第12組・澤田見

12組組会&所長巡回


さる8月7日、天満別院にて、12組通常組会ならびに所長巡回が行われました。

去年の事業報告と決算、今年度の事業予定と予算が審議され、その後所長はじめ教務所、難波別院の5名のみなさんにお越しいただいて、ご報告を聞きました。

その後、相生楼にて懇親会をおこないました。

お寺だってIT/バックアップしていますか?

お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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バックアップしていますか?

高価なパソコンも何時かは壊れる時がきます。それは突然やってくるのです。修理が出来る程度なら助かるのですが、万事休すとなると、せっかくの情報・資料なども帰ってきません。

私もパソコンが壊れることを想定してなくて、大慌てしたことがあります。大切なデーターは手持ちのパソコン一箇所だけでなく、コピーして外付けのハードディスクなどに定期的に保存するように心がけたいものです。バックアップ用のハードディスクを用意すれば、OSの機能や専用ソフトを使っていちいち自分でコピーせずとも勝手にやってくれるようにできますから、煩わしいこともありませんよ。

また、携帯電話やスマートホンといったモバイルは紛失してしまうことがありえます。同時に電話番号やメールアドレスも手元から無くなってしまいます。そんな時の為に電話会社でデーターを保存してくれるサービスがありますから、利用されてはいかがでしょう。(注:会社や機種によってサービスは異なります)

モバイルで日程の管理をしている人は、手帳と併用したり、Googleカレンダーなどのネット上のサービスも利用したりした方が安全かと思います。

それにバックアップをしていれば、パソコンやモバイルを買い換えた時はもちろん、他のパソコンにつないでそのデーターを利用することが出来るようになりますから便利ですよ。

【委員AN】2013/2発行

201302チラシNo.06_ver.3※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。

今月のことば/當麻円純

如来ともうすは 無碍光如来なり

『唯信鈔文意』(聖典547頁)

今月のことば 如来とは、真如(絶対究極の真理)に随って来たり現れた者のことで、仏のことです。『浄土論註』には

如来は法相の如く解り、法相の如く説き、諸仏安穏道より来るが如く、此の仏も亦是の如く来てまた後有の中に去らず、故に如来と名く

とあります。また「無碍(むげ)」とは、妨げのないこと、何ものにもとらわれない、そのままという意味があります。
   
 近年はこれから就職しようと考える若い人たちにとって、たいへん厳しい時代です。少しでも就職先を確保できるようにと、いろいろ資格を取ろうと必死になって頑張っています。まさに資格によって選考から生き残り、そこから自分の人生が始まるとの思いです。

 そのような風潮は選考する者もされる者も、人間のあらゆる価値を資格で計るという孤独な人間を作っていきます。「目の前にいる人間が人間として見えなくなる」ことに慣れっこになります。

 鎌倉時代に生きた「うみかわに、あみをひき、つりをして、世をわたるものも、野やまに、ししをかり、とりをとりて、いのちをつぐともがらも、あきないをもし、田畠をつくりてすぐるひと」(歎異抄)もまさに救われる資格がないと考えて苦しんでいたのです。

 一切の人々を救うという誓いを立てている仏は資格や枠というもので人間を選択しません。本来、深い自己愛を持たざるを得ない人間に「碍(さわ)りは在るけれど、何もさわりがありませんよ、さわりとしませんよ」と働きかけてくださる仏が無碍光如来です。

 「今月のことば」が出てくる『唯信鈔文意』は親鸞聖人の著作で、同じ法然門下の兄弟子である聖覚法印が「念仏の要義」を簡潔に述べた『唯信鈔』に引用されている経文などについて、その意味を聖人が解説されています。

(當麻円純/所出・教化センターリーフレットNo295 2011/12発行)

お寺だってIT/Twitterって何?

お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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Twitterって何?

最近はメールや携帯電話、パソコン等でコミュニケーションをする機会が増えてきました。知り合いの子どもさんはボーイフレンドからの告白もメールでされたそうで、すっかり時代が変わった印象があります。そんな現在のコミュニケーションツールとしてTwitter(ツイッター)が流行っています。

Twitterとは「さえずり・興奮」「無駄話」の意味で、Tweetする事を日本では「つぶやき」と意訳され定着しています。つまり、携帯電話やパソコンを通じて”つぶやく”ためのツールです。Twitterでは140文字以内で”つぶやく”という規定があり、その限られた文字数の中でつぶやくと世界中の誰でもインターネットに接続できる環境があれば見ることが出来ます。

