2015年05月

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天満別院 御遠忌法要厳修にあたり稚児募集いたします

申し込希望者は募集要項をご覧ください。
天満別院稚児募集

27組人権学習公開講座開催

5月27日午後7時から9時まで大和大谷別院会館を会場に「27組人権学習公開講座」が開催されました。講師は奈良県立同和問題関係史料センター所長の奥本武裕氏をお迎えし、「浄土真宗の広がりと大和の地域社会 -歴史からみた部落問題と浄土真宗-」と題して講演をいただきました。
最初に「部落問題」の現在の取り組みと課題をお話しいただき、それぞれの地域社会に即して、そもそもどのような問題かということについて改めた考え直すことを勧められました。
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現在の「部落史の見直し」の動向では、近世政治権力創出論の見直し(士農工商の下に「穢多」「非人」⇒武士と百姓・町人のほかに「穢多」「非人」)・超歴史的貧困論の見直し(穢多身分の多くは農業を営み年貢を納めていた)・社会差別の実態(卑賎視・蔑視・忌避・排除)が研究され、教科書の記述が変化してきていることを教えていただきました。
被差別部落と仏教の関係では、全国的には真宗だけではない被差別部落の宗派の状況が資料から読み取れ、真宗優勢地域でも寺院の存在様態に地域差が存在することを示されました。
また、特定の地域において真宗が緊密な結びつきを持つのは、戦国時代に真宗の教線が展開していく中で、被差別民を排除せず、穢れを厭わない真宗の教説を、被差別部落へ活発に布教する門流があり、その「浄」「不浄」を選ばない宗祖の教えが広く受容されていたからであると、理由を示されました。
次回は、江戸時代の寺院をめぐる被差別部落(穢多村)内外の社会的諸関係について講演していただきます。
また、次回講演予定が決まりましたらお知らせいたします。

大阪楽僧 温雅会

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楽僧とは、法要に際し楽を奏し、それにより法要に彩りを加えます。

東本願寺においては、およそ130年前より楽僧制度が始まったと伝えられています。当初より大阪で雅楽に心得のある僧侶が楽僧として本山に出仕していたと記録されております。

大阪楽僧温雅会は、名古屋・金沢楽僧と共に、毎年4月の「春の法要」と11月の「御正忌報恩講」の附楽を3年に一度の当番制で出仕している真宗大谷派本山楽僧です。

本山の法要には、委嘱を受けた楽僧で構成され出仕しております。

現在の活動は、本山の法要以外に大阪の各別院の法要附楽、末寺での法要附楽などを行っております。

大阪楽僧温雅会は、楽僧をして本山出仕の任を常に心得あって、南御堂で毎月楽僧の例会を開き、附楽の研鑽に邁進しております。

 

 

お問い合わせ

真宗大谷派大阪教区   温雅会

〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-11  大阪教務所内

06-6251-4720

11組門徒会研修会開催される

5月27日、茨木別院本堂において、第11組門徒会研修会が開催されました。組門徒会員を中心に組内寺族を含め約50人の出席をいただきました。開P1030568会にあたり第11組門徒会長の戸伏英夫氏より挨拶があり、ひきつづき同朋の会教導の松山正澄師(第19組正受寺前住職)から、同朋会運動などをテーマに約1時間ご法話をいただきました。師の法話に熱心に耳を傾ける出席者の姿が見受けられました。今回の研修会は、大阪教区の指定同朋の会として実施されました。5回程度の開催を予定していて、今回の研修会は、第1回目となりました。研修会終了後、役員会が開かれ、今後の日程や課題等について話し合われました。次回は8月に実施を予定しています。

 

女性のための真宗講座2

先日25日、清澤寺にて、今年度第2回の「女性のための真宗講座」が開催されました。前回に引き続き一楽 真先生に歎異抄をお話いただきました。

子どもの集い

5月23日(土)、御堂会館南5階ホールにて、子どもの集いが開催されました。今回は13時の部、15時の部と2回転で実施されました。

正信偈のお稽古の他に、ゲームをしたり、法話を聞いたり、仏教童話のDVD鑑賞もしました。最後はブットンくんと遊んで盛り上がりました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

子ども同朋唱和講習会では、お寺での子ども会、同朋唱和のお稽古などをお手伝いいたします。お問い合わせは大阪教務所まで。

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27組教化委員会開催

5月25日(月)午後4時から大和大谷別院会館を会場に、27組教化委員会が開催されました。
次年度の行事計画が主な議題で、組同朋大会・組報恩講のための実行委員会の開催や、組門徒会・組推進員協議会の充実を図るべく意見が出されました。
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今年度の行事としては、5月27日午後7時より大和大谷別院にて「27組人権学習公開講座」が奥本武裕氏を講師に迎え開催されます。皆さまのご参加をお待ちしています。

