いました。       座談は、思い思いを語れるのであらためて大事な事だなと感じました。

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「第9回 大阪教区での春休み☆福島の子どもたちホームステイ」参加者募集のお知らせ

福島の子どもたち・保護者の皆さまへ

「福島の子どもたちに放射能を心配せず自由に遊んでもらいたい」という願いのもと、真宗大谷派大阪教区では「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」が中心となって、これまで8回にわたり春休み・夏休みに大阪教区内の地域へ福島の子どもたちを招待してまいりました。

2016年の春休みにも、下記のとおり福島の皆さまを大阪教区にご招待し、教区内の寺院や門徒宅にホームステイしながらお過ごしいただく計画を立てましたので、ぜひご参加ください。

なお、ホストファミリーによって、受け入れの環境はさまざまです。宿泊場所は必ず提供いたしますが、食事については、ホストファミリーのご事情で、毎食提供できない場合もございます。生活面や日程中の過ごし方の詳細については、事前にホストファミリーから電話連絡していただく機会を設けますので、その際にホストファミリーのご事情を踏まえてご相談ください。また、観光等にかかる費用は、原則ご自身でご負担くださいますようお願いいたします。

  • 期 間  2016年3月25日(金)〜29日(火)4泊5日
  • 対 象  福島の子どもたちとその保護者(定員10家族
    ※ただし、引率の保護者は原則1人とさせていただきます。
  • 参加費  無 料(大阪までの往復交通費を支給いたします)
  • 申込締切 2016年2月24日(水)先着申込順とさせていただきます。

その他、日程や申込方法などの詳細につきましては、添付の募集要項(PDF資料)をご覧ください。

お問い合わせは、真宗大谷派大阪教務所(電話:06-6251-4720 FAX:06-6251-4796 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)まで。

参加者募集要項

お餅・衣類・プルタブのボランティア 一緒にしてみませんか?

お正月にお餅・衣類・プルタブのボランティアを行います。

例年通り、お正月にお備えした鏡餅を集めて「釜ヶ崎炊き出しの会」へ提供します。

また、衣類・食料品・プルタブもあわせて募集しております。

皆様のご協力をお願い致します。

 

募集期間  2016年1月

  • 7日(木)午前10時~午後4時
  • 8日(金)午前10時~正午

集める物

  • ①お餅 形状は問いません。大きなままでも結構です。
  • ② 冬物の服(男性物で、クリーニング(洗濯)済のもの
  • ③  お米などの保存の利く食料品、調味料
  • ④ プルタブ

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集荷方法

上記の期間に同朋会館1階「銀杏の間」又は「大阪教務所」まで直接お持ちいただくか、

宅配便などで大阪教務所宛にお送りください(7日までに必着)。

なお、送料は各自ででご負担ください。

そ の 他  お餅・衣類・プルタブの仕分け作業のボランティアを募集しております。

1月7日(木)午後1時より作業を行いますので、協力いただける方は、当日、会場へお越しください。

ご不明な点がございましたら、大阪教務所(担当:波戸本)までご連絡ください。

第2組組推協「あゆみの会」総会開催

2015年12月20日(日)午後2時から第2組組推協「あゆみの会」総会が法山寺(藤原憲住職)を会処に19名の参加で開催されました。浪花博会長の開会挨拶では、推進員の役割と責務についての一層の努力と邁進を再確認をして、新たなる気持ちでこれからも寺院や門徒会、青年寺族「朋友会」との連携を緊密にしていこうと話をされました。
引き続き組長の藤原住職からは「あゆみの会」の活動に激励をいただき、今後の組の諸事業に一層の力添えを期待すると述べられました。後に事業報告と事業計画案の審議、会計、監査報告のそれぞれが了承されました。
記念法話として「大悲について」という講題で組長の藤原憲住職より、大悲、阿弥陀如来が迷いの凡夫である私たちを救い取ろうという本願、即ち大悲の心であること等について『ジャータカ物語』や『妙好人お園さん』の物語を交えながらのお話しをいただきました。後半はお斎をいただきながら、今後の活動などについて賑やかに楽しく談合し閉会しました。

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映画『小さき声のカノン―選択する人々』上映会のお知らせ

大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」では、2016年2月23日(火)午後5時より、難波別院 同朋会館1階 講堂におきまして、映画『小さき声のカノン―選択する人々』(鎌仲ひとみ監督)の上映会を、下記のとおり開催いたします。

この映画は、『ヒバクシャ―世界の終わりに』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』と、核や原子力に関するドキュメンタリー映画を撮り続けてきた鎌仲ひとみ監督による最新作です。

福島第一原発の事故から4年が経過しようとする中、不安な気持ちを抱えながら生活を送っている福島のお母さんたち。福島に住み続けることを決めたお母さんがいる。一方で福島から移住することを決めたお母さんもいる。そんなお母さんたち一人ひとりの声を丁寧に聞きながら、「子どもたちを被ばくから守る」ために何ができるのかを私たちに問いかける映画となっています。ぜひご覧ください。