日本の政治家や芸能人、アーティストの方も使用している事、また無料で使用出来ることもあり、日本では月間利用者が2400万人もいるそうです。某携帯会社の社長さんの投稿を読んでいる方も100万人を超えているそうで、メールでもなく、ファックスでもなく、”今の言葉”を見ることができるのも人気の要因となっているようです。

お寺での使い方として「自坊の報恩講なう。門徒の皆様、宜しくお願いします」というつぶやきをしたとします。「なう」とはNOWに変わる言葉で今現在おこなっているという意味になります。つまり「今日はお寺の報恩講があります。門徒の皆様におかれましてはどうぞ宜しくお願いします」と言ったような”つぶやき”です。写真データー等もつぶやきと同様に見ることが出来るために非常に人気が高く、外向き発信に利用するなど140文字という制限がありますが寺院からのつぶやきも今後定着するかもしれません。

【委員MK】2012/11発行

201211チラシver.1※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。

7/1より三夜連続法話の会を開催します

ハガキ_表

7/1より三日間、「三夜連続法話の会」を開催いたします。時間は午後6時より8時まで、場所は南御堂です。みなさまお誘い合わせの上、お越しくださいますようお願いいたします。

詳しくは、
https://www.icho.gr.jp/events/6831
をご覧ください。

12組寺族勉強会

ご門徒さんの減少や核家族化など、寺院を取り巻く現状はますます厳しくなっているように思われます。そのような中、12組では、寺院のかかえる問題を再認識し、共通の課題とするため、寺族勉強会をさる23日、勧正寺にて開催いたしました。参加者は住職、坊守、寺族あわせて16名でした。

ご講師には、大阪教区駐在教導の竹中慈祥氏をお迎えし、お話をいただきました。前年度、大阪教区教化委員会「同朋の会実行委員会」にてお話しいただいた、小谷みどり氏の講義内容のご紹介とともに、現在「同朋の会実行委員会」がすすめている「ご講師なしで、ひとりからはじめられる」同朋会の具体的な内容を教えていただきました。

その後、参加者でフリートークを行ない、問題の共有を深めたことです。

なかなか、これ!というような解決策が出てくるわけはありませんが、こうやって互いにお話しをすることによって、また何か見えてくるものがあるのではないかと思っています。

12組では、このことを共通の課題として、引き続き話し合っていく予定です。

女性のための真宗講座③

第12組女性のための真宗講座の第3回が、先日22日開催されました。前二回同様、大谷大学の一楽真先生に、歎異抄をお話しいただきました。今回は第1章をお話しいただいたことでございます。

講座終了後、坊守会のみなさまとともに、懇親会も行ないました。

次年度も引き続き一楽先生に、歎異抄をご講義いただく予定です。

今月のことば/寺林惇

なごりおしくおもえども
娑婆の縁つきて
ちからなくしておわるときに
かの土へはまいるべきなり

『歎異抄』(聖典630頁)

今月のことば 自分が、生業やいろいろな役目を与えられた境遇で、どのように生きて、いかに死んでいくかは、一人の人間にとって最重要問題です。これをどう解釈するかということで、お釈迦さまは、王位や家族などの世俗的幸せを捨てて出家修行の道を選ばれました。六年間の修行の結果、縁起の道理(因縁果の道理)に目覚めて、正しい智慧を得て仏陀となられました。

 それは、自分はいろいろな境遇に出逢うが、法(まこと)に従って、毎日を思い残すことなく生きて、静かな穏やかな涅槃(仏さまの世界)に生まれるように生きるのだということでした。

 岸上たえさんは「『力なくして終るときに彼の土へ参るべきなり』この度病みて嬉しき御言」(歌集『白い道』在家仏教協力)という短歌をつくっています。力なくしてという言葉の意味は、自分の思いや力でどうにかなる身体(生命)ではありませんということでしょう。死の因縁が整えば(縁がつきれば)、限りある身体(生命)はなくなります。

 私たちは、いろいろな出来事に出遇います。事の原因を外へ外へと求めていく場合を外観といい、内に原
因をたずねるのを内観といいます。自分の死に関して、人はこの世への心がいろいろに動きますが、自分に死が来るのは、自分は死する身だからと観るのが内観です。この時、自分の死に落着きが生まれるのではありませんか。金子大榮先生が「寿命の寿が仏のいのち。死なないいのちである。生命というのは人間のいのち、五十年か百年の一生である」(『月愛』昭和五十年十一月号)と記されています。「かの土へまいって」仏のいのちとなります。阿弥陀さまの本願(まことの心)のお蔭で「地に這ひし身をあざやかに転じたる蝶軽々と彼方に消えぬ」(岸上たえ作)蝶のように地を這う迷いを転じて、かの土へまいれればと、今月の言葉に思う自分です。