27組巡回法座開催

5月23日(土)午後2時から瀧光寺(瀧谷彰住職)を会場に、大阪教区教化委員会主催の巡回法座が開催されました。
巡回法座は教区内の遠隔地にある寺院を対象に開催される門法会で、27組では毎年奈良県南部の寺院で開かれています。
瀧光寺さんは難波別院から車で約2時間半の吉野郡黒滝村にある過疎限界集落に存在し、門徒戸数は7戸しかありません。巡回法座では全戸から村民全員がお寺に集まって聴聞してくださいます。
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ご住職は今年で83歳。お体を労りながらお寺を坊守さんと二人三脚で守ってくださっています。
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ご住職のご挨拶では、「私も歳を取り、お参りして下さる人も歳を取り、あと何年続けられるかわかりませんが、いのちある限り共に頑張りましょうや。」とおしゃった言葉に頭が下がりました。

小出裕章氏公開講座のご報告

去る5月19日(火)御堂会館大ホールにおきまして、小出裕章氏を講師にお迎えし、原子力問題を考える公開講座「フクシマの苦難が照らす人の生き方」(主催:真宗大谷派大阪教区「原発に依存しない社会の実現を目指す委員会」、協賛:同和問題にとりくむ大阪宗教者連絡会議(大宗連))を開催いたしました。当日は、約450人という非常に多くの方にご参加をいただきました。ありがとうございました。

公開講座においては、福島第一原発の事故当時や4年が経過した現在の状況、事故による放射能汚染の状況、福島で生活を続ける方々の苦難などを通じて、私たちが「人として」今後どう生きるべきかをお話しいただきました。

その中で「原子力は単に危険だということではなく、徹頭徹尾無責任で差別的である」という言葉が非常に印象的でした。都会から遠く離れた過疎地に原発を押し付け、下請け労働者に被ばく労働を押し付け、未来の世代に放射性廃棄物を押し付ける。そういう私たちの生き方が、福島第一原発の事故から問われているのだと、改めて考えさせられました。

小出裕章氏公開講座

なお、前回2013年9月24日に小出裕章氏をお迎えして開催した第1回目の公開講座「誰かを犠牲にする原発 人間として原子力問題を考える」の講演録を作成いたしました。当委員会の活動にご賛同いただき、500円以上のご寄付をいただいた方に進呈しております。詳しくは、こちらをご覧ください。

当委員会では、これからも原子力問題を考える公開講座や、映画上映会などを定期的に実施してまいります。ぜひご参加いただきますよう、お願いいたします。

21組寺族研修取材撮影で大谷祖廟へ。

さる5月20日、21組寺族研修「お寺入門講座」の資料のため、大谷祖廟を取材しました。

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ご門徒様に質問されることの多い大谷祖廟ですが、本山は知っていてもこちらは実際に納骨したことがない、という方が少なくないです。

そこで次回のお寺入門講座で本山・大谷祖廟での納骨を映像を交えて説明するための撮影でした。

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大谷祖廟職員の方には快くご協力いただき充実した取材となりました。

ゆくゆくは何かの映像資料に出来たらと考えています。

見真額に関する公開講座について

 現在、東本願寺御影堂中央欄間には「見真」と書かれた額が掛けられています。これは、1876年に明治天皇より浄土真宗の開祖親鸞聖人に対して「見真大師」という大師号が宣下され、さらに1879年に明治天皇直筆の額すなわち「勅額」が下賜されたことに由ります。wpid-wp-1432273161895.jpeg

 このたび、大師号宣下・勅額下賜の歴史的経緯と、「見真額」から問いかけられている課題について教区の方々と共に学び、今後の宗門を考えていく機縁とするために下記のとおり見真額に関する公開講座を開催いたします。

ご不明な点がございましたら、教務所(担当:波戸本)までご連絡ください。

  1. 場所  難波別院同朋会館 講堂
  2. 日時  2015年5月26日(火)午後5時から
  3. 講師  鶴見 晃 (教学研究所員)
  4. 内容  大師号宣下・勅額下賜の歴史的経緯と、「見真額」から問いかけられている課題について

以上

『「見真額」に関する学習資料集 「大師号」と「勅額」』(真宗大谷派教学研究所)を学習資料とします。
部数に限りがありますので、お持ちの方はご持参願います。

9組 同朋会・門徒会 聞法会

「9組同朋会・門徒会聞法会」が平成27年5月20日に開催されました。
12組清澤寺 澤田 見住職が講師となり、テーマ「親鸞聖人について学ぶ」ということで お話下さいました。
約50人ほどが聴衆しました。門徒 同朋会会員 並びに住職・坊守、会所淨圓寺の婦人会です。
9組の聞法会は 長年続けています。そして今回から新たに澤田先生によるお話の 第1回目でした。先生は親鸞聖人の歴史をただ覚えるということではなく、聖人の人生から浮き彫りにされた真宗の教えに出会うのだと話されたように、私は受け取りました。

