第2組・清水拓

あゆみの会第1回例会 開催

 

2024年3月23日(土)午後1時30分から天王寺区の光照寺(墨林浩住職)をお借りして、あゆみの会(第2組組推協)の第1回例会がスタートしました。

事務局・本持の進行で、真宗宗歌で開会、細川克彦会長(佛足寺)が挨拶を行い、続いて上場直裕先生(大阪教区駐在教導)から、講題「濁世を生きる」と題してお話をいただきました。

先生は、蓮如上人と親交のあった一休さんの「正月や、冥途の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」を紹介されながら、世の無常を示されていると。

また、「歎異抄」の「念仏者は無碍の一道なり」(第7章)と言う、親鸞聖人の言葉を引きながら無得について、さまたげがないという意味ではなくて、さまたげを超える念仏者であると説明されました。

最後に、あゆみの会のこうした聞法会も、お彼岸の仏事も、目印(一里塚)。そこで確かめることが必要になります。日ごろの毎日、お念仏をしてくださいと言うお願い事ですが、そういう私を確かめる目印、そこから私と言うものを考えていく、生きていく。それが濁世を生きると言うことではないかと、話してくださいました。(レポート・写真:本持喜康〈即應寺〉)

第2組門徒会総会 開催

 

2024年3月15日(金)午前11時から、第2組門徒会総会が、改選期を迎えて、墨林 浩組長(光照寺住職)の招集で、10名が参加(委任状14名)され開催されました。

真宗宗歌で開会、墨林組長からご挨拶があり、次いで新任の門徒会員に向けた、組門徒会とはについて説明いただきました。議事に入り①2023年の会計報告が事務局の本持からあり、監査報告は委員の浪花博氏(法山寺)が体調不良のため急遽欠席されたので、お諮りした上で、会計報告の署名をもって報告とする承認をいただき、併せて承認されました。引き続き②役員の改選では、事務局提案の役員について、以下の通り承認されました。

会 長 中嶋ひろみ(光照寺) 再任

副会長 吉田 雄彦(法山寺) 再任

同  本持 喜康(即應寺) 再任 会計・事務局兼務

常任委員 浪花 博    (法山寺)  再任

石川 武  (紹隆寺)  再任

教区委員 中嶋ひろみ(光照寺  再任

同   吉田 雄彦(法山寺)  再任

いずれも任期は2024年3月10日~2027年3月9日です

新任の中嶋ひろみ会長の挨拶があり、恩徳讃で閉会。

終了後、お斎をいただきながら、第2組聞法会などについて歓談し、今後の行事に結集することを要請して散会しました。(レポート・写真:即應寺本持 喜康)

あゆみ通信 VOL.180

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第180号(2024年4月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼第2組第39回同朋大会執行

▼能登半島地震被災者支援救援ご寄付のお願い

▼第2組聞法会開講

▼第2組門徒会総会

▼親鸞のことば

▼朋友宮澤さんを悼む(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼第2組第39回同朋大会 武宮先生法話要約 細川 克彦(佛足寺)

▼浄宗寺 寺地移転、新本堂完成

▼大推協公開講座

▼第2組聞法会日程

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あゆみ通信180

第2組第39回同朋大会がひらかれました。

3月2日(土)午後2時から、大阪教区第二組の2024年度最初の行事となる第39回同朋大会が開かれ、難波別院同朋会館に組内の住職や坊守、寺族と門徒67名が一堂に会しました。

進行は、武石由美住職(専行寺)、サポートを岸野龍之住職(稱念寺)の真宗宗歌で開会。 池田英二郎副組長(宗恩寺住職)の調声で、勤行は正信偈草四句目下、同朋奉讃念仏偈を。続いて墨林浩組長(光照寺住職)からご挨拶がありました。

記念講演は、前日まで教区天満別院輪番を勤められた武宮信勝先生(長崎県西海市本照寺住職)から、講題「生きてよし、死して悔いなし」で、御法話をいただきました。

先生は、冒頭、講題について、本願念仏のみ教えをいただいた信心の人の生き様が、まさに「生きてよし、死して悔いなし」と言う生き様を賜るといただいているものですと話されました。そして、『歎異抄』の言葉を引きながら、親鸞聖人の「愚身の信心におきてはかくの如し」(『歎異抄』2章)の愚身の信心について話されました。(法話要旨はあゆみ通信で)

法話の終了後、閉会は中嶋ひろみ門徒会会長からご挨拶があり、恩徳讃を斉唱して散会しました。(レポート・写真:本持喜康〔即應寺〕)

あゆみ通信 VOL.179

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第179号(2024年3月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼安心して人事を尽くす(真城義麿〈前大谷中・高等学
校校長、四国教区善照寺住職)

▼第1回例会ご案内

▼紙上法話 和国の教主③ 親鸞聖人における聖徳太子観 池田勇諦先生。(名古屋別院監修「人生を照らす親鸞の言葉」より)

▼お彼岸に反省すること(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼お悔やみ申し上げます 宮澤典男さん(83歳・即應寺)

