第12組・澤田見

第二回ビブリオバトル、今回のチャンプ本はこれ!

獅子吼の会では、先日の例会で、第二回ビブリオバトルを開催しました。今回のエントリーは八名。(第一回の様子はこちら

ビブリオバトルの各出場者のプレゼンの様子です。
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例会参加者全員での投票の結果、第二回のチャンプ本は…
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『ブッダと法然』平岡 聡(新潮新書) 紹介者:澤田 見

に決定!! 澤田が賞金5,000円(図書券)をゲットしました! うれしい(^^)

その他、各会員が紹介した本は以下の通りです(発表順)。

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『生きるとは……阿弥陀さまからの提案』沖野頼信(21組の自己出版本) 紹介者:山雄竜麿

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『人間臨終図巻 1~3巻』山田風太郎(徳間文庫) 紹介者:廣瀬 俊

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『目覚めれば弥陀の懐―小児科医が語る親鸞の教え』駒澤 勝(法蔵館) 紹介者:乙部大信

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『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』片田珠美(朝日新聞出版) 紹介者:難波明則

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『からくり民主主義』高橋秀実(新潮文庫) 紹介者:宮部 渡

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『放送禁止歌』森 達也(解放出版社) 紹介者:平野圭晋

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『GO』金城 一紀(講談社 現在は絶版・角川文庫) 紹介者:稲垣洋信

引き続き獅子吼の会ではビブリオバトルを行っていく予定です。そろそろ次回くらいから、動画を撮ってもいいかなと思っています。またこちらで報告させていただきます!

獅子吼例会

いつも春秋の彼岸は心願寺をお借りして、会員順番に法話実習を行っています。

今回は台風が直撃し、警報が出る中、門徒さんのお参りはなしで、会員だけで廣瀬俊の法話を聴聞いたしました。

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蓮如上人、住蓮・安楽 ゆかりの地へ

さる9月5日~6日、第十二組青年会は、一泊研修旅行を行いました。

初日の5日は、京都鹿ヶ谷の住蓮山安楽寺(浄土宗)へ。このお寺は法然上人の直弟子で、承元の法難で死罪となられた住蓮・安楽の両師を開基とするお寺です。哲学の道から少し北の山に上がったところにあり、閑静なたたずまいのお寺でした。境内には住蓮・安楽、そして後鳥羽上皇の女官であった松虫・鈴虫の御木像、親鸞聖人の御木像と、住蓮・安楽を偲んで当寺に立ちよられた時に残された笠と杖などがありました。

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京都で食事・宿泊後、翌日は江州へ。

渡し船に乗って、日本で唯一の淡水湖に人が住む島「沖島」へ。10分ほどの船旅です。

島にある西福寺(本願寺派)を参拝しました。こちらは蓮如上人御建立。琵琶湖を渡る途中、嵐を避けて沖島に立ちよられた上人は、その地の漁師で、小さな子を残した妻がこの世の未練のため幽霊となって毎晩、さまよい出てきていたのを、お名号を下して済度されたという伝説が残っています。その蓮如上人直筆の六字名号、そして「正信偈」の「 能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃 凡聖逆謗斉回入 如衆水入海一味」の書が残されています。
人口300人弱のこの島は、やはり高齢化が深刻だとご住職がおっしゃっていましたが、こうして蓮如上人以来、お念仏のみ教えを途絶えることなく伝えておられます。島はのんびりとして、空気さえもが、そして流れる時間さえもが違うような気がしました。帰りの渡船の時間まで、漁協で「よそものコロッケ(ブラックバスの白身入り)」をいただきました。

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その後は、こちらも住蓮・安楽の墓所のある近江八幡にある易行寺(本願寺派)を参拝いたしました。ご住職に承元の法難のお話をお聞きしたことです。

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承元の法難については、大阪教区御遠忌サイト「親鸞聖人のご生涯」問いと答え「法然や親鸞はなぜ念仏を称えたくらいで流罪になったのですか。」をご覧ください。

例会でビブリオバトルを開催!