映画上映終了後、鎌仲ひとみ監督によるトークを行います。監督のお話を直接うかがうことができる貴重な機会ですので、みなさまのご参加をお待ちしております。

  • 日 時 2016年2月23日(火)午後5時から(開場4時半)
    映画上映2時間、トーク約1時間、午後8時ごろ終了予定
  • 会 場 難波別院 同朋会館1階 講堂(大阪市中央区久太郎町4丁目1番11号)
    大阪市営地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅 13号出口から南へ徒歩1分
  • 入場料 お一人様1,000円(当日受付にてお支払いください)
  • その他 お席は自由席、先着順となっております。また、ご来場には公共交通機関をご利用ください。

※詳しくは添付のチラシ(PDF)をご覧ください。

なお、割引はございませんが、前売り券(一枚1,000円)もご用意しております。ご希望の方がいらっしゃいましたら、大阪教務所(電話:06-6251-4720 メール:osaka@higashihonganji.or.jp)までお問い合わせください。

小さき声のカノンチラシPDF

車椅子を贈呈しました 今回で10台目です

この度、大阪教区寺院関係者からの推薦を受け、ボランティア推進会議で検討の結果、木津川市にあります「地域支援センターいづみ」に車椅子1台を寄贈しました。

ボランティアIMAG0619推進会議では、空缶のプルタブを回収して換金し、車椅子等を購入して様々な施設に贈呈しています。皆様のご協力により、今回10台目の贈呈ができました。1月と6月とにプルタブの回収を予定しておりますので、引き続きご協力のほど何とぞよろしくお願いします。

 

「帰敬式」について共に学ぶ(12月19日)

「帰敬式」テーマに「寺族学習会」を開催

12月19日、茨木別院フリールームにおいて、第11組若手の会主催「寺族学習会」を開催しました。11組(玉井久之組長)では、宗門における「帰敬式実践運動」の推進を踏まえ、組内各寺院のご門徒の一層の帰敬式受式を願い、今回「帰敬式」をテーマに学習会を開催する運びとなりました。

藤井先生に「帰依三宝」と題してご講義を

若手の会代表・小野 朗氏(光得寺住職)の挨拶の後、大阪教区第2組即應寺ご住職、藤井善隆先生に「帰依三宝」と題して約1時間、ご講義をいただきました。

ご講義に先立ち全員で「三帰依文」を唱和しました

ご講義に先立ち全員で「三帰依文」を唱和しました

共に学びを深める場となる

組内住職・寺族10名が参加し、ノートを取るなど熱心に聴講する姿が見受けられました。

藤井先生は、「帰敬式」受式することの大切な意味を熱心にご講義くださいました

藤井先生は、「帰敬式」を受式することの大切な意味を熱心にご講義くださいました

受講後、質問や感想が交わされ、共に学びを深める場となりました。

 

 

 

仏華講習

12/20、大阪教区第8組北摂若院会さんに仏華講習を行いました。初めて参加された方もいらっしゃって、
講師の仏華との違いに感嘆なさっておられました。
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今月のことば/教化センターリーフレット2012/5

無上智慧の尊号をききて
一念もうたがうこころなきを
真実信心というなり

『唯信鈔文意』(聖典549頁)

今月のことば この言葉にある、「無上智慧の尊号」とは、南無阿弥陀仏のことです。「尊号」という場合には、本尊としての名号という意味で、六字の「南無阿弥陀仏」が一般に知られています。

 この南無阿弥陀仏という名号の別名には、「智慧光仏」とあります。何にも比べることのない、智慧のはたらきを「光」として表現されます。光は、闇を破り、闇をなくすものと受け止められがちです。その闇とは、無明ということです。親鸞聖人は、

無明煩悩われらがみにみちみちて、欲もおおく、いかり、はらだちそねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえずと(『一念多念文意』)

と言われます。

 日頃、自分のことは、自分が一番よく知っているし、何でもできるというのが人間の想いです。ですから、欲も、怒りも、腹立ちも、嫉みも自分で何とかできると想っているのです。しかし、知っている、何とかできるというのは想いだけで、それが、闇、無明なのです。

 親鸞聖人は、煩悩多いこの身が、死ぬまで絶えることがないのだと頷かれます。智慧は、その闇を破り、その事実を照らし出すはたらきなのです。

 そういうはたらきを持つ尊号(南無阿弥陀仏)のいわれを聞いて、よくよく我が身に問い尋ねていくこと以外にない。そのことを通して、はじめてこの私は、煩悩の多いこの身であるということから一歩も出られない身であることが知らされるのです。それが、「真実信心」なのです。 親鸞聖人は、

きくというは、本願をききてうたがうこころなきを「聞」というなり。また、きくというは信心をあらわす御のりなり(『一念多念文意』)

と教えてくださいます。

(所出・教化センターリーフレットNo300 2012/5発行)