▼暁烏敏の聖徳太子讃仰

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あゆみ通信179AA

第39回二組同朋大会が開かれます。

3月2日(土)難波別院 同朋会館一階 講堂にて二組の同朋大会が開かれます。天満別院輪番の武宮信勝氏を講師にお招きし、『生きてよし、死して悔いなし』という講題にてご講演いただきます。

お誘いあわせの上、ふるってご参加ください。

 

あゆみ通信 VOL.178

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第178号(2024年2月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼第2組同朋大会にご参加を

▼第1回例会ご案内

▼紙上法話 あゆみの会総会 藤井善隆先生法話要旨

▼親鸞のことば

▼物忌みをしない(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼紙上法話 あゆみの会総会 藤井善隆先生法話要旨(つづき)

 

 

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あゆみ通信178

あゆみ通信 VOL.177

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第177号(2024年1月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼新年のご挨拶 会長 細川 克彦

▼15年目の総会開催

▼大推協通信 原稿募集 あなたの思いや願いを

▼親鸞のことば

▼あけましておめでとうございます(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼あゆみの会新役員体制

▼大推協通信 真宗本廟奉仕団

 

 

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あゆみ通信177AA

あゆみの会(第2組組推協)総会 開催

 

2023年12月17日(日)午後1時30分から、阿倍野区の即應寺(藤井真隆住職)をお借りして、第2組組推協「あゆみの会」の総会が、第2組組長墨林浩住職(光照寺)、同副組長池田英二郎住職(宗恩寺)を迎えて、推進員14名が参加して開催されました。

くしくも今回は、2008年12月にこの即應寺で第2組にはじめての組推協が誕生して15年と言う記念すべき節目を迎えてのことでした。

事務局・本持の進行で、真宗宗歌斉唱で開会。続いて細川克彦会長(佛足寺)、第2組墨林浩組長からご挨拶をいただいた後、早速議事に入りました。

議事を円滑に進めるために、吉田雄彦副会長(法山寺)から事業報告と事業計画案を一括提案させていただき、承認。併せて第2組の行事予定を墨林組長からご報告いただきました。ついで会計の本持 (即應寺)から会計報告と予算案を、細川孝子監査委員(佛足寺)から監査報告を行い、承認されました。最後に、役員の改選について、参加者の承認を得て事務局案を提示し、承認され、新役員を代表して細川克彦会長(再任)からご挨拶をいただき、議事は終了しました。

休憩の後、即應寺前住職の藤井善隆先生から「真宗門徒の念仏生活」という講題でお話いただきました。藤井先生は、皆さんが共に15年歩み続けていることが何よりも大事なことであると。そして、それはうながし続ける大きな力が働いていることを、聞法と言う形で確認できること。生活の中で聞法が始まるが、それが聞法の中での生活するようになる、と話されました。

そんな私たちが聞法の過程で陥りやすい懈慢界について丁寧に説明されました。

そして最後に、16年目から、皆さんは聞法の座について、自分と言うものを、生活を大事にしてもらいたい。うまいこといかん、思い通りにならん、腹が立つとか、嫌やな、と思うことが大事です。それを抜きにして南無阿弥陀仏ははたらかない。何かのご縁でお念仏の法則は伝わるようになっていますと、話されました。

最後に、恩徳讃を斉唱して、閉会しました。(レポート・写真:本持喜康〈即應寺〉)

あゆみ通信 VOL.176

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第176号(2023年12月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼さあ、総会にご参加を。12/17即應寺で

▼第2組合同報恩講執行

▼親鸞のことば

▼15年のあゆみ(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼戸次先生の法話聞書 細川克彦(佛足寺)

▼お悔やみ申し上げます

 

 

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あゆみ通信176A

第2組報恩講 執行

2023年11月8日(水)午後5時から、阿倍野区の即應寺(藤井真隆住職)を会場に第2組報恩講が開催され、組内の住職や坊守、そして門徒や推進員34名が参加しました。

開会後、正信偈真四句目下、念仏讃淘三、和讃弥陀大悲の誓願を―次第六首、回向願似此功徳を組内の寺族による法中13名とともに全員で勤めました。

続いて戸次公正師(第22組南溟寺住職)より講題「『報恩』とは?-恩に報(むく)いる・恩を報(しら)せるー」としてご法話をいただきました。

先生は冒頭、「恩に報(むく)いる」とは、出遇ったことが縁で、いのちの恩を教えられた。そのことに応えたい…。「恩を報(しら)せる」とは、思いがけず賜った、いのちの恩に驚いたから、誰かに伝えたい、と話された。そして、親鸞聖人から伝えられた大事な教えとして、「教行信証」から、①「聞思して遅慮することなかれ」、②「慶ばしいかな、心を弘誓の仏地に樹て、念を難恩の法海に流す」、③「前(さき)を訪(とぶら)え」について、「教行信証」を紹介されながら話されました。

また、金子大榮先生が紹介した、親鸞聖人の教え、「お念仏は讃嘆であり、懺悔である」についてについて、作家井上ひさし氏の作品「ふふふ」の中の「万引き」という短編を紹介されながら、「お念仏は懺悔」について、話されました。

