2017年02月

雪が降っても撞くのをやめないッ!

2月中旬に第21組光照寺様におきまして、お餅つき大会が開催されました。当日は雪がちらついてはおりましたが、沢山の子ども達のパワーとつきたてのお餅はやらかくて美味しいー!という笑顔で寒さも忘れて楽しい会となりました。

児童連盟ではもちつきの道具も一式揃っております。子ども会で、もちつきをしたいけど、道具がないし、やり方わからないし…と迷っておられる方は、是非とも児童連盟にご相談ください。ただ、年末年始は都合がつかない場合がございますが、ご了承ください。

『冬の一泊研修』に行ってきました〜

今年の大谷青年会『冬の一泊研修』では、2月の15〜16日にかけて、福井県の【吉崎別院】への参拝と、スキー研修をさせていただきました。

参加者の法務の都合もあり、難波別院を昼過ぎに出発した為、今回は【吉崎別院】の参拝のみとなってしまいましたが、その分を浄土真宗中興の祖である蓮如上人ゆかりの地をじっくりと回る事ができました。

また、有名な《夏の御文》《彼岸会の御文》などの貴重な資料を拝見させていただくことも出来ました。

2日目には朝から『今庄365スキー場』に行き、スキーやスノーボードなどを体験させていただきました。
晴天に恵まれ、また平日という事もあり、人は少なく景色は最高という本当に良い環境で、スキー研修をする事ができました。

今回の参加者は、最近では珍しくウィンタースポーツ未経験の方がほとんどではありましたが、昼食後にはなんとか無事に麓まで滑る事が出来るようになっておりました。

このように大谷青年会では、夏と冬の年二回の一泊研修を実施しており、普段中々行くことの出来ない宗門の関わりの深い場所を訪ねたり、会員で色々な事に挑戦してみたり、また夜には座談会をして、よりお互いの距離が縮まり、気兼ねなく話せる関係を作る事を目的として活動しています。

大谷青年会の活動に興味のある方は、ぜひ参加をよろしくお願いします。

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教区坊守定例学習会

2月14日(火)、難波別院同朋会館1階講堂において定例学習会が開催されました。参加者53名。

一楽 真氏(大谷大学教授)を講師にお招きし、「法蔵菩薩の願い―四十八願文を読む―」という内容でご講義いただき、11回目になります。

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今回は第十八願について詳しく教えていただきました。

講義後の質疑応答では、講義の内容に関する質問だけにとどまらず、最近報道された事件や日常生活の中で坊守方が感じていることのなどの質問もありました。そのお尋ねに対し先生は「真宗門徒としてどうあるべきか」を丁寧に教えてくださいました。

今年度中の学習会は次回で最後になります。坊守・寺族女性の皆さま、予定表をご確認のうえぜひご参加ください。

 

 

真宗の仏事と法事を考える講座

chikamatsu (2)2017年1月30日、教化委員会主催「真宗の仏事と法事を考える講座」が難波別院同朋会館講堂にて開催されました。講師に本山教学研究所事務長・大阪教区第4組慧光寺住職の近松誉 師をおむかえして、「御本尊って何?お内仏って何?」をテーマにご講義いただきました。

なぜ真宗ではお仏壇と言わずにお内仏と称しているのか。日ごろ私たちがお給仕している御本尊・お内仏の意味を分かりやすくご指導いただきました。

参加者の方からは「初めて知った」という声も・・・。

毎日のお給仕、明日から新たな気持ちでお内仏と向き合っていただけるのではないでしょうか。

2月16日(木)に「親鸞聖人に出遇う入門講座」を開催

きたる2月16日(木)午後6時より、「宗祖親鸞聖人に出遇う入門講座~『歎異抄』に聞く~」を難波別院(南御堂)で開催いたします。※主催:継続聞思の会 後援:真宗大谷派難波別院

 

 

同講座は、寺族や御門徒の垣根を越えて、みんなが平らに語り合える「座談会」を中心にした入門講座です。『歎異抄』をテキストとして、親鸞聖人が明らかにされたお念仏の教えを共に学んでおります。初心者の方でも、どなたでもご参加いただけますので、楽しく語り合い、聞き合いながら、お互いの悩みや問いについて語り合ってみませんか?