(寺林惇/所出・教化センターリーフレットNo294 2011/11発行)

お寺だってIT/SNSって聞いたことありますか

お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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SNSって聞いたことありますか

SNSはソーシャルネットワーキングシステムの略で、“mixi”や“Facebook”のこと、といえば新聞やテレビなどで聞いたことがあると思います。そもそもSNSとは何かといいますと「人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のWebサービス。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは友人の友人といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供する、会員制のサービスのこと」です。

様々なSNSがあるのですが、主にシニア世代の利用が多いのが“アラブの春”で有名になったFacebook。主に広告収入から利益を得ているため、私たちが使う分には無料になっています。FacebookのWebサイトにいって、そこでメールアドレスほか、いくつかの項目を入力すれば登録完了、すぐに利用することができます。

そのままだとなにも起きないので、まずは自分の情報のうちインターネット上(つまり世界中に)公開していいものを入力していきます。ここで入力する情報が多いほど、後々の出会いの機会が増えてきます。そして自分の近況を書いたり、興味のあるFacebookのページをチェックしていきます。すると、関係のありそうな人や分野のページをFacebookが紹介してくれます。そうして見つかった知り合いや興味がある人に一言かけて「友だち」になりましょう。するとその人の近況や共有した情報を見ることができるようになります。

プライベートを知ってもっとその人を身近に感じられたり、遠方の友人であっても近況を知ることができたり、そこからまた別の友だちに広がったり・・・。興味があれば一度利用してみてはいかがでしょうか。ただし、その際にはくれぐれも個人情報の取り扱いにはご注意を!!

【委員HK】2012/9発行

201209チラシver.1
※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。

女性のための真宗講座2

先日25日、清澤寺にて、今年度第2回の「女性のための真宗講座」が開催されました。前回に引き続き一楽 真先生に歎異抄をお話いただきました。

今月のことば/由上義孝

みなことごとく
如来大悲の恩を報じ
徳を謝すとおもうべきなり

『歎異抄』(聖典635頁)

今月のことば 東日本大震災の後、暫くTV界は一切の広告を控え、AC広告機構の次の詩を流しました。「〜確かに〈こころ〉はだれにも見えないけれれど〈こころづかい〉は見える〜〈思い〉は見えないけれど〈思いやり〉はだれにでも見える〜」(宮澤章二(行為の意味)抜粋)

 映像として前半に電車で老人に席を譲るのを躊躇した青年が、後半では階段で手荷物を持つ老婦人を介添するシーンが流されていました。この映像と詩の放映に、当初全国から讃辞が連続したそうです(「良い詩だ」)。しかし一月以上連続して見せつけられると、今度は批難のメッセージが殺到したらしいです。(「もういい加減にしろ」)。大震災という出来事を前にして、「善き人足れ」というコピーが我々の都合心の裏表を照らし出したと言える現象です。

 「今月のことば」は、〈滅罪の功徳〉を念仏に頼む異義への批判に続く文です。

 念仏を滅罪の道具と考え続ける限り、私の生死の根拠は私の自力のものさしで計れる対象であり、念仏生活はそこへ上手くゴールインする計画道路です。しかしそんな自称の善人・自称の悪人は、罪への眼差しを覆い隠し如来に遇うことを自ら阻害していってるのです。

罪福ふかく信じつつ
 善本修習するひとは
 疑心の善人なるゆえに
 方便化土にとまるなり(正像末和讃)

 我々はどのような生き方をしていても、生殺与奪の現実の中で生き物の命を奪い縁を切り眼を覆って暮し
ています。その事実を気付かされ続けることが、そのまま命の恩徳への出遇いに繋がり続けるのです。

 〜つみをけすまじきにはあらねども、〜つみのおもきほどをしらせんがためなり。(『唯信鈔文意』)

 宗祖はここで「ほど」の表現を用いられます。「こと」なら限定的ですが、「ほど」は無限定・無涯底です。我々の我欲のつみ・都合心の深重は、どれほどの深さ・重さかは解らない。教えに触れるほど、念仏生活に照らされるほど自覚せしめられる。
   
 常にいのちの親の願いに背を向けている我々に「モノノニグルヲオワエトル」「ムカエル」(「摂取」の宗祖の左訓)働きを絶えず懸けて下さる如来大悲のほどに頭が下がり続けるのです。    