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獅子吼の会では、4/4 例会にてビブリオバトルを開催しました。ビブリオバトルとは、それぞれがみんなに読んでもらいたい本を、ひとり5分間で紹介し、「どの本がいちばん読みたかったか」という観点から、全員で投票して、チャンプ本を決める、というものです。
(くわしいルールなどは、知的書評合戦ビブリオバトル公式サイトをご覧ください)

紹介は会員の中から5人が行いました。

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そののち、例会参加者全員で投票を行いましたところ、乙部大信さんの紹介した本がチャンプ本となりました!

各会員が紹介した本は、以下の通り。

チャンプ本
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『死では終わらない物語について書こうと思う』釈 徹宗(文藝春秋/2015) 紹介者:乙部

『6度目の大絶滅』エリザベス・コルバート(NHK出版/2015) 紹介者:澤田
『すべてが君の足あとだから-人生の道案内-』佐賀枝 夏文(東本願寺出版/2016) 紹介者:三好
『先生はえらい』内田 樹(筑摩書房/2005) 紹介者:平野
『あっ! 命の授業』ゴルゴ松本(廣済堂出版/2015) 紹介者:廣瀬

初めての試みとして行った「ビブリオバトル」ですが、やっていてとても面白く、また法話の研鑽にも役立つものだと思いました。今後も続けていきたいと思います。

また、大阪教区内の他団体との交流試合などもやってみたいと思っています。獅子吼の会に挑戦したいみなさんは、澤田までお問い合わせください!!

12組坊守会学習会

さる2月24日、盛泉寺にて、清澤寺前住職・澤田秀丸氏を講師に、坊守会の学習会が開かれました。

年二回の学習会で、浄土和讃を学んでいます。参加者は坊守8人でした。

三夜連続法話の会、開催中!

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本日、六時より、難波別院講堂にて、昨日に引き続き獅子吼の会主催「三夜連続法話の会」が開かれます。みなさま、ぜひご来聴くださいませ。詳しくは、https://www.icho.gr.jp/events/9740をご覧ください。

三夜連続法話の会、第一夜、終了しました! 本日は、三好泰紹・平野圭晋・山雄竜麿がお話いたしました。たくさんのご来場、ありがとうございます。明日も6時より、難波別院です!

Posted by 獅子吼の会 on 2016年2月24日

今月のことば/教化センターリーフレット2012/7

信心をえたるひとをば 分陀利華(ふんだりけ)とのたまえり

『唯信鈔文意』(聖典556頁)

今月のことば 『仏説観無量寿経』には、「もし念仏する者は、当に知るべし、この人はこれ人中の分陀利華なり」と、説かれています。

 この「分陀利華」とは、梵語のプンダリカの音写で、「白蓮華」のことです。大乗仏教経典の『維摩経』に「高原の陸地(ろくじ)には、蓮華を生ぜず。卑湿(ひしつ)の淤泥(おでい)に、いまし蓮華を生ず」とあるように、蓮華は清らかな水が流れる高原ではなく、ドロドロとした泥沼を生息地としながらも、泥にまみれる(染まる)ことなく、白い清らかな華を咲かせます。

 仏教ではそのことから、現実の娑婆世界に生きがならも、つまり、貪欲・瞋恚・愚痴の煩悩あふれる世界に生きながらも、その世界に染まることなく、捨てることなく、必ず仏となる仏道を歩む存在こそ大切にしています。

 しかし、「卑湿の淤泥」に譬えられ、堪忍土ともいわれるこの娑婆世界で、煩悩にまみれることなく仏道を成就させることは至難の業です。だからこそ、そうした現実社会を生き場所にしている私たち煩悩具足の凡夫を救い、必ず浄土に生まれ仏と成らしめたいと誓われたのが、阿弥陀仏の本願なのです。

 その、ご本願を聞信し、目覚め、頷き、苦悩の現実から逃避することなく、「唯、念仏申す」身と成らせていただくことこそが「念仏者は無碍の一道なり」(『歎異抄』)といわれる所以です。まさに「いのち輝く」世界を賜るのでしょう。