声明塾 受講生を募集中

大阪教区准堂衆会では、2015年7月8日開講の「大阪聲明塾」第13期生の受講生を募集しています。

大阪聲明塾は、大谷派の僧侶として必要な声明儀式作法を2年間かけて学んでいく講習会です。

難波別院を会場に、授業は水曜日の午後6時30分から8時30分まで、年間40回行います。

テキスト、受講料等につきましては「入塾案内」をご覧下さい。

入塾希望の方は、案内の申込書に必要事項をご記入の上、大阪教務所へお送り下さい。

募集締切は6月15日ですが、定員(20名)になりましたら締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。

入塾案内・入塾申込書

入塾案内・入塾申込書

 

声明塾の授業風景

声明塾の授業風景①(2014年9月10日/第12期生)

 

声明塾の授業風景②(2008年4月9日模擬法要/第10期生)

声明塾の授業風景②(2008年4月9日模擬法要/第10期生)

第2組聞法会

2015年5月14日(木)午後2時30分から、宗恩寺(大阪市天王寺区)を会所に、今年度2回目となる聞法会が開催されました。

天候が急変して、開催の時間帯は悪天候になりましたが、27名が参加しました。

正信偈のお勤めの後、髙島大史先生(生野区・専光寺)から「自身を深信する」という講題で、最近とみに問題となっている孤独や断絶について、約1時間のお話しをいただきました。

休憩の後、座談会を行いました。日頃感じていることについて、講師の先生からも補足をいただきながら話しているうちに、終了時刻が来てしまい、恩徳讃を斉唱してお開きとなりました。

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次回は6月12日(金)午後2時30分より、新田修巳先生を講師にお迎えして、行圓寺(大阪市西成区)で開催予定です。

 

今月のことば/由上義孝

みなことごとく
如来大悲の恩を報じ
徳を謝すとおもうべきなり

『歎異抄』(聖典635頁)

今月のことば 東日本大震災の後、暫くTV界は一切の広告を控え、AC広告機構の次の詩を流しました。「〜確かに〈こころ〉はだれにも見えないけれれど〈こころづかい〉は見える〜〈思い〉は見えないけれど〈思いやり〉はだれにでも見える〜」(宮澤章二(行為の意味)抜粋)

 映像として前半に電車で老人に席を譲るのを躊躇した青年が、後半では階段で手荷物を持つ老婦人を介添するシーンが流されていました。この映像と詩の放映に、当初全国から讃辞が連続したそうです(「良い詩だ」)。しかし一月以上連続して見せつけられると、今度は批難のメッセージが殺到したらしいです。(「もういい加減にしろ」)。大震災という出来事を前にして、「善き人足れ」というコピーが我々の都合心の裏表を照らし出したと言える現象です。

 「今月のことば」は、〈滅罪の功徳〉を念仏に頼む異義への批判に続く文です。

 念仏を滅罪の道具と考え続ける限り、私の生死の根拠は私の自力のものさしで計れる対象であり、念仏生活はそこへ上手くゴールインする計画道路です。しかしそんな自称の善人・自称の悪人は、罪への眼差しを覆い隠し如来に遇うことを自ら阻害していってるのです。

罪福ふかく信じつつ
 善本修習するひとは
 疑心の善人なるゆえに
 方便化土にとまるなり(正像末和讃)

 我々はどのような生き方をしていても、生殺与奪の現実の中で生き物の命を奪い縁を切り眼を覆って暮し
ています。その事実を気付かされ続けることが、そのまま命の恩徳への出遇いに繋がり続けるのです。

 〜つみをけすまじきにはあらねども、〜つみのおもきほどをしらせんがためなり。(『唯信鈔文意』)

 宗祖はここで「ほど」の表現を用いられます。「こと」なら限定的ですが、「ほど」は無限定・無涯底です。我々の我欲のつみ・都合心の深重は、どれほどの深さ・重さかは解らない。教えに触れるほど、念仏生活に照らされるほど自覚せしめられる。
   
 常にいのちの親の願いに背を向けている我々に「モノノニグルヲオワエトル」「ムカエル」(「摂取」の宗祖の左訓)働きを絶えず懸けて下さる如来大悲のほどに頭が下がり続けるのです。    

(由上義孝/所出・教化センターリーフレットNo293 2011/10発行)

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