(由上義孝/所出・教化センターリーフレットNo293 2011/10発行)

お寺だってIT/続・迷惑メールに気をつけて

お寺といえども情報化社会においてはITなんて関係ないなんて言ってられません。正しい知識を身につけて、教化活動に活かしましょう!
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続・迷惑メールに気をつけて

 迷惑メール業者はどうやってあなたのメールアドレスを知るのでしょう? 郵送でくるダイレクトメール同様、迷惑メールも業者が名簿を持っています。

 迷惑メールの送付名簿は色々な方法で作られます。時には「通販会社の顧客情報が流出!」なんてことも(通販会社が売ることも!)あります。インターネットの情報を総ざらえして、メールアドレスを探すこともできますが、もっと簡単な方法があります。適当に数字とアルファベットを組み合わせればメールアドレスの一丁あがり。そのアドレスにメールをしてみて、反応があれば見っけもの、迷惑メールの送付先名簿のできあがりです。ちなみに、この作業自体もパソコンが全自動でやってくれるので、迷惑メール業者は手を動かす必要すらありません。

 「迷惑メールに返信なんかしません」いいですね。でもまだまだ罠があって、例えばメールに載っているリンクをクリックするだけでもアウトです。HTMLメールなら画像が表示されてしまった時点で負け。そのリンクに巧妙に(時にそのまま)あなたのアドレスが埋め込まれています。迷惑メールを開封前に削除する自信がないなら、HTMLメールは表示しない方が良いでしょう。

 ところで、自分が発信人になっている迷惑メールが来たことは無いでしょうか? それは普通の郵便物同様、eメールの差出人も自由に書くことができるからです。ところが、eメールには郵便の消印の様なもの(ヘッダ)があって、どこから発信されて、どこを通ってきたか調べることができます。見た目にはは嘘を書いて誤魔化そうとしていても、ちゃんと読み取ることができるんです。どうしても気になるメールがあるなら詳しい人に聞いてみましょう。

【委員KK】2012/7発行

201207チラシver.1
※「お寺だってIT」は教化委員会ホームページ部が、教区内寺院向けに発行しているものです。

遠松忌法要日帰りバスツアーのご案内

かつて、親鸞聖人のお念仏の教えをいたきつつ、
仲間と共に非戦平等を唱えた僧侶がいました。

大逆事件に学ぶ
遠松忌法要日帰りバスツアーのご案内

「前(さき)を訪(とぶら)う 今、この時代に聞く非戦・平等の願い」

昨年初めて実施し、大変好評のうちに終えることができましたバスツアーを今年も実施います。かつて明治時代、親鸞聖人の教えをその身に受けとめつつ、思いを同じくする仲間たちと共に、非戦平和を唱えた僧侶がいました。それが高木顕明です。

のちに彼らは国家によってえん罪に処せられ、顕明自身はさらに東本願寺から除名されてゆきます。それでも信念にもとづき、信仰に生きようとした彼の行動は時代を超えて我々の心をうつのです。ぜひご参加ください。

開催日:2015年6月20日(土)
講 師:梶原敬一氏(真宗大谷派僧侶・姫路医療センター小児科医長)
講 題:「地獄は一定すみかぞかし」
参加費用:8,000円(定員やく40名)

添付PDFの参加申込書に記入の上、大阪教務所までお渡しください(申し込み締め切り6/5)。日程など詳しくは下記をご覧ください。

2015年05月04日12時03分02秒

組門徒会臨時総会

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組門徒会の役員を決める臨時総会が、さる27日17時より、清澤寺にて開かれました。オブザーバーのご住職方も含めて21名のご参加がありました。新しく会員になってくださった方もたくさんおいでいただきました。

新役員は会長に清澤寺の山本さん、副会長に圓立寺の北田さん、会計に円照寺の平澤さん、会計監査に護念寺の野内さんと勧正寺の福田さんをそれぞれ選出いたしました。

その後、みなさんでお食事をいただき、懇親を深めました。

女性のための真宗講座①

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さる27日14時より、清澤寺にて、12組と組坊守会共催の「女性のための真宗講座-歎異抄に学ぶ」の第一回講座がひらかれました。講師は大谷大学の一楽真先生です。

過去、小野蓮明先生、延塚知道先生と一貫して『歎異抄』を学んできました。今年度より一楽先生が来てくださることとなり、第一回目の今回は『歎異抄』の位置づけや作者、おおまかな内容などをご講義いただきました。

次回より本文を読んでいくことになります。年間三回の講座を予定しています。