「継続聞思の会」定例学習会のご報告

さる12月11日、継続聞思の会(大阪教区教学研修院修了者の会)では、難波別院を会場に定例学習会を行いました。

輪読座談風景

真宗入門「歎異抄のこころ」(同朋選書8)を皆さんとご一緒に読み、その後、座談会が行われました。

なお、次回より新たに輪読テキストが変わります。

新テキストは蓬茨祖運先生著作の「『教行信証』の基礎講座」です。まだお持ちでない方は、大阪教務所にお問い合わせ下さい。

1500円(在庫あり)

※次回の定例学習会は 、「2016年1月29日(金) 午後6時~ 難波別院(南御堂)本堂地下研修ホール 南和室」です。

同会では、一人でも多くの修了者の方々にご参加をいただき、ご一緒に聞法の学びを深めさせていただけますことを楽しみにしております。

どうぞ多くの修了者皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

4組 坊守研修会

2015年12月11日に4組・寶圓寺様を会所に組の第2回坊守研修会が開催され、小雨の降る中、11名の参加がありました。

講師に竹中慈祥・教区駐在教導を迎え、『歎異抄』第4章を学習しました。

毎年度、会所持ち回りで3回の坊守研修会を行われており、今年度はもう1回研修会があるとのことです。

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9組 推進養成講座 3回目開催されました

12月12日土曜日
今回も昭徳寺におきまして、21組 以速寺 山雄 竜麿住職を講師にお迎えし、 第3回 9組推進養成講座が行なわれました。

今回は「真宗の荘厳---お仏壇のここが、わからへん!---」と題しましてご教授頂きました。

今回は「真宗の荘厳—お仏壇のここが、わからへん!」と題しましてご教授頂きました。

お荘厳とは厳しく飾ることである。なぜならばお仏壇の扉の中はお浄土「極楽世界」を表したものだからです。

お荘厳とは厳しく飾ることである。なぜならばお仏壇の扉の中はお浄土「極楽世界」を表したものだからです。

七高僧の「天親菩薩」と「曇鸞大師」のお名前を頂いて、聖人は「親鸞」と名乗られました。

七高僧の「天親菩薩」と「曇鸞大師」のお名前を頂いて、聖人は「親鸞」と名乗られました。

「阿弥陀」とは「アンチメーター!」つまり量ることがない「無量」である。

「阿弥陀」とは「アンチメーター!」つまり量ることがない「無量」である。

お仏壇はお寺の本堂が家にやって来た「お内仏」、それこそが先祖代々の千恵なのです。

お仏壇はお寺の本堂が家にやって来た「お内仏」、それこそが先祖代々の知恵なのです。

「打敷」は日常着けるのではなく、特別な日(法要)だけ着けましょう。

「打敷」は日常着けるのではなく、特別な日(法要)だけ着けましょう。

お荘厳は「お供え」ではなく、「お備え」である。

お荘厳は「お供え」ではなく、「お備え」である。

お仏壇は「私」を映し出す「鏡」である。きれいに映し出すには厳しさをもって飾ることが大事である。

お仏壇は「私」を映し出す「鏡」である。きれいに映し出すには厳しさをもって飾ることが大事である。

抗議の中間班別座談会では受講者から「お線香はどうして立ててはいけないのか?」「お仏壇の扉は何時開け閉めするのか?」 などの素朴な質問が出た後、山雄講師は丁寧に解説されました。

講義の中間班別座談会では受講者から「お線香はどうして立ててはいけないのか?」「お仏壇の扉はいつ開け閉めするのか?」
などの素朴な質問が出た後、山雄講師は丁寧に解説されました。

 

 

12組青年会 フィールドワーク

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12組青年会のフィールドワークにて京都伏見日野にある親鸞聖人御生誕の地であります法界寺に行ってきました。

法界寺にあります阿弥陀堂は国宝にも指定され、また堂内に安置されている阿弥陀如来坐像は親鸞聖人が幼少期の頃から変わらずのお姿が残されておりました。

その後近くにあります誕生院へお参りし、黄檗宗万福寺もお参りしてきました。万福寺の本堂の大雄宝殿(だいゆうほうでん)正面には釈迦如来。その両脇には迦葉尊者(かしょうそんじゃ)・阿難尊者(あなんそんじゃ)が安置され、堂内の両端には十八羅漢像が安置されていました。

中でも羅怙羅(らごら)尊者の胸の中には仏様がいました。

 

法界寺での親鸞聖人がお参りなさった阿弥陀如来坐像を見上げていると不思議な時間旅行ができました。

定例学習会

12月14日難波別院同朋会館1階講堂において定例学習会が行われました。一楽 真氏(大谷大学教授)を講師としてお招きし、「法蔵菩薩の願いー四十八願文を読む―」というテーマで講義して頂きました。12月というお忙しい時期にも関わらず約60名の坊守さんが参加されました。講義内容もいつも楽しみなのですが、休憩時間のお茶とお菓子とおしゃべりもみなさん楽しまれているようで、和気あいあいとした会となっています。次回は2月8日、初めての方も是非一度お越しください。CIMG0556