 宗祖親鸞聖人は、『正信偈』に「聞信如来弘誓願 仏言広大勝解者 是人名分陀利華」(如来の弘誓願を聞信すれば、仏、広大勝解念解の者と言えり。この人を分陀利華と名づく『真宗聖典』205頁)と念仏者を讃えられていま
す。

(所出・教化センターリーフレットNo302 2012/7発行)

ホームページ実行委員会

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昨日16時より、ホームページ実行委員会が開催されました。

この「銀杏通信」の運営について、主に話し合いました。「寺院名簿」へ写真や沿革、お知らせなどを掲載できるようにすること、「問いと答え」のさらなる充実、不具合などの確認などです。
また、通信員のみなさま対象の講習会をとりおこなうことも決まりました。
それぞれ、また、詳細がわかり次第、こちらでお知らせしていきます。

「銀杏通信」は外部の手を借りず、すべてこの実行委員の手で、企画し、制作し、運用しています。記事は各組・諸団体から選んでいただいた通信員のみなさまにお書きいただいています。

これからも、どうぞ「銀杏通信」をよろしくお願いいたします。ご要望・ご意見等がありましたら、ぜひお寄せくださいまし。

第十二組門徒会講座・1

1月15日(金)午後1時半より、守口文化センターにて、第十二組門徒会の三回連続講座の第一回目が開かれました。

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ご講師は昨年に引き続き、大谷大学名誉教授・沙加戸弘先生です。昨年は親鸞聖人のご生涯について、お話いただきましたが、今回は「蓮如上人御事跡考-同朋会運動再興」と題し、真宗中興の祖、蓮如上人についてご講義いただきました。

60名の参加があり、ときおり笑いにつつまれながらも、みなさん真剣にご聴聞いただきました。

回転仏華動画をアップしています!

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YouTubeに回転する仏華の動画をアップしました。モミの軒真です。メンバーの松井さんお手製の回転台で、お華が回ります!!

その他、ちいちの華の作品などは、FaceBookページに順次、掲載しています。こちらもぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/Chiichinohana

新年最初のパソコン相談室

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ホームページ委員会では、毎月第二・第四木曜日、難波別院青少年ルームにて、「パソコン相談室」を行っております。

本日は新年最初の相談室。二名の方が相談にみえました。

なにかお困りのことがありましたら、ぜひお越しください

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※来られる場合は、大阪教務所まで電話でご確認ください。前もって相談内容をお知らせいただけると、助かります。

お寺だってIT/Bluetoothってご存知ですか?

お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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Bluetoothってご存知ですか?

今回はBluetooth(ブルートゥース)についてお話しさせて頂きます。これは短距離無線通信技術の一つで、簡単に言うとパソコンや最近流行のスマートフォンと様々な周辺機器をコードではなく、無線でつないでしまおうというシステムです。

Bluetoothでもコードで繋いでいたのと同じように音声やデータをやり取りすることが出来ます。ですから、マウスやキーボードやプリンタをBluetoothの機器にすれば、コードの取り回しの煩わしさから解放されるのです。

以前は赤外通信などを利用していたのですが、通信可能距離が1m程度でした。それに対して、Bluetoothは障害物があっても10m程と距離が伸びています。10mもいらないと言えばそうかもしれませんが、最近の薄型テレビにはパソコンとつなぐ為の端子も付いていますので、PCモニターだけでなく、お茶の間のテレビでもパソコンを利用できるわけです。そうなると、50インチ以上もあるテレビですと、マウスやキーボードを操作するにも何mか離れなくてはならないと思うのです。そんな時、このBluetoothを使えばとても便利なのでした。

また、スマートフォンやタブレットといった物も随分と普及してきました。しかし、なにぶん小さいので操作しづらいですよね。そんな時、Bluetoothのキーボードがあれば打ち込むのも簡単です。お寺での法話や講義を録音したものもBluetoothのヘッドフォンを使えば電車の中でもコードを気にせず聞けます。車の運転中の電話の操作は道路交通法で禁止されていますが、ヘッドセットといういわゆるイヤフォン形式の機器を使えば通話も可能です。Bluetoothを使った機器によって便利なことは沢山ありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