◆対 象 どなたでもご参加いただけます ※事前申し込みは不要です

(入門講座ですので、是非ご門徒のご参加をお待ちしています)

◆日 時 2月16日(木)午後6時~午後8時まで

◆会 場 難波別院(南御堂)同朋会館講堂

◆参加費 無料です

◆持ち物 『歎異抄』(東本願寺出版:200円 ※会場でお買い求めいただけます)、お念珠、筆記用具など

※これからはじめて『歎異抄』を学ぼうと思われている方や、親鸞聖人についてご関心をお持ちの方、ザックバランに尋ねてみたい方、また一人ではなかなかお聖教が読みづらいという方など、一度、お気軽にご参加してみて下さい。ご一緒にお念仏の教えに我が身を学び、楽しく語り合いましょう。

 

 

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詳しくは、下記のチラシをご参照いただきまして、多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第3回 非戦平和 「親鸞と日本主義」を読む(事前学習会) 

大阪教区教化センター人権研究班では、非戦平和を主テーマとして、学習を重ねております。

 その一環として、今年3 月10 日「親鸞と日本主義」を著された中島岳志氏を迎えて公開講座を開催します。

 それに先立ち下記のとおり公開学習会を開催し、季刊誌『考える人』(新潮社)で連載された「親鸞と日本主義」を基に各研究員が発題し、課題共有をしたいと思います。

第3回 2月 9日(木) 午後6時から8時を予定  「大谷派の場合」

全日程 難波別院 地下 講義室

参加費無料 どなたでも参加できます。

資料は研究班が準備いたします。

研究班ちらし4

雑談からはじめる座談会のススメ

さる1月28日、午後4時から茨木別院フリールームにおいて組会が開かれました。組内の住職・「寺族」11人が出席されました。組会の後、午後5時からは「寺族」研修会が開催されました。今回は、大阪教務所から竹中慈祥駐在教導にお越し願い「雑談からはじめる座談会のススメ」と題し、主旨の説明等を含め、約80分のプログラムを体験しました。その後、場所を移し新年の懇親の場が設けられました。

門徒戸数調査票記入提出の要点と諸注意点を組長説明

組会では、玉井久之組長(遍照寺住職)から第3回門徒戸数調査票(中央門徒戸数調査委員会)の記入と提出について要点と諸注意点の説明がされました。また、推進員養成講座の次年度実施に向けて概要が説明され、出席者からの質問に組長が対応されました。

組門徒会研修会「お茶の間相談室Q&A」活用を予定

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研修会の冒頭、「座談」の心得(ルール)をわかりやすく説明くださいました(正面・竹中駐在教導)

一方、「寺族」研修会では、教区が展開している「同朋の会推進サポート事業」の発起人である竹中駐在教導の指導により、2班に分かれて「座談会」を体験しました。司会者が「お茶の間相談室Q&A」と書かれたA4用紙の表(おもて)面に記載された今回のお題(質問)「お仏壇がきもちわるい?・・・」を読み上げ座談がはじまりました。司会者と参加者のそれぞれの心得(ルール)は数項目のみ、というシンプルな内容でした。2班共に普段、法務において感じていることからはじまり、脱線しつつ、座談会が自由な発言(おしゃべり)の場と化し、会話が弾みました。最後に竹中駐在教導から用紙裏面の答え(一例)が朗読されました。

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肩肘張らず脱線しつつ会話は弾みました(座談会)

 

 

座談後、竹中駐在教導は、映像と資料を交えつつ、御自坊や教区内のお寺の同朋の会でも「お茶の間相談室Q&A」が活用されている実績やその効果について、また「何でも話せるお寺」の見出しで『月刊住職』(㈱興山舎発行)で取り上げられたことなど、具体的にお話しくださいました。

今回の「寺族」研修会での学びを踏まえ、2月20日開催の「組門徒会研修会」ではじめて「座談」形式を取り入れる予定です。

「継続聞思の会」定例学習会のご報告…

さる2月1日、継続聞思の会(大阪教区教学研修院修了者の会)では、難波別院を会場に定例学習会を行いました。

「継続聞思の会」定例学習会輪読風景

※輪読テキストは、蓬茨祖運先生著作の「『教行信証』の基礎講座」です。まだお持ちでない方は、大阪教務所にお問い合わせ下さい。

1500円(在庫あり)

※次回の定例学習会は 、「2017年2月21日(火) 午後6時~ 難波別院(南御堂)本堂地下研修ホール 南和室」です。

同会では、一人でも多くの修了者の方々にご参加をいただき、ご一緒に聞法の学びを深めさせていただけますことを楽しみにしております。

どうぞ多くの修了者皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

動画で立華手順を説明 !

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この度仏華研究会「ちいちの華」では、動画による立華手順を2作品公開いたしました。
お正月用に立てた松の直真と2月の平生立華です、どうご覧ください。



第5組 テープ起こし事業

昨年から行われている一楽先生のテープ起こし事業ですが読み合わせも終わり、いよいよ段落分け等の作業になってきました。

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誤字脱字等のチェックをしながらの作業になります。沢山の方の協力で完成に向かっています。製本まであと少しです。

門徒女性と坊守の集い

2月3日(金)午後1時30分から、難波別院同朋会館1階講堂において、藤原千佳子先生(金沢教区第3下組浄秀寺前坊守)を講師にお招きして、「念仏申す生活」をテーマにお話しいただきました。第1部は坊守さんたちによる、仏教讃歌のミニコンサート。最後から2番目「埴生の宿」は、懐かしくて、一緒に歌っておられる方もいました。第2部は先生のお話。ユーモアを交えつつ、丁寧にやさしい言葉でお話しいただき、今日は寒かったのですが、心がホット温まって帰ることができました。92人の参加がありました。CIMG0607