休憩後懇親会を久しぶりに、講師の先生を迎えて、お斎をいただきながら歓談。そして同朋総会が墨林組長の進行で行われました。事前のアンケートから、概要が報告され、ご住職から寺院の実情と課題が。門徒からは今後の第2組興隆の問題について意見が出され、今後、共に協議していくことを確認し、終了しました。

(レポート:本持喜康【即應寺】)

あゆみ通信 VOL.175

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第175号(2023年11月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼おかげさま 前大谷中・高校校長真城義麿
(「仏教の仏―仏教はじめの一歩ー」東本願寺出版より)

▼あゆみの会総会

▼第2組聞法会「共に学ぶ正信偈」開催

▼親鸞のことば

▼なんでお寺へ?(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼門徒会との合同研修会 松井聰先生の法話聞書 佛足寺 細川克彦

▼大推協公開講座案内

 

 

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あゆみ通信175

第二組 聞法会を開催しました

 

2023年9月27日(水)午後2時より、浪速区の憶想寺(神保朝成住職)を会場に、今年度最後となる第2組聞法会「共に学ぶ正信偈」が、ご講師に新田修巳先生(第4組正業寺)をお迎えして開催されました。例年になく厳しい残暑が続いていましたが、組内の住職、坊守、門徒会、推進員ら33名が参加しました。
先生は何枚もの資料を用意して下さり、人生において最大の課題である生老病死について親鸞聖人はどのように教えてくださっているかということについてお話し下さいました。
先生は25歳頃から人間は死んでいかなければならないという問題が自分自身にとって一番の課題になったと話されました。
そんな頃、先生は友達に会いに行かれる途中立ち寄った書店で、高見順の『詩集死の淵より』を買われ、その中の「帰る旅」という詩が友達と話題になり、詩の中で、死を[我が家に帰る]とも[大地に帰る]とも言われていることについて、先生がどのようにして帰っていくのだろうかと問いかけられたら、友達は本願力によって帰
るのではないかと答え、そのとき先生は本願力によってお浄土に運ばれるとはどういうことだろうかと疑問を持たれたと。
休憩の後、阿弥陀の本願が私たちにどのように手渡されたのかということについて、先生は『教行信証』信巻、本願成就の文より「諸有衆生、その名号を聞きて、信心歓喜せんこと、乃至一念せん。至心に回向せしめたまえり。かの国に生まれんと願ずれば、すなわち往生を得、不退転に住せん。…」(聖典212頁)(先生註:如来がわれわれに対して回向してくださる。「回向」…「欲生我国」。「南無阿弥陀仏」そのものが「欲生我国」という如来の呼びかけである。)と読み上げられ、いろいろお話しくださいました。
最後に、曾我量深師の言葉「信に死し、願に生きよ」にも触れられ、本願は私たちの内に法蔵菩薩となって、私たちと一緒になって共に生き、共に死んでくださると確信していると、力強く話されました。

(レポート:細川克彦〈佛足寺〉)

あゆみ通信 VOL.174

あゆみの会(第二組同朋の会推進員連絡協議会/細川 克彦 会長)の機関誌『あゆみ通信』(編集:本持喜康事務局長)の第174号(2023年10月1日号)が発行されました。

【第1面】

▼聞思ひとつ 三重教区慶法寺 藤井慈等
(「真宗の生活」2013年より)

▼第2組報恩講

▼第2組聞法会が開催

▼親鸞のことば

▼一日の空過(本持編集長の編集後記)

【第2面】

▼廣瀬先生の法話聞書 細川克彦(佛足寺)

▼門徒会と合同研修会

▼大推協公開講座

 

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あゆみ通信174

第2組門徒会&あゆみの会合同研修会 開催

2023年9月8日(金)午後1時30分から、天王寺区の光照寺をお借りして、第2組門徒会並びにあゆみの会(組推協)合同研修会が開催され、門徒会及び推進員11名が参加しました。この聞法会は第2組でのあゆみの会と門徒会の役員が協議して、連携を深めるために行われることになった例年の行事です。

今回の講師は、昨年に続き門真市心願寺住職の松井聡先生です。

真宗宗歌で開会し、中嶋ひろみ門徒会会長と墨林浩組長(光照寺住職)からご挨拶をいただき、引き続き松井先生から「人間成就」という講題でお話をいただきました。

「本当の人間になる?」と言うことは。「この私とはいったい何であるのか」と言うことになりますが、この問いに明確に答えられているのが、観無量寿経にある「王舎城の悲劇」の物語で、お釈迦さまが韋提希夫人に対して言われた「汝はこれ凡夫なり。心想羸劣していまだ天眼を得ず、遠く観ることあたわず。諸仏如来は異の方便ましまして、汝をして見ることを得しめたまう」の言葉です。

そして、その「凡夫」について、道綽禅師や源信僧都、親鸞聖人の「煩悩具足」「極重悪人」「一生造悪」などを引きながら、私たちが生きると言うのは「罪悪深重の身であると言うことを丁寧にお話いただきました。

そして、人間成就の道は、南無阿弥陀仏の教えしかないのですねと話されました。(写真・レポート:本持喜康・即應寺)