【委員JS】2014/2発行

201402チラシNo.11_ver.1※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。

新年のごあいさつ

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新年あけましておめでとうございます。

今年も、通信員のみなさまのご協力を得て、どんどん教区内の情報を発信していきます!
「銀杏通信」をよろしくお願いいたします。

今月のことば/教化センターリーフレット2012/5

無上智慧の尊号をききて
一念もうたがうこころなきを
真実信心というなり

『唯信鈔文意』(聖典549頁)

今月のことば この言葉にある、「無上智慧の尊号」とは、南無阿弥陀仏のことです。「尊号」という場合には、本尊としての名号という意味で、六字の「南無阿弥陀仏」が一般に知られています。

 この南無阿弥陀仏という名号の別名には、「智慧光仏」とあります。何にも比べることのない、智慧のはたらきを「光」として表現されます。光は、闇を破り、闇をなくすものと受け止められがちです。その闇とは、無明ということです。親鸞聖人は、

無明煩悩われらがみにみちみちて、欲もおおく、いかり、はらだちそねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえずと(『一念多念文意』)

と言われます。

 日頃、自分のことは、自分が一番よく知っているし、何でもできるというのが人間の想いです。ですから、欲も、怒りも、腹立ちも、嫉みも自分で何とかできると想っているのです。しかし、知っている、何とかできるというのは想いだけで、それが、闇、無明なのです。

 親鸞聖人は、煩悩多いこの身が、死ぬまで絶えることがないのだと頷かれます。智慧は、その闇を破り、その事実を照らし出すはたらきなのです。

 そういうはたらきを持つ尊号(南無阿弥陀仏)のいわれを聞いて、よくよく我が身に問い尋ねていくこと以外にない。そのことを通して、はじめてこの私は、煩悩の多いこの身であるということから一歩も出られない身であることが知らされるのです。それが、「真実信心」なのです。 親鸞聖人は、

きくというは、本願をききてうたがうこころなきを「聞」というなり。また、きくというは信心をあらわす御のりなり(『一念多念文意』)

と教えてくださいます。

(所出・教化センターリーフレットNo300 2012/5発行)

お寺だってIT/巧妙なインターネット詐欺 -釣られた後ではもう遅い!!-

お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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巧妙なインターネット詐欺-釣られた後ではもう遅い!!-

今までパソコンの便利な点や注意点を紹介してきましたが、犯罪被害者になる点も見逃してはなりません。私が最近経験した出来事を紹介して、注意を呼びかけたいと思います。それはフィッシング詐欺と言われる事例です。フィッシングとは釣りという意味で、私たちが釣られる側です。

ある日、大手YH社よりメールが来たところから始まります。そのサイトで会員登録をすると買い物、オークション、ゲーム、映画などさまざまなサービスを受けることが出来ます。それら買い物等をした費用を支払うためには、クレジットカードを登録しなければなりません。そういうことを踏まえての今回のメールです。そこにある「更新時期が来たので更新の手続きを行ってください」とアドレスが書いてあるところをクリックすると、いつも見ているようなデザインの画面へ連れて行かれました。個人情報・カード番号・有効期限・パスワードを入力する画面です。

入会してから5年は経っているので、もうそんな時期かと何の疑いもなく、入力しようとしましたが…ちょっと待てよ!「何故パスワードが必要?」と疑問を持ちました。もしやと思いメールの題名を検索サイトで検索させてみると出るわ出るわ、クレジットカードの情報を抜き取る詐欺であることが判明しました。危ないところでした。お酒を飲みながら操作していたら恐らく引っかかっていたでしょう。

つまり、このメールはYH社を偽装したものだったのです。他にもインターネットバンキングという、ネット上で銀行取引が出来るサービスでも同様の詐欺が横行しています。いずれにせよ、変だなと思ったら入力する前に検索サイトで検索するか、予めフィッシング詐欺対策ソフトをインストールしておきましょう。

【委員SM】2014/1発行

201401チラシNo.10_ver.1※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。