高岡教区・通信員講習会

高岡教区情報部門「第2回通信員講習会」にホームページ部の久世幹事と一緒に高岡教務所に行ってきました。
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「第2回通信員講習会」ということで、大阪教区・ホームページ部の久世幹事が講義をされました。

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IMG_2674この講義はインターネット回線を使い、ライブ中継をし、ホームページ部実行委員会の方々も大阪からリアルタイムに講義を視聴しました。
富山県から大阪へライブ中継することができましたので、今後はご自宅で御法話をライブ中継で視聴することも夢ではないと感じました。

高岡教区の情報部門の方をはじめ、通信員の方がネット配信されるということで本当に楽しみです。講義では、銀杏通信の歴史や願い、ディスカッションや質疑などもあり真剣に聴聞されていたのが印象的でした。

 
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高岡教務所の方・スタッフの皆様、通信員の皆様には大変お世話になりました。

皆様ありがとうございました。

第21組 社会問題を考える会 研修旅行その2

初日の呉、大和ミュージアムなど、二日目午前中は広島市内に続いて、午後は新幹線と在来線、船を乗り継ぎ大久野島まで足を伸ばしました。

この島は最近メディアでも取り上げられることの多い所で、理由は1000羽を超える野生のうさぎがいるからです。特に海外では有名で、この日も外国人の姿が散見されました。

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もちろん我々は研修なので、目的はうさぎではなく、もう一つのこの島の顔、旧軍の毒ガス製造工場でした。

戦前、毒ガスの研究・製造は最高機密とされ、この島は存在そのものが隠蔽され“地図から消された島”とも呼ばれています。

資源の乏しい日本軍では毒ガスは安価で効果的な兵器として研究が進められ、実戦でも使われていました。研究・製造には巨大な施設も必要で特に発電所は大出力のものが建造されました。

元々、発電所日清戦争時に防衛施設として砲台が築かれた大久野島は毒ガス製造に際して、全島民が強制移住させられ完全に軍管理の島となりました。さほど大きな島ではないので、本土から船で通う軍属もいたようですが、厳しい守秘義務を課されていたのと、戦犯として裁かれることを恐れ、証拠隠滅を徹底したため、長らくこの島は忘れられていました。ウサギの島として有名になったことが、毒ガスの島という歴史を掘り起こしたともいえます。

 

ただ、大久野島の戦争遺跡は保存されず、現状のまま朽ち果てるままになる事が決まっています。形があるものは人の目に触れやすいですが、形を失ったものは人に訴える効力が薄れます。かといって、全てを残すこともできない。後世に歴史を伝えるのは難しい、と感じた今回の研修でした。

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第21組 社会問題を考える会 研修旅行その1

1月30日〜31日と21組社会問題を考える会で、研修旅行を実施しました。
今、継続しているテーマは太平洋戦争。
3年前の東京・靖国神社、2年前の長崎(佐世保)に続いての実施です。

初日は呉で大和ミュージアムなど散策。
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下の写真は人間魚雷「回天」
戦艦大和のように洗練された機能美もなく、造形からも歪さを感じるのは私だけでしょうか。
もっとも不沈と言われた戦艦大和も、想定外とも言える集中攻撃によって海に沈みます。どんなにカッコよく見えても、殺すか殺されるかという殺戮兵器であることを思わずにはいられませんでした。

宿泊は広島市内。
思い切って数人で夜の原爆ドームのライトアップを拝観しました。
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期間限定のライトアップは賛否両論あるそうですが、ただただ、幻想的で綺麗でした。

二日目の午前中、まずは原爆資料館。
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資料館に入ってすぐ右に、ローマ法王 ヨハネパウロ2世の言葉を刻んだモニュメントがありました。
「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命を奪います。戦争は死そのものです。
過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです。
ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否することです。ヒロシマを考えることは、平和に対して責任をとることです。」

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オバマ前大統領の折り鶴です。

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何時来ても、その度に新しい衝撃を感じる場所です。
「戦争は人間のしわざです。」
個人的には、この言葉の重みを感じずにはいられませんでした。

第5組 広島・呉 研修旅行

1月30日から広島・呉方面に一泊二日で研修旅行に当初は11名でしたが、9名で行かせていただきました。

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初日は呉市の大和ミュージアムを見学しました。呉市は軍港で、様々な海軍史を学びました。大和の乗組員が家族に出した手紙など、当時の生々しい資料もたくさんありました。

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ミュージアムの隣には海上自衛隊の資料館もあり、そちらも見学しました。

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2日目は、午前中は宮島へ行き午後からは広島市の原爆ドームを見学しました。

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2日間とも、有意義な研修旅